まずは新聞紙とノートを用意してください
小学生の頃から暇が有ればいつもイラストを書いていました。
家の中でも学校の休み時間でも(時には授業中も)ノートの端にいつもイラストをたくさん書いていました。
周りの友達もみんなイラストが好きで書いていました。
しかし友達の中には、イラストでは満足出来なかったのか、
自作の小説を書いていた友達も居ました、そんなお話です···。
あの子頭良かったなぁ~
中学生の頃に、イラストのとても上手い友達が居ました。その友達は学年の中でもトップクラスに頭の良い子で、高校受験の時には一緒に勉強を手伝って貰ってもいました。勉強の仕方を教えてくれるのも相当上手かったです。
(今では、その才能を生かして絵の異様に上手い保育士さんになっています)
その友達の家に行くと、自分の部屋に沢山の推理小説が有ったのを覚えています。友達はかなりの推理小説マニアで、友達おすすめの小説を良く貸してくれて私も良く読ませて貰いました···。
(その友達は父親の影響で推理小説マニアになったとか···)
そんな、借りた本達の中でも特に印象に残っていたのは、色々な作家さんのインタビュー集みたいな雑誌で、推理物、SF、ハードボイルド等の、色々なジャンルの作家さんのインタビューが載っていました。
その中でも特に気になったのは、インタビュー集の中に、[推理小説家に成るための訓練法]がオマケ的な感じで載っていました···。
やり方はこんな感じでした···。
まずはその日の新聞を用意してください。用意したらテレビ欄をチェックします。そこで、「○○をすると激やせ」とか「○○を入れると大変身」等、そのテレビを観ないと結果がわからない番組をなるべく、多くを探します。
番組を探したら、その番組が始まる迄に、その○○の部分を自分で予想して、ノートに書いていきます。
[インスタントラーメンに○○を入れると生麺の食感に]の場合だったら、
「にがりかな?」とか、「砂糖かな?」とか、色々自分の中で推理をします。
それをノートに書いておき、番組を見ながら答え合わせをします。そして、
[答えは重曹でした!!]「あぁハズレた!!でも次は当てよう」を毎日繰り返し行うそうです。番組の最後に大抵また、次週の問題が出ますからね(^^)
何気ないテレビ番組を、毎日の様に答えを推理することによって、自分の中の想像力を鍛えつつ、色々な知識覚えていける、最良の方法なんだそうです。
そして、友達は推理小説家に成りたくて、毎日その訓練方法を行っていたら、
いつの間にか自然と、国語の勉強が得意に成っていったそうです。
(推理訓練のし過ぎで、最終的にテスト問題まで推理出来ていたとか···)
その友達に「いつか、自分の小説書き終わったら読んでね」と中学生の時に言われてから、結構な時間が経ちますね···今でも気長に待ってます。
推理小説家の訓練方法をやりながらね(^O^)