感情移入って大事ですね
私は外国の小説を読むのが少し苦手です。
その理由は登場人物に感情移入出来ないからです。
(登場人物の名前も覚えにくいです、ルードヴィヒとか、ギュスターブとか全く覚える事が出来ません)
そんな感情移入って大事だなという今回の話です。
皆さんは[キサラギ]という映画はご存知でしょうか。
出演は
ユースケ·サンタマリア
といった、今では主役級の役者さん達が集結した、
コメディミステリー映画です。
映画のストーリーは
“マイナーアイドルのファンがアイドルの自殺の真相を究明していく···”
といったストーリーで、
舞台版があまりにも好評だったので映画化した作品だそうです。
このキサラギはおすすめ映画の
ランキングの上位に来る位の、名作映画で、今観返していても面白いです。
そんな名作映画のキサラギですが、
最近たまたまレンタルDVDの棚で見かけて、
「一回観たけど、もう一度見直そうかな♪」なんて軽い気持ちで借りました。
そんな久しぶり(5年ぶり位)にキサラギを観た感想は、
「出来る事ならストーリーを頭から消して観たい」そんな感想です。
そして、久しぶりに見直して気づいたんです、
「私の心境の変化によってキサラギが更に面白く成ってる!!」と。
このキサラギに出てくる人は、
みんなマイナーアイドルのファンです。
マイナーアイドルの楽しいはずのオフ会が、
徐々にどんよりとした、不思議なミステリーに成っていく映画です。
私がこのキサラギを初めて観たときは、
面白い[コメディミステリー映画]といった感想でした。
この頃の私は、アイドルファンという物が、
あまり身近な存在では無かったんです。
出てくる映画のキャラクター達には、
あまり感情移入しないでキサラギを観ていたんです。
あくまでも映画としてのキサラギを楽しんでいたんですね。
そして5年ぶりにキサラギを観た感想は、
面白い[アイドルコメディミステリー映画]に変わってました。
この5年という月日が、
私をガチのモノノフ(ももクロファン)に変えていたんです。
そんなモノノフの私がキサラギを観るとどうなるか。
[もう最高に面白い]まるで、前回観た時とは全く違う映画なんです。
「このちょっとした動きが、最高に奥深いなぁ」なんて感じです。
(今まで気付かなかった事に、モノノフに成った今なら気付けます。)
そんな時に、
「あぁ映画の記憶を消して、まっさらな状態でキサラギを観たかったな···」
と思うのでした···。
アイドルファンじゃ無くても楽しんで観れる
アイドルファンが観るともっと楽しんで観れる
そんな素晴らしい映画キサラギの話でした。
ちなみに塚地さんがガチのモノノフになる前の作品です(^O^)
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