レトロゲームとマンガとももクロと

レトロゲームとマンガとももクロと

QED証明終了 推理マンガのお約束をぶち壊すさっぱり系!?

いつ読むのを辞めてもかまいません

f:id:retogenofu:20150326141451j:plain

 

私が大好きなマンガのジャンルは

沢山ありますが

特にハラハラドキドキの展開といえば

推理マンガのジャンルではないでしょうか。

 

推理マンガを書くというのは

本当に大変な作業だと思います。

ほぼ数ヶ月に一度は

新しいトリックを毎回用意しないといけない訳ですからね。

「やっとこのシリーズ書き終わった···」からの、

「先生次のシリーズはどんなトリックですか····」ですからね。

よっぽどトリックの引き出しが多い人でも辛いでしょうね···。

 

そんな推理マンガですが

お約束といっても良いのが

[ストーリーが二巻にわたって続く]です。

「この犯人誰なの····」と熱中させて次の巻に結末が続きます。

「じゃあ犯人を知る為に次の巻だけ買おうかな」で買って、

「次の事件の犯人が気になる···」でエンドレスに続いていきます。

そんな

推理マンガのお約束を破ったマンガが実はあったんです。

そんな破天荒なマンガが[QED証明終了]です。

 

このQEDのストーリーは

頭脳明晰な高校生の少年と

とにかくパワフルで

とにかく明るい幼なじみの少女が

時には殺人事件を

時にはバイオレンスとは程遠い事件を

数学的な思考で解いていく推理マンガです。

 

このQEDですが

読んでいて本当に不思議なのが

推理マンガなのにさっぱりしています。

普通は食事時に

殺人事件のマンガなんて読みたくありませんよね?

でもQEDなら不思議と読めてしまうんですよね。

朝ごはんに

トースト二枚と

コーヒーと

片手にQEDでも全然OKな位の爽やか系マンガですね(^^)

 

そしてなんといっても嬉しいのが

単行本一巻で

ちゃんと最後の謎解きまで行ってくれる事ですね。

この

「いつでも買うのを辞めても良いよ」という潔さに、

「いつまでも買わせて頂きます」と思うのでした。

 

 

このQEDですが

意外とラーメン屋さんに置いている店が多く

ゴルゴ13

サラリーマン金太郎

QED証明終了というパターンが多いですね。

 

読み口さっぱり

後味すっきり

そんな推理マンガのお約束をぶち壊した

素晴らしいマンガでした(^O^)

 

 

スターやコメント、ブックマークを付けて貰えると

やる気に繋がります、どうぞお気楽に(^^)