ベレー帽をかぶったマンガの神様
皆さんは、
手塚治虫さんのマンガはお読みになりますか···。
最近の子供はもう
手塚治虫さんのマンガを読んだ事の無い人が多いそうですね。
マンガは読んだ事が無いけど、
アニメでは見たことがあるって人は
たくさん居るそうです。
確かにCMにも鉄腕アトムは出てきますからね(^^)
そんな、
今でも世代を超えて大人気の、
マンガの神様手塚治虫ですが、
マンガの編集者達にとっては、
原稿の締め切りを守らない人で有名だったそうです。
編集者の間では手塚遅虫や雲隠れ才蔵と呼ばれていたそうです。
ピークになると
4·5人の編集者がマンガの原稿を何時間も待っていたとか···。
部屋の前で
10時間以上待ってる編集者の人も普通だったとか。
編集者の人も、
手塚先生のマンガが
自分の雑誌に載らないと大変な事になりますからね。
みんな他のライバル雑誌よりも、
早く原稿を受けとる為に必死だったそうです。
そして
編集者の長年の経験で分かった事が···。
それは、
[手塚先生はうるさく原稿を催促すると優先的に貰える!!]です。
「このままだったらうちの雑誌は潰れてしまいます」
とか手塚先生の感情に訴えるのでは無く、
「オイ!早くしろ!!」とか
「オイ!早く書け!!」言った方が
優先的にマンガを書いてくれたそうです。
しかし、
新人の編集者は
マンガの神様にそんな事はけっして言えないので、
必然的に、
付き合いの長い編集者に先を越されてしまうんですね。
しかし何年か経つと
その編集者も
「オイ!早くしろ!!」と言える様になると···。
(手塚先生の特集番組で、あそこの担当が一番キツイと有名だったそうです。)
わたし達にとっては
偉大な手塚治虫先生でも、
編集者にとっては
なんでも言える身近な存在だったのかも知れませんね···。
いつかあのベレー帽をわたしも買おう(^O^)
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