レトロゲームとマンガとももクロと

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タバコを吸って事件を解決!? 渋すぎる主人公が魅力です 神宮寺三郎・横浜港連続殺人事件

ハードボイルドの魂がここにはある…のかな?

 

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[本格的な推理アドベンチャーをあなたに]

[探偵・神宮寺三郎・横浜港連続殺人事件 データイースト  ファミコン]

1988年発売  ジャンル 推理アドベンチャー  参考価格350円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ  5時間

このゲームに対する世間の評価  ハードボイルドの世界を体験するには最高です

どんな人におすすめ?  渋いアドベンチャーゲームが好きなら最高です

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

今の時代でビックリするのが

ドラマなどで、煙草を吸うシーンが殆ど無くなったことでしょうか。

 

昔は、特に意味も無く

すぱすぱと吸いまくっていたのに

今では殆ど少なくなりましたよね。

 

まあ、凶悪犯が「シートベルトをしてから逃げる」時代ですので

ドラマでも、とにかくルールは守るという事なのでしょうね。

 

 

そんな今回の、今の時代だったらクレームが来そうな主人公

探偵・神宮寺三郎・横浜港連続殺人の感想です(*’▽’)

 

 

 

神宮寺三郎・横浜港連続殺人とはどんなレトロゲーム?

 

この神宮寺三郎・横浜港連続殺人ですが

1988年にデータイーストから発売された

ファミコン専用の推理アドベンチャーゲームでした。

 

神宮寺三郎シリーズは

ファミコンのディスクシステムで人気を博した作品で

 

ハードボイルドな探偵と

難易度の高いアドベンチャーという奇跡の融合が

コアなゲーマーの心を

がっちりと掴んだ作品でした。

 

そんな作品が

ファミコンで楽しめたのが

今作の「横浜港連続殺人」でしたね。

 

 

そんなゲームの目的は

「行方不明になった婚約者を探してほしい」という依頼をきっかけに

大規模な密輸事件の真相を探していく…。

 

こんな感じのストーリーでした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアドベンチャーゲームで

 

「そうさにいく」 

「ききこみ」 

「ひとしらべる」

「ものしらべる」 

「なにかみせる」 

「まわりみる」 

「よぶ」

 

といった、お馴染のコマンドを選択しながら

難解な事件の謎を解いていく

推理型のアドベンチャーゲームでした。

 

 

タバコが大好きで

お酒が大好きな

渋い探偵「神宮寺三郎」を操りながら

 

八か国語をペラペラしゃべれる相棒

「御苑洋子」さんと共に

複雑な事件を解決していくというシステムでした。

 

 

何気ないヒントの積み重ねが

大きな事件の解決に繋がっていく

 

2時間ミステリーの様な感覚を楽しむことが出来た

ファミコン初期のアドベンチャーゲームを

大きく支えた作品なのでした(^◇^)

 

 

 

神宮寺三郎・横浜港連続殺人の感想でもあり レビューでもあり

 

[煙草を吸うことで、事件が大幅に進展する?]

 

このゲームでは

ヒントを集めただけでは

ゲームが進まない様になっていました。

 

沢山の人々に話を聞きまくって

 

沢山のヒントを集めて

 

大幅に事件が進展して行く…とはなりませんで

 

そこで、「煙草を吸う」というコマンドを選ぶことで

事件の推理を組み立てていくシステムでした。

 

「事件の前日に訪ねてきたのは誰?」とか

 

「あの車は誰の車?」とか

 

今までに集めたヒントを

テスト形式で質問されますので

その質問に答えていく事で、頭の中で推理を組み立てていくという訳です。

 

 

どうやら、神宮寺三郎という人は

煙草を吸う事で、脳みそが活性化するようなので

 

事件に詰まったら煙草を吸う

 

事件に詰まった煙草を吸う

 

新たなヒントが得られたら煙草を吸う…。

 

こんな、今の時代だったら

100%クレームが来そうな主人公が、魅力的でした。

 

 

煙草は吸いまくりですし

お酒の味を確かめる為に

ビールで口をリセットしてから、もう一度飲み直すなど

「こんなにも渋すぎる主人公が、ファミコンに居たなんて!!」

といった衝撃を覚えています。

 

 

ハードボイルドな主人公も最高

 

相棒の洋子さんも

優れた能力を持ちながらも愛らしいキャラクターですし

 

出てくる登場人物たちも

「この人が犯人ですよね?」なんて程の、悪人顔の持ち主ばかりで

いい感じで、事件の推理をかく乱してくれます。

 

 

「ガッツリアドベンチャーゲームを遊ぼう!!」というよりも

 

「時間も空いたから、軽めに遊んでみようかな…」といった作品ですので

 

手軽なアドベンチャーゲーム好きな人にこそ

お勧めでしたね(*´Д`)

 

 

 

神宮寺三郎・横浜港連続殺人のまとめ

 

このゲームですが

プレイステーションで発売された

「探偵・神宮寺三郎・アーリーコレコション」でも楽しむことが出来たそうです。

 

初めての作品である「新宿中央公園殺人事件」

 

続編である「危険な二人」「時の過ぎゆくままに…」の全4作を

1本のゲームソフトで、そのまま楽しめる事が出来ました。

 

 

プレイステーションならば

プレイステーション3でも遊ぶことが出来ますので

気になった方はチェックしてみて下さい。

 

「どう考えても、小学生が遊ぶ世界感では無い!!」といった感動を

今の時代に味わってみてはいかがでしょうか(/ω\)

 

 

そんな今回の、煙草を吸って事件を解決

探偵・神宮寺三郎・横浜港連続殺人の感想でした(*^▽^*)