レトロゲームとマンガとももクロと

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RPGが日本で流行った理由

大人の事情だった··

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今学校の先生が最も怖がっているのは子供···ではなくその親です。

いわゆるモンスターペアレントというやつですね、数年前から突如現れました。

そしてテレビなどで紹介される時に決まって出てくる言葉が、

昔の親はもっとしっかりしていたのに···です。

本当にそうだったのでしょうか···。そんな今回のお話です。

 

昔は大人もファミコン好きだった

 

 ファミコンが発売した頃の主力のゲームは、ほとんどがアクションゲームでした。マリオシリーズやパックマン、アイスクライマーなど、気軽に遊べてパッと終われるゲームばかりでした···。(ゲームは1日1時間の時代)

 

 そんなファミコン全盛の時代には子供が寝静まったら、その後に親がこっそりファミコンをやっていたなんて話も多かったそうです。実は、子供にばれないようにこっそりゲームをしていたんですね···。

(ゲームばっかりやってないで、宿題しなさいと言っていた後にこっそり)

 

 すると問題になるのがゲームの難易度です。子供の頃はせっかく買って貰ったゲームですから、意地でもクリアするまでやります。そのゲームの難易度がどんなにイカれていても、子供は時間がたっぷり有りますからね···。

それこそあの頃は、1つのゲームを延々半年間は遊びましたね。

 

 しかし、大人は違います。時間も無ければ、ゲームのテクニックも有りません(今昔のゲームをやってもほとんどクリア出来ません)。なので「難しくて子供がクリア出来ないぞ(本当は自分)」といった苦情がメーカーに大変多かったそうですね。今のモンスターペアレントみたいな感じですね。

 

 そこに出てきたのが、ドラクエなどのRPG達です。昔のRPGの売り文句は、「誰でも薔薇色の人生を体験出来て、スーパーヒーローに」

「手間暇をかければ絶対にエンディングにたどり着けるゲーム」

といった感じで、苦情を言っていた大人達に向けたキャッチコピーが多かったそうです。

 

 確かに、時間が無くてもRPGにはセーブ機能があるので、ちょっとした時間でも出来ますし、テクニックも使わないので、ゲームの謎解きさえ分かれば誰にでもクリアが出来ます。まさにRPGは大人に向けたゲームだったんですね···。

 

そして今現在では、RPGがゲームの主力になっていると。

まさかRPGにそんな深い歴史が有ったとは···。

 

会社で怒られてばっかりで辛いな···、

ファミコンでドラクエでもやって、スッキリするぞ!!!!!

···今も昔もたいして変わりませんね(^O^)