レトロゲームとマンガとももクロと

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殺伐としたドラマやアニメの7·8話が異常に好き

この戦争が終わったら彼女にプロポーズするんだ···

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皆さんは、どんなストーリーのドラマやアニメが好きですか、ラブストーリーですか、それとも刑事物、はたまた青春ストーリーやどろどろのサスペンスでしょうか。しかしどんなジャンルでも話の流れは意外に同じです。

 

その中でも私が特に好きなのは、殺伐としたドラマやアニメですね。

そんな殺伐とした物語を例題にストーリーの流れを当てはめてみましょう。

 

 1~2話目は主人公がその世界にやって来て、この世界で生きて行くぞぉーというその作品のストーリーの目的が、見ている視聴者に伝える回ですね。もう既に画面には不穏な空気が流れています。

 

 3~4話目は周りのサブキャラクターの紹介ですね、ヒロインはどうゆうキャラクターなのかとか、相棒のキャラとの友情とか、仲の悪いライバルの登場とかですね。ここら辺のちょっとした謎が最後のストーリーにつながりますね。

 

 5~6話目は大きな事件が起きます。大きな事件をきっかけに今まで仲の悪かったライバルやヒロインとの関係がいい感じになっていきます。あと重要な人が大抵ここら辺で死にますね。  

 

 そして私が異常に好きな7~8話目ですが、一体何が起こるかというと、一切何にも起こりません!!ただの日常です。夏の話なら海に行くし、冬の話ならクリスマスやバレンタインなど、前の話迄もうメチャクチャ殺伐とした話だったのに、この時だけはみんな仲良くしています。もうホームドラマ並みに平和です···。

 

 私はこれが好きなんです!!もうこのまま終わっても良いくらいの感覚ですね。

今までとても苦い物を食べていた後に、急に甘いものを出されたら、普通よりも一段と甘く感じますからね。もうずっと甘い物だけで良いのに···。

 

 9話~最終回はもう、前回の話が嘘のようにシリアスで、もう今まででの話の中でここが一番苦い場所です。前の話であんなに仲の良かった仲間が、裏切ったり、大事な人が死んだりなどもう苦すぎです。そしてラストに進んで行くと···。

 

 なんでもジェットコースターの怖くさせる方法として、ジェットコースターがコースを登って行く時間を、あえてゆっくり目に入れる事だそうです。ずっと怖がらせるのでは無くあえてゆっくりした時間を入れる、そうする事によって次に来る恐怖が倍増するんです。

 

 そしてその手法が、いつの間にかドラマやアニメの中にも気づかない内に活かされてるんですよね。いきなりガーンと行くのでは無く、7·8話で甘いひとときを一旦挟んでからのガーーーーーーンです。だから印象に深く残るんですね。

 

昔から知らず知らずの内に、私が7·8話を異常に好きなっていた理由も、

実は、ちゃんとした心理学的な理由として利にかなっていたんですね···。

 

確かに最近では、幸せだけを描いたスピンオフ作品も結構有りますからね···。

なんだ···やっぱりみんなそこが好きなんじゃん(^O^)