レトロゲームとマンガとももクロと

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マンガで学んだ事 まど際にお客さんを座らせる理由と三平クラブ

さっきまでこの店ガラガラだったのに····

Love fish三平クラブ 3 (コミックアルファシリーズ)

なんで?席いっぱい空いてるのに、窓際に座らせられるのだろう?

 

そう思った事はありませんか、どうせなら奥のゆったりした席で、ゆっくりしたいのに···、窓際だとあまりゆっくり出来ないなぁ···と思います。

 

その理由は単純明快です。

窓際に人が居るだけで、お店の安心感が格段に上がるからなんです。

お店の外観や接客よりも、そのお店が人気があるのか、が重要なんですね。

 

でも確かに、窓際にたくさんお客さんがいたら、このお店流行ってるんだなと思いますもんね。それが初めて行くお店なら、尚更ですね。なんでも、この方法を使うのは、個人経営のお店が多いそうです。逆にチェーンのお店だとあまりやらないそうですね。もう既にそのお店のイメージがあるからだそうです。

 

実はですね、自然界でも全く同じ事が起きるんです(*_*)

 

その事を知ったのは、三平クラブと言うマンガ読んでいた時でした。

 

この三平クラブと言うマンガは、釣りキチ三平の、後に発売された作品で、作者本人の自伝的なマンガで、三平君は出てきませんが、あぁこの人は、三平のあのキャラクターのモデルかぁ··なんて釣りキチ三平好きにはたまらない作品です。

 

その中の話で、つけ場漁と言う、不思議な漁を取り上げている話がありました。

 

つけ場漁と言うのは、不思議な漁法で、木の仕掛けで人工の巨大な魚の産卵場所を一時的に作ります。しかしそれだけでは、魚は全く来ません。人間と同じで、人気が無い場所には産卵しに来ないそうです。魚にとって一生の問題ですから、なるべく、たくさんの魚がいる産卵場所を選びます。

 

じゃあどうするのかと言うと、産卵直前の魚をカゴに入れて仕掛けの場所にセットするそうです。人間で言う、窓際に座らせる理由と同じです。

たったそれだけで、魚がワァァァーーーーと来るそうです。

あそこは人気の産卵場所だぞー···と急に人気スポットに早変わりです。

そしてそこに集まった魚を網ですくうのが、つけ場漁です。

 

なので、人間も魚も、結局人気がある場所に自然と集まるんだぁと思います。

 

今回の三平クラブのマンガで学んだ事でした。

三平クラブはマイナーな作品ですが面白いので興味がある方は是非(^O^)