読んだ瞬間に異物と分かるマンガ
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人間の口というのは
まるで精密機械の様な精度を持っているそうで、
魚の小骨が口にあるだけで、
「うぇ!!」なんて反応しますし、
髪の毛が一本入っただけでも反応出来ます。
それくらい人間の口というのは異物に敏感なんですよね。
子供の頃に読んだ時は
あまりピンと来なかったマンガでも、
大人になって読むと
「こんなに深くて面白かったのかぁ~」なんて、
感じるマンガは数多く存在すると思います。
等のいわゆるトラウマ系のマンガこそが、
「こんなに深くて面白かったのかぁ~」なんですよね。
しかしそういったマンガは真面目系が多く、
「ギャグマンガで今読んでも面白かったのてあるのかなぁ·····」
なんて考えていたらあったんです。
そんなマンガが
少年ジャンプのマンガでも存在していたんですよね。
そんなマンガが今回の[王様はロバ]なんですね。
私の家庭では
兄がマンガ雑誌を毎週買っていたので、
少年マンガを読む機会が
他の学校の友達に比べて多かったと思います。
少年ジャンプ派
少年サンデー派
少年チャンピオン派に分かれていたと思いますが、
私の家庭ではジャンプだけを毎週買っていましたね。
そんな少年ジャンプで
その当時に読んでいて感じた
最もヘンテコなマンガが王様はロバでした。
他のジャンプのマンガは
熱血とか
恋愛とか
ハチャメチャなギャグなのに
王様はロバのジャンルはシュールです。
シュールなんて言葉を
聞いたことも無い子供たちが99%の少年ジャンプで、
シュールなギャグマンガ1本で勝負していたんですね。
おそらく当時の私は
意味も分からずに王様はロバを読んでいたと思います。
そして
ジャンプに不釣り合いな
異物マンガだとずっと思っていたのでした······。
それから
ずいぶん経ってから王様はロバを
全巻購入して改めて読み直して
「王様はロバってこんなに面白かったの!!」と感動しましたね。
単行本載っている全てのマンガが濃厚で、
ギャグマンガを一冊を読むのに
こんなに体力を使うマンガは珍しいと思いますね。
「あの時の子供の理解力では無理だな····」そんな感想です。
王様はロバの単行本を
全て集めるのには苦労しましたね。
苦労してでも読みたかったそんな名作マンガでした(^O^)
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