レトロゲームとマンガとももクロと

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テレビ番組がゲーム化っておもしろいの? そんな疑問を破壊する なるほど!ザ・ワールド

テンポは悪いですが ルールの面白さは最高です

 

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[強者にまわってくるチャンスの多さ  弱者にまわってくるチャンスの少なさ]

[なるほど!ザ・ワールド  トミー  スーパーファミコン]

1994年発売  ジャンル クイズゲーム  参考価格500円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  3時間

このゲームに対する世間の評価  あの人気番組がゲームで出てたの!!

どんな人におすすめ?  みんなでワイワイ楽しみたい人におすすめ

バーチャルコンソールで配信なし

 

昔は、テレビ番組がゲームになることが多かったですよね

 

戦国風雲たけし城とか

タモリンピックとか

筋肉番付とか

はねるのとびらとか

 

バラエティー番組がそのままゲームで発売されていました。

 

番組の知名度をそのままに

ゲーム業界に殴り込みといった感じです。

(ゲームセンターCX2は超名作でした)

 

 

そんな今回の、テレビ番組がゲームになるってどうなの?

なるほど!ザ・ワールドの感想です(*’▽’)

 

 

 

なるほど!ザ・ワールドとはどんなレトロゲーム?

 

このなるほど!ザ・ワールドですが

1994年にトミーから発売された

スーパーファミコン用のクイズゲームでした。

 

フジテレビの大人気クイズ番組

なるほど!ザ・ワールドのゲーム化作品で

 

司会者の愛川欽也さん

アシスタントの楠田枝里子さんも

ゲーム内に出てきます。

 

ゲームの目的は

オリジナルプレイヤーとなり

全12か国を巡りながら

その国をモチーフにしたクイズを解いていく

こんな目的でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなクイズゲームで

様々なクイズのバリエーションを楽しめるシステムでした。

 

今までの早押しゲームでは「4択クイズ」が一般的でしたが

今作では最大「8拓クイズ」まであるという

選択肢の多さもこのゲームの特徴でした。

 

 

なるほど!ザ・ワールドという

クイズ番組のテイストを

上手く生かしながらも

テレビゲームオリジナルの要素もふんだんに盛り込んでいる

 

スーパーファミコンのクイズゲームの中でも

遊びごたえ抜群の作品なのでした(^◇^)

 

 

 

なるほど!ザ・ワールドの感想でもあり レビューでもあり

 

[これぞ新感覚のクイズゲームですよね]

 

なるほど!ザ・ワールドが

どうして長年にわたって愛され続けていたのか?

 

ルールのシステムが奥深かったからです。

 

 

このゲームでは

二人一組の4チームでクイズを戦い抜きます。

 

そして、問題に正解すると

自分の回答席がどんどんランクアップしていくシステムでした。

 

4位のチームが正解すると

3位のチームと席を入れ替えます。

 

2位のチームが正解すると

1位のチームと入れ替えます。

 

問題に間違えると

下の席へと回答権が移って行く。

 

こんなルールでした。

 

 

1位のチームが正解すると

コンティニューの回数を貰えましたので

正解すればするほど、どんどん楽になって行くシステムでした。

 

 

このルールの

どの部分が奥深いのかと言いますと

上に行けば行くほど、チャンスが貰える所にありました。

 

早押し以外のクイズでは

1位のチームから優先的に問題が出題されます。

 

1位のチームが間違います

2位のチームが正解します

1位のチームと入れ替えます

1位のチームが間違えます

2位のチームが正解します…

 

酷い時はこれだけで既定の10問が終わります

 

3位と4位のチームは回答権すら貰えません。

 

2位のチームが間違って

ようやく3位のチームにおこぼれが回ってくる

 

3位のチームが間違って

ようやく4位のチームにおこぼれが回ってくる

 

そして下のチームで問題を消化してしまうと

上位2チームはそのままトップにいられる。

 

こんな奥深すぎるシステムが最高でした。

 

 

いかに上の方でクイズを沢山挑戦できるのか

いかに下の方から最速で這い上がることができるのか

 

こんな面白さが

長寿番組になって行ったのかもしれません。

 

マルチタップを使用することで

最大4人でプレイ出来ますので

ワイワイ盛り上がりたい人は遊んでみてはいかがでしょうか(*´з`)

 

 

 

[正統派のクイズとミニゲームのコラボレーション]

 

このゲームですが

クイズだけを楽しむわけではありません。

 

反射神経を競うゲーム

 

音楽を奏でるゲーム

 

スキーを楽しむゲーム

 

連打をして進んで行くハイパーオリンピック風のゲーム

 

こんな感じで

知能だけでは勝ち抜くことが出来ない

肉体派のゲームも用意されていました。

 

12個のミニゲームが用意されていまして

そのゲームだけでもお金を払う価値がある作品でした。

 

ミニゲームだけを遊ぶモードも用意されていましたので

ミニゲーム集として買う価値も有りましたね。

 

 

欠点としましては

コンピューターがあまりにも弱くて

殆どのミニゲームで

簡単に1位になることが出来てしまうのが残念でした。

 

友達同士ならば

ガチの戦いが出来ていたのかと思うと

リアルタイムで遊びたかったゲームでもありましたね。

 

 

テレビ番組がゲームになるってどうなの?

 

なんて人にこそ遊んでほしい

飲み会には欠かせない

楽しすぎる作品なのでした(/・ω・)/

 

 

 

なるほど!ザ・ワールドのまとめ

 

このゲーム最大の問題点を言わしてもらうと

あまりにもテンポが悪い所でしょうね。

 

クイズゲームなのに

相手が答えるだけでゲームが終わる可能性がありますので

 

サクサク答えまくりたい人にとっては

遅いと感じてしまうかも知れません。

 

ギュッとすれば

5分程度で1ステージが終わると思うのですが

 

それを20分ほどかけて

ゆっくり進んで行きますので

テンポの部分だけが残念でした。

 

そのぶんミニゲームは格段に面白かったので

その部分でチャラにしてください(/ω\)

 

 

そんな今回の、 みんなで盛り上がるには 最高過ぎるクイズゲーム

なるほど!ザ・ワールドの感想でした(*^▽^*)