さっきまでこの店ガラガラだったのに····
昔から疑問に思っていました
なんで
席がいっぱい空いてるのに窓際に座らせられるのだろう?
皆さんもそう思った事はありませんか、
「どうせなら奥のゆったりした席でゆっくりしたいのに···」
「窓際だとあまりゆっくり出来ないなぁ···」といつも思います。
その理由は単純明快です。
窓際に人が居るだけで、
お店の安心感が格段に上がるからなんです。
お店の外観や接客よりも、
そのお店が人気があるのかというのが重要なんですね。
でも確かに、
窓際にたくさんお客さんがいたら、
「このお店流行ってるんだろうな、入ってみようかな」と思いますもんね。
それが初めて行くお店なら尚更ですね。
(変わり種の仕事で、窓際に座って時給が発生するという、アルバイトの話もテレビでやっていましたね。ただ窓際に八時間座っているだけという変わったお仕事なんですよね。)
なんでも、
この方法を使うのは個人経営のお店が多いそうです。
逆にチェーンのお店だとあまりやらないそうですね。
もう既にそのお店のイメージがあるからだそうです。
実はですね、
自然界でも全く同じ事が起きるそうなんです(*_*)
その事を知ったのは、
三平クラブと言うマンガ読んでいた時でした。
この三平クラブと言うマンガは、
釣りキチ三平の後に発売された作品で
作者本人の自伝的なマンガで、
釣りキチ三平の主人公の
三平君は残念ながら全く出てきません。
リアル版釣りキチ三平といった感じで
「あぁこの人は、三平のあのキャラクターのモデルかぁ··」
なんて釣りキチ三平好きにはたまらない作品なんです。
その中の話で、
[つけ場漁]と言う不思議な漁を取り上げている話がありました。
つけ場漁と言うのは、
不思議な漁法で、
木の仕掛けで[人工の巨大な魚の産卵場所]を一時的に作ります。
しかしそれだけでは魚は全く来ません。
人間と同じで、
人気が無い場所には産卵しに来ないそうです。
「人気無いという事は···ここは危険だ逃げろ!!」となるそうで、
産卵というのは
魚にとって一生の問題ですから、
なるべくたくさんの魚がいる人気スポットを産卵場所に選ぶそうです(^^)
じゃあどうするのか?
と言うと、
産卵直前のフェロモンムンムンの魚を
カゴに入れて仕掛けの場所にセットするそうです。
人間で言う所の窓際に座らせる理由と同じです。
たったそれだけで、
魚がワァァァーーーーと来るそうです。
「あそこは人気の産卵場所だぞ!!!!!」と急に人気スポットに早変わりです。
そしてそこに集まった魚を
「ごっつぁんです!!」とばかりに網ですくうのが、
伝統的なつけ場漁なんですね。
なので、
人間も魚も結局人気がある場所に自然と集まるんだなと思います。
「人気のスポットだから多分安心だろうな」と思うんですね。
そんな今回の三平クラブのマンガで学んだ事でした。
三平クラブは
マイナーな作品ですが大変面白いので興味がある方は是非(^O^)
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