表紙イラストで引っ張ってからの包丁ザックリ
[可愛いイメージの中にある狂気がたまらない]
人間というのは不思議な物で、
興味のない物でもいったん集め始めると、止まらなくなるそうです。
今まで捨てていた紙袋なんかも、いったん集め始めると
もう捨てることは出来ませんよね。
それは物だけとは限らないんです。
ゲームによくあるシステムで、
[図鑑の完成度30%]等の、
自分で図鑑を埋めていくシステムがあります。
これも同じで、
「完成度30%か···別に最後まで埋めなくっても良いかな」ですが、
「あれ完成度50%まで伸びた···う~ん、暇な時でも埋めるかな」と成り、
「完成度99%か~よし、全部埋める迄、絶対に寝ないぞ」なんて、
目標を目の前にぶら下げられると、もう止まりませんよね。
そして今回の紹介するゲーム[ダブルキャスト]こそが、
そんな私に[コンプリートする快感]を教えてくれたのでした。
このダブルキャストですが、
[やるドラシリーズ]の記念すべきトップバッターです。
[やるドラ]とは自分でドラマをヤルです。
つまり、自分が好きな様にドラマのストーリーを決めれるんです。
「私だったらここでヒロインを抱き締めるのに」とか、
「包丁を持った犯人に出会ったら普通は逃げるでしょ」とか、
自分の好きな主人公像が体験できるのが素晴らしい所ですね。
今回のダブルキャストのストーリーは
<主人公が所属する映像研究部のみんなで短編映画を撮影していると、次々とトラブルが起きる様に成り、そのトラブルの原因を探って行くとそこには···>
といった、ストーリーの作品です。
このゲームの凄い所は、[パッケージ詐欺]の所です。
パッケージを見ると大抵の人は[恋愛要素が強め]の作品だと思います。
しかしプレイしてみると、全然雰囲気が違うんです。
(機動戦艦ナデシコのイラストの人ですからね、どうしても萌え要素が強めの作品だと思うじゃないですか、私もそう思ってました。)
しかしプレイしてビックリ。
[実はミステリー要素が、かなり強めの作品]でした。
(しかも結構ハードな暗めのストーリーです)
しかし諦めずに、怖いながらも頑張ってプレイしていると、
知らず知らずの内に、この不気味さが心地よく成って行き、
自然にダブルキャストの世界に引きずりこまれて行き。
そして気づいたら、朝までコントローラーを握って眠っていると···。
ちなみに、このゲームは[エンディング]の種類がそれはもう沢山あります。
[ハッピーエンド]から、
[バットエンド]まで、それはもう沢山有るんです。
そんなエンディング達を埋めていくのが本当に楽しいゲームでしたね。
選ぶ選択によって結末がコロコロ変わる、
そんな一風変わったダブルキャストはいかがでしょうか。
よし、バットエンド全部埋める迄、絶対に寝ないぞ(^O^)
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