レトロゲームとマンガとももクロと

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破壊王ノリタカの感想 格闘技を全く知らなくても楽しめる 不思議な格闘漫画とは?

ストーリーは王道…なのに展開が最高に熱い

 

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[格闘技を知らないからと言って読まないのは勿体ない] 

[破壊王ノリタカ 刃森尊  全18巻]

1991年発売  少年マガジン  ジャンル 格闘漫画 参考価格1200円

 

ゴルフを知らなくても

面白く読めるのが名作ゴルフ漫画です。

 

麻雀を知らなくても

面白く読めるのが名作麻雀漫画です。

 

釣りを知らなくても

面白く読めるのが名作釣り漫画ですよね。

 

 

そんな今回の、格闘技を全く知らなくても最高に楽しめる格闘漫画

破壊王ノリタカの感想です(*’▽’)

 

 

 

破壊王ノリタカとはどんな漫画?

 

この破壊王ノリタカですが

1991年に講談社から発売された

全18巻の格闘漫画でした。

 

漫画のストーリーは

ヒョロヒョロのもやしっ子である

主人公の「沢村ノリタカ」が

持ち前の格闘技センスと、女の子にもてたいという不純な動機から

数々の強力な格闘技の選手を破壊していく。

 

血のにじむ努力を描いている熱血スポ根漫画…というよりは

普通の人間が、どうやって最強の人間に勝っていくのか?を

コミカルに描いた作品でしたね(^◇^)

 

 

 

破壊王ノリタカの感想でもあり レビューでもあり

 

[格闘技を分からなくても読んでいて楽しい]

 

この漫画の基本的な展開でいうと

とてもシンプルな流れで進んで行きます。

 

主人公のノリタカが何故か強敵とトラブルになる

そんな強敵に今の状態では絶対に勝てない

キックボクシングのコーチに相談する

とんでもないトレーニングを突き付けられる

強敵を苦難の末に破壊していく

 

こんな王道の流れで進んで行く、ベストキッド的なパターンでした。

 

 

しかし、主人公のノリタカは

非凡な格闘技のセンスを持ち合わせているのですが

基本的にヒョロヒョロのもやしっ子です。

 

それはもうガリガリにやせ細っています。

 

そして、挑んで来る相手はムキムキの大男ばかりです。

 

そんなマッチョたちが、ノリタカに挑戦状を叩きつけてくるので

本来ならば絶対に勝つことは出来ません。

 

そんな時にコーチが教えてくれるのが

その格闘技の基本的な対処法なんですね。

 

空手の選手は、足を踏ん張って気合いでガードをするが

ムエタイの選手は、体をこんにゃくの様にやわらかくガードするとか。

 

ボクサーの打たれた強さは

首の筋肉が異常に発達しているので、脳内にダメージが通りにくい

だから足を集中して攻撃しろなど。

 

この格闘技はこの対処法で

この格闘技には、正攻法から攻めずに変則的な攻撃方法で…といった感じで。

 

格闘技の事を全く知らなくても

この漫画を読んだ後には

格闘技マニア並みの智識が付く、というのが素晴らしい作品でしたね。

 

 

肉体だけでは勝負に勝てないのなら

知識をフル回転させて、強靭な相手を倒していく。

 

そんな新時代のスポ根漫画が、この破壊王ノリタカにはあったのでした。

 

 

 

破壊王ノリタカのまとめ

 

こちらから購入できます

 

何故読んで欲しいのか?

 

ベストキッドという映画がありましたが

あの雰囲気が流れている漫画だと思います。

 

ですので、ベストキッドこそが最高の映画という人は

絶対に満足できると思います。

 

なにがそんなに面白いのか?

 

吹けば飛ぶような貧弱な青年が

数多くのトレーニングを積んで、最強の青年になって行く

こんな熱さがありました。

 

王道の展開でいいじゃないか、名作格闘漫画だもの。

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

当時の少年マガジンというのは

物凄くバイオレンスなイメージの雑誌でした。

 

家では少年ジャンプ派だったので

リアルタイムで読んだことは無かったのですが

当時の少年マガジンは、ヤンキー漫画と格闘技漫画の雑誌というイメージでしたね。

 

しかし、今の時代の少年マガジンは

イケメンが沢山出てくるおしゃれな雑誌ですからね。

 

物凄い時代の進化だなと

破壊王ノリタカを読み返して改めて思いましたね。

 

諦めない心を破壊王ノリタカで学ぶ

それこそが今急いで買う理由です!!

 

 

面白い格闘技漫画の特長である

15分で単行本を一冊読める圧倒的なスピード感が売り 

破壊王ノリタカの感想でした(*^▽^*)