レトロゲームとマンガとももクロと

レトロゲームとマンガとももクロと

こち亀は虫眼鏡を持って読むべき!?

趣味の鬼と言われるだけの事はありますね

f:id:retogenofu:20150127145204g:plain

 

皆さんも、

毎日の様にこち亀を読み返している真っ只中だと思いますが、

そんな、大人気マンガのこち亀

意外と知らない通な楽しみ方をご存知ですが?

それは、[こち亀を読む時は虫眼鏡を持って読むべき]です。

 

初めて私がこの事を聞いたのはだいたい3~4年前位だったでしょうか。

友達から夜中に急にメールが来まして、

「虫眼鏡を持ってこち亀を見てたら、楽し過ぎて3時間経ってた」

なんて、常軌を逸したメールが来たんです。

 

もともと変わった友達でしたが、

そんなメールだけでは全く意味が分からないので、

電話でメールの意味を直接聞いてみることにしたんです。

「あのメールどういう意味?」と、

すると、こち亀メールの意味を教えてくれました。

 

なんでも家族で東京に旅行に行ったそうで、

なら東京の写真を記念にたくさん撮ろうと成ったそうです。

そして、東京旅行を充分満喫して帰ってきました。

そんな楽しい旅行から帰ってきて、

たくさんの写真を確認している時に思ったそうです。

「なんかこち亀両さんが今にも出てきそう場面だな」と。

 

こち亀にはただ街をブラブラするだけの話が数多くあります。

ただ銀座をブラブラしたり

ただ葛飾区をブラブラしたり

ただ花屋敷をブラブラしたりと、まるで観光旅行案内の様な話が多いんです。

(両さんの思い出話を絡めながらゆったりと進んでいきます)

 

そんな時にたまたま自分の撮った写真の風景が、

こち亀の街をブラブラする時の

タイトルの風景とほぼ同じ構図で写っていたらしく、

写真とこち亀を交互に虫眼鏡でみながら

その街並みの再現性の高さにビックリしたそうです。

(建物の扉や窓の数、店員さんの服装まで全く同じだったそうです。月日の流れで無くなっている建物も多く、写真の下半分はほぼマンガと同じなのに、上半分は真新しい違う建物で、そこも面白かったとか。後に私もその写真を見せて貰いましたが、本当にマンガとそっくりでビックリしましたね。)

 

なんでも作者の秋本先生は、正確にマンガを描くのが好きな様で、

バイク等のイラストを描くときは

各パーツの本数まできっちり描き上げるそうです。

なので、バイクマニアの方が読んだ時に本当に驚くそうです。

(昔のこち亀には各ジャンルの博士がいまして、ただバイクを語るだけのシーンやただ模型を語るだけのシーンが何度も出てきていました。)

 

時にはお城マニアがビックリ

時には家電マニアがビックリ

時には模型マニアがビックリ

そんな見逃しがちな背景ですら、本気で描いてるこち亀なのでした···。

 

ちなみに作者の秋本先生の趣味は[取材]だそうです

取材をした情報を正確にマンガに描くのが幸せなんだそうです。

実は、おおざっぱな両さんとは真逆の性格だったんですね···。

 

最初はこち亀のハチャメチャなストーリーを楽しむ

次は虫眼鏡を持って精密な背景を楽しむ

そして、気付いたら私も二時間位経っていた···。

そんな、一度で二回楽しめる素晴らしいマンガこち亀の話でした(^O^)

 

 

スターやコメント、ブックマークを付けて貰えると

やる気に繋がります、どうぞお気楽に(^^)