レトロゲームとマンガとももクロと

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パンクをした自転車に乗って帰ると絶対に後悔する話

だって歩いて帰りたくなかったんだもの

 

皆さんは、今でも自転車に乗っていますか?

 

疲れたくない

汗をかきたくない

そもそも運動したくない

 

こんな感じで、

自転車に乗るのを敬遠してしまいますよね。

 

 

私の場合は

今でも日常的に自転車に乗っています。

 

片道40~50分の距離なら、あえて自転車で行きます。

そんな、今でも乗っている自転車で

最大に地獄をみた、パンクにまつわる昔話です···。

 

 

[何気ないチャレンジからの絶望]

 

中学生の頃は、毎日自転車通学でした。

 

中学校までは、片道15分くらいの距離で

雨の日以外は、毎日自転車で学校に通っていました。

(歩くと30分くらいでした)

 

そんなある日

学校にもう少しの所で

急に自転車の速度が落ちてきました。

 

まるで

「後ろにだれか乗っているんじゃないか」という位の遅さでした。

 

いつもの、倍ぐらいの力でペダルをこがないと

全然進まない、そのくらいの重さだったと思います。

 

 

そして学校に着き

おそるおそるタイヤを調べてみると

完全に、自転車のタイヤがパンクをしていました。

 

タイヤを触るともうスカスカです。

 

「しょうがないなぁ」と思いながらも

「自転車を押して、家に帰るしかないかな」と思って

自分の教室に行きました···。

 

そして、その日の授業も終わり、部活もこなし

「さぁ自転車押して、30分かけて家に帰ろうかな」とも思ったのですが

ここである閃きが舞い降りました。

 

「いや待てよ?」

「倍の力でペダルをこいだら進んだのだから?」

「もしかして、パンクしても乗って帰れるんじゃない」

「よし、試しにこの、自転車に乗って帰ってみよう」となりました。

 

これが、一切進まないのなら、諦めがつくのですが

倍の力で漕ぐことで、進むのですから

「やるっきゃない!!」となった訳ですね。

 

そんなこんなで

生まれて初めて、パンクした自転車に乗り

15分かけて、家に帰ってみる事にしました。

 

不思議と、これがちゃんと進むんです。

 

一定のリズムで、ガタガタとはなるんですが

歩くスピードに比べたらもう、圧倒的に楽ちんです···。

 

そして、無事家に着き

近くの自転車屋さんに、修理しに行きました。

(その時はちゃんと、自転車を押して歩いて行きました)

 

 

そして、お店のおじさんにタイヤを見てもらうと

「あぁこれもうチューブがぼろぼろで駄目だね···」と言われ

帰り道に乗って帰って来たことを告白すると。

 

「え!パンクしてるのに乗ってきたの!!」

「パンクして自転車に乗ると、チューブが破けるんだよ!知らなかったの!!」

と衝撃的な事実を言われました···。

 

 

そこで初めて

「パンクした自転車には絶対に乗ってはいけない」と知りました。

 

おそらく、学校に着いたときの状態は

パンク修理でも直る「小さな穴」でした。

 

しかし、そんな小さな穴の状態でも

自転車に乗って、帰り道をガンガン進んでいけば

小さな穴程度だった物が

もう修理が出来ない程の、「ズタズタの大きな穴」になってしまうんですね···。

 

パンクの修理代だけだったら、500円くらいだったのですが

タイヤのチューブを換えるのに3000円もかかるという

とんでもない大けがになりましたね。

 

 

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あの時、自転車を押してちゃんと歩いて帰っていたら

こんな悲惨な事にはならなかったのに

中学生の頃の3000円は大金ですからね···。

 

今でもたまに、タイヤがパンクをする時がありますが

どんなに自転車屋さんが遠くに有っても

絶対に押して直しに行きます。

 

そして、毎回自転車のパンクを直しに行く度に

今回の思い出がいつもよみがえって来るのでした···。

 

歩いて帰りたくないと思っても

絶対に乗って帰るのは辞めましょう

だって地獄が待っているのだから(*^▽^*)