そう言えば夜中にミシミシ鳴ってたな
マンガを買いに行くと、ついつい沢山買ってしまいます。
大抵マンガを買う時は、全巻一気にまとめ買いをしてしまいます。
(自分の中でマンガのストーリーが完結しないともやもやした気持ちに成るので)
そんな買い方ばかりなので、マンガの置場所にはいつも困っています···。
(今の時代では、コンテナを借りて自分の物をキープする人も多いとか)
そんな、マンガの置場所に困っていた数年前のとある梅雨の時期の出来事です。
友達が引っ越しをするというので、引っ越しの手伝いに行きました。雨の日の引っ越しの手伝い程、厳しい物はないですね。もう足元がびしょびしょに成りながら必死に手伝いました···。
そんなこんなで、雨の中の引っ越しもようやく終わり、新しい部屋で、一息ついていると友達が、「この部屋、前の部屋より広くないから、好きなマンガ持って行っても良いよ」と言ってくれました。
「またどうしても読みたくなったら、新しく文庫タイプで買うから」
「文庫タイプだとスペースも小さく成るから、好きなの持ってても良いよ···」
[引っ越しをする度に荷物がだんだん減っていく]、という言葉もあるくらいで、
新しい生活を始める時は、今までの荷物を極力減らしたくなるそうです。
(家電製品の買い換えが多い理由は、主に引っ越しの時の気分で!が多いとか)
これはラッキー!とばかりに、ガラスの仮面を50冊位貰ってニコニコ顔で家に帰りました···。
しかし、いきなり家に50冊のマンガ本が増える訳ですから、これでは置場所に困ってしまいます。ただでさえ結構ギリギリだったのに···、そこで名案が浮かびました。「そうだ、マンガの棚に無理やり入れて置こう」
「新しいマンガの棚を買う迄の一時的な保管場所として置いておこう···」
私が使っているマンガの棚は、色々な大きさのマンガに合う様に、上のスペースがちょっとだけ空いています。そこの隙間に、まるでテトリスでもやっているかの様に、マンガを綺麗に並べていくと、50冊がぴったり収まりました。
もう本当にぴっちりで、奥の方のマンガは、一旦前のマンガを出さないと取り出せない位で、マンガの棚としての機能は絶望的です··。
そんなこんなで数日がたちました、するとある異変が。
夜中にマンガの棚の方から音がするんです。「ミシミシ、ミシミシ··」っと。
不思議と、晴れている日の夜は鳴りません。雨が降っているときだけまた、
「ミシミシ、ミシミシ···」です。
ある夜、大雨が降りました。もう自分の部屋が凄い湿気で、不快指数100%です···。(自分の部屋にクーラーなんて無かった時代です)
するといきなりマンガの棚が、「メキメキ!メキィィィ!!!」と鳴って、マンガの棚が横にグニャリとへし折れました。その棚は木で出来ていたのですが、まさかマンガの重さでへし折れるとは思いませんでしたね(;_;)
どうやら、既にマンガの重さが、棚の限界を超えていたらしく、プラス梅雨の時期の強烈な湿気を、スペースぴったりのマンガ達が吸いまくりで、その結果遂には木の棚をへし折ってしまったと。晴れている日は一切音が鳴らなかったのは湿気の影響だったのですね···。
その時の経験から、棚にマンガを無理やり入れては、絶対にいけないと学習したのでした。
軽いマンガの本も大量に湿気を吸うと、危険だ!!というお話でした(^O^)