レトロゲームとマンガとももクロと

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屋根裏にネズミが住み着く 不安な夜を過ごす 救世主が現れる そして…

夜は屋根裏で運動会

 

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最近暖かくなってきまして

常に眠い生活です。

 

このなんとも言えない季節こそが

一年の中で一番好きかも知れませんね。

 

そんな幸せの季節が来る少し前に

とある事件に巻き込まれていました。

 

そんな今回のお話です。

 

 

ネズミが住み着くと本当に気がめいる

 

それは2月ごろだったでしょうか

まだ雪が積もっている寒い夜でした。

 

屋根裏から足音が聞こえるんです。

 

「ガタガタガタ」こんな音でした。

 

最初は空耳なのかと思いましたが

ある程度の時間が経つと

「ガタガタガタ」です。

 

そんなことが一週間程続きまして

「あ!これはヤバい奴だ!!」と確信しました。

 

噂には聞いていたんです。

 

屋根裏にネズミが住み着いてしまうと

とんでもない地獄が待っていると…。

 

 

音がとんでもなくうるさい

 

最初は思っていました

「ネズミが動いたからって、たいしたことないんでしょ」と。

 

いやいや、地獄です。

 

屋根裏という音が響きやすい環境で

小さなネズミが暴れる

これだけで、本当にうるさいです。

 

一匹ならまだしも

数匹で行動しますからね。

 

しかも、深夜2時とかに暴れまわります

本当に辛かったです。

 

 

火事になるのではという不安

 

音がうるさいのも地獄なのですが

電源のコードをかみちぎられるのも、最悪です。

 

小学生の頃

急にボイラーが故障した時がありました。

 

原因を調べてみると

ネズミがコードを食いちぎっていまして

完全に駄目になっていました。

 

一匹のネズミが原因で

数万円の修理費用が掛かってしまう。

こんなことがありました。

 

屋外のボイラーですので

仮に漏電しても、火事になる危険は少ないと思います。

 

これが、屋根裏となると話が変わります。

 

屋根裏には電球のコードが通っていることが多く

ここをガジガジやられる訳ですね。

 

ここから漏電してしまい

火事になってしまう事が多いそうです。

 

こんなことを昔から聞いていましたので

本当に怖かった訳です。

 

「ガタガタ」なら許せますが

 

「カリカリ」になった瞬間に「勘弁してくれ」と思いましたね。

 

その度にクイックルワイパーの柄で

屋根をガンガン付きまして

「人間様をなめるなよ」と威嚇していたのですが

効果は皆無でしたね。

 

 

いざ死んだ時に、匂いがやばいらしい

 

ネズミが死んでしまうと

かなりの匂いを発するそうなんです。

 

異臭騒ぎの大半がネズミと言われるくらいの

厄介な存在なんですね。

 

この恐怖にも怯えて暮らしました。

 

 

そんな事が4月まで続きまして

本当に気がめいりました。

 

業者さんに頼もうかと思ったのですが

いくら費用が掛かるか分からなかったので

結局は頼みませんでした。

 

殺鼠剤を設置する事で

撃退できるそうなのですが

その後の処理が大変なので、躊躇してしまいました。

 

 

しかし、ここで救世主が現れた訳です。

 

 

物置に野良猫が住み着く

 

春という時期でしたので

盛りの着いた猫が沢山いました。

 

そんな野良猫が

家の物置に住み着きまして

大変でした。

 

荷物は荒らされるは

ダンボール箱はズタズタにされるは

柱は傷だらけになるは

 

それはもう凄かったですね。

 

日中は居ないのに

夜中に颯爽と現れて

自分の住処にしてしまう

 

こんな感じでした。

 

 

しかし、最初は最悪だなと思ったのですが

この野良猫が奇跡を起こした訳です。

 

 

最初の頃は

屋根裏でガタガタ

外からは、ネコの鳴き声と暴れる音

 

こんな、ネズミとネコの共存状態でした。

 

しかし、数日たつと屋根裏の音が消えたんです。

 

今まで、二か月間も悩まされていたあの音が

ぱったりと途絶えました。

 

「どうせ直ぐに戻ってくるんだろうな」と思っていたのに。

 

それから、ネズミが戻ってくることは有りませんでした。

 

 

ネズミの撃退方法で

効果的な方法というのが

「ネコの匂いを嗅がせる」という方法だそうです。

 

屋根裏に飼い猫を放して

匂いを充満させると

ネズミが寄り付かなくなるそうなんです。

 

しかし、家には飼い猫なんていません。

 

そんな時、奇跡的に野良猫が住み着きまして

撃退してくれた訳です。

 

 

ネズミも、屋根裏に一日中居る訳では無く

餌を取りに外に出かけます。

 

そんな時に、ネコの匂いがしてくる訳ですから

ここは危険だと思ったのでしょう。

 

その結果が、

「二か月間住んでいたパラダイスを捨てる」という

結論になったのかも知れません。

 

 

大事なことを教わる


 


 

 

ネズミが住み着くという事は

壁の何処かに穴が開いている可能性が高いので

根本的な解決方法にはならないのですが。

 

それでも、二か月間続いた地獄が終わってくれましたね。

 

まあ、その後一か月は

救世主の騒音に悩まされることになるのですが。

 

最近になって、どこかへ旅立っていってくれたのでした。

 

 

「屋根裏にネズミが住み着くって、昭和かよ」とも思っていましたが

まさか、自分の家に住み着くとはビックリでした。

 

結論から言えば

業者さんに早めに頼んだ方が正解なのでしょうね。

 

もし、ネズミがまた来たら

「業者さんに電話しよう」と心から思ったのでした。

 

 

「騒音が無いって、こんなにも素晴らしいんだ」

 

こんな大事なことを

ネズミとネコに教えられた話でした(*^▽^*)