レトロゲームとマンガとももクロと

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花のスター街道  アイドルの後ろにはカメラ小僧 そんなリアル過ぎるアクションゲーム

99%の人が、開始五分でぶん投げた  伝説のバカゲーをあなたに

 

[二人で一人、操作性は最悪です]

[花のスター街道  ビクター  ファミコン]

1987年発売  ジャンル アクションゲーム  参考価格600円

記事のネタバレ度  普通  攻略に必要なプレイ時間 1時間

このゲームに対する世間の評価  芸能界が怖くなるよね

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

昔の芸能界というのは

暴走族がアイドルの親衛隊をするのが当たり前だったそうです。

 

今でいう、アイドルのコールの原点は

剃りこみを入れた、リーゼントバリバリの人たちが

寝る間を惜しんで作っていたのかも知れません。

 

 

そんな今回の、古き良き時代…なのかな、という時期に発売された

独特過ぎるアクションゲーム  花のスター街道の感想です(*’▽’)

 

 

 

花のスター街道とはどんなレトロゲーム?         

 

この花のスター街道ですが

1987年にビクターから発売された

ファミコン専用のアクションゲームでした。

 

子供たちの夢が

「アイドルになって、アイドルと結婚する」という

今の時代とあまり変わらない頃に発売されたゲームでした。

 

「アイドルになるのは、こんなにも大変なんだよ」という事実を教えるために

暴れるくらいの、激ムズのアクションゲームとして発売された

教育的な作品でした。

 

ゲームのシステムは、オーソドックスなアクションゲームで

「スーパーマリオ」と「ロックマン」を足した様なゲーム画面でした。

 

「二人で一人」という、

とてつもなく操作性が悪い、斬新過ぎるシステムが取り入れられていまして

開始5分で投げ出したくなるほどの、アクションゲームでした。

 

 

音符を敵に当て、二人で頭の上をジャンプすることによって

ディスクに変わるのですが

このトウモロコシみたいなディスクを集めて行くのが

クリア条件の一つでした。

 

ディスクを規定数集めて

ステージの奥にある、決められた場所に立つと

無事にゲームクリアなのですが。

 

ディスクは敵に攻撃されると、一枚没収されてしまいますので

とにかく難しいゲームでした。

 

 

いかに、操作性の悪い二人を効率的に操り

大ヒット歌手になって行くのか…。

というのがこのゲームの目的でしたね。

 

二人を操作するという事は

単純にキャラクターの大きさが二倍になるので

「キャラクターを、二倍にしたらこんなにも難しいのか」

という苦痛を味わうことが出来るのは

斬新で素晴らしいところでしたね。

 

アイドルになりたい

そんな夢から覚めるには、絶好のゲームなのでした(^◇^)

 

 

 

花のスター街道感想でもあり レビューでもあり

 

[アイドルになるのを諦めます]

 

このゲームの目的は

武道館ライブを目指して、レコード集めを頑張っていく、

立身出世のアクションゲームだと思います。

 

芸能界の天下を取りに行くぜ

こんな熱すぎる作品でした。

 

なので、邪魔しにくる敵キャラクターも、

芸能界に関わりがある、キャラクターたちばかりなんですよね。

 

演歌歌手のようなおばさんが、体当たりしてきたり

 

きゃぴきゃぴしたアイドルが、体当たりしてきたり

 

そのアイドルの後ろには、カメラ小僧が居て

射程が無限の、フラッシュ攻撃を飛ばして来たり

 

親衛隊らしき暴走族が、爆弾を飛ばして来たり

 

黒服を来た、明らかに裏稼業の人が包丁を飛ばして来たり

 

「芸能界はこんなにも素敵な世界だよ」という

ダークすぎるメッセージが込められていたと思います。

 

このゲームを

「将来はアイドルになりたい!!」と思っていた子供たちがプレイしたとしたら

「アイドルになるのを諦めます…」という

親にとっては、待望の言葉を聞くことが出来るのではないでしょうかね。

 

アイドルにはカメラ小僧が付き物

そんなリアル過ぎる、敵の配置こそが

このゲームが最高にリアル過ぎましたね(*´з`)

 

 

 

花のスター街道のまとめ

 

このゲームは面白いのか?と聞かれれば

狂ったゲームが好きなら面白いけど

普通のゲームが好きなら…つまらない、でしょうかね。

 

確かに、バカゲー的なアクションゲームとしてなら

最高に楽しめる作品なのですが。

 

開始5分でぶん投げるゲームかと言えば

99%の人が、間違いなくぶん投げたゲームでしょうね。

 

ちなみに、最終ステージは

アメリカの舞台に立ってエンディングだそうですが

あまりの難しさに、3面までしか行けませんでしたね。

 

キャラクターが大きいアクションゲームは禁止です(/ω\)

 

 

そんな今回の

バカゲーが好きで

難しいゲームが好きで

アイドルが好きなら絶対にお勧め

花のスター街道の感想でした(*^▽^*)