レトロゲームとマンガとももクロと

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ザ·クレーターの感想 人間の脳ミソは1400グラム

やっぱり短編集が好き

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短編集って

本当に面白いですよね。

一冊の本や

マンガで何種類ものストーリーを味わえるのは、

本当に素敵な事ですよね。

考えてみると、

ドラマでも

[世にも奇妙な物語]がかなり好きですから、

本でも短編集]

マンガでも短編集

ドラマでも短編集で、まさに短編集三昧ですね。

(ちなみにももクロが主演した映画[ももドラ]もオムニバス形式の短編集ドラマで、今でも月に一回は必ず観るくらい好きですね)

 

そんな短編集の中でも

あまり知られてない作品が、

手塚治虫が贈る

名作短編集の[ザ·クレーター]です。

 

この

ザ·クレーターは

少年チャンピオンで連載されていた、

SF要素が多目の一話完結型マンガです。

 

このマンガが

どのくらい古いかというと、

少年チャンピオンと同い年なんです。

つまり

チャンピオンの歴史は

[ザ·クレーター]から始まったんですね。

(この頃の少年チャンピオンは月2回の発行だったそうです)

 

そんな

ザ·クレーターのストーリーは今読んでも面白く、

[スラムの青年とお金持ちの青年の人格が交換する話]や、

[人間を溶かしてしまう科学兵器を作成してしまった科学者の話]や、

[月30万円貰って、人のたましいを自分に憑依させる話]など、

話のバリエーションが豊かで、

まさに名作短編集といった所です。

(一話の完成度がとても高く、後の代表作の[ブラックジャック]の完璧さに通じる物がありますね)

 

ちなみに

私が持っているチャンピオンコミックス版だと、

ページの都合上

抜けているエピソードが結構あるのですが、

ワイド版だと

全てのエピソードが読めるらしいので、

今でも

ザ·クレーターのワイド版をずっと探しているのでした···。

 

ちなみに

このタイトルのザ·クレーターの意味は、

·····特に無いそうです。

(最後のエピソードが一応[クレーターの男]というタイトルですが、手塚先生がいうには特に意味が無いと·····)

 

たった

1400グラムの脳が織り成す、

無限に広がる

人間のエピソードを厳選した、

ザ·クレーターという名作短編集はいかがですか(^O^)

 

 

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