趣味の鬼と言われるだけの事はありますね
皆さんも、
毎日の様にこち亀を読み返している真っ只中だと思いますが、
そんな、大人気マンガのこち亀の
意外と知らない通な楽しみ方をご存知ですが?
それは、[こち亀を読む時は虫眼鏡を持って読むべき]です。
初めて私がこの事を聞いたのはだいたい3~4年前位だったでしょうか。
友達から夜中に急にメールが来まして、
「虫眼鏡を持ってこち亀を見てたら、楽し過ぎて3時間経ってた」
なんて、常軌を逸したメールが来たんです。
もともと変わった友達でしたが、
そんなメールだけでは全く意味が分からないので、
電話でメールの意味を直接聞いてみることにしたんです。
「あのメールどういう意味?」と、
すると、こち亀メールの意味を教えてくれました。
なんでも家族で東京に旅行に行ったそうで、
なら東京の写真を記念にたくさん撮ろうと成ったそうです。
そして、東京旅行を充分満喫して帰ってきました。
そんな楽しい旅行から帰ってきて、
たくさんの写真を確認している時に思ったそうです。
こち亀にはただ街をブラブラするだけの話が数多くあります。
ただ銀座をブラブラしたり
ただ葛飾区をブラブラしたり
ただ花屋敷をブラブラしたりと、まるで観光旅行案内の様な話が多いんです。
(両さんの思い出話を絡めながらゆったりと進んでいきます)
そんな時にたまたま自分の撮った写真の風景が、
こち亀の街をブラブラする時の
タイトルの風景とほぼ同じ構図で写っていたらしく、
写真とこち亀を交互に虫眼鏡でみながら
その街並みの再現性の高さにビックリしたそうです。
(建物の扉や窓の数、店員さんの服装まで全く同じだったそうです。月日の流れで無くなっている建物も多く、写真の下半分はほぼマンガと同じなのに、上半分は真新しい違う建物で、そこも面白かったとか。後に私もその写真を見せて貰いましたが、本当にマンガとそっくりでビックリしましたね。)
なんでも作者の秋本先生は、正確にマンガを描くのが好きな様で、
バイク等のイラストを描くときは
各パーツの本数まできっちり描き上げるそうです。
なので、バイクマニアの方が読んだ時に本当に驚くそうです。
(昔のこち亀には各ジャンルの博士がいまして、ただバイクを語るだけのシーンやただ模型を語るだけのシーンが何度も出てきていました。)
時にはお城マニアがビックリ
時には家電マニアがビックリ
時には模型マニアがビックリ
そんな見逃しがちな背景ですら、本気で描いてるこち亀なのでした···。
ちなみに作者の秋本先生の趣味は[取材]だそうです
取材をした情報を正確にマンガに描くのが幸せなんだそうです。
実は、おおざっぱな両さんとは真逆の性格だったんですね···。
最初はこち亀のハチャメチャなストーリーを楽しむ
次は虫眼鏡を持って精密な背景を楽しむ
そして、気付いたら私も二時間位経っていた···。
そんな、一度で二回楽しめる素晴らしいマンガこち亀の話でした(^O^)
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