レトロゲームとマンガとももクロと

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一試合がわずか40秒で終わる 衝撃的なゲーム SFC・炎の闘球児・ドッジ弾平

くにおくんのドッジボールかと思いきや 酷いくにおくんのドッジボールでした

 

[一試合がわずか40秒で終わる 衝撃的なゲーム]

[炎の闘球児・ドッジ弾平  サンソフト  スーパーファミコン]

1992年発売  ジャンル アクション・スポーツ  参考価格2200円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  2時間

このゲームに対する世間の評価  こんなにもさっぱりとしたゲームも珍しい

どんな人におすすめ?  原作ファンにこそ遊んでほしいかな

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

ブログを書いていて面白いなと思うのが

意外なキーワードで来てもらう事ですね。

 

「レトロゲーム」や「名作ゲーム」なら分かるのですが

「トラウマ確定」や「残虐ゲーム」などで来てもらうと

明らかに異質なブログなんだなと思いましたね。

 

 

そんな今回の、ドッジボールで検索が増えてくれることを祈る 迷作ドッジボールゲーム

炎の闘球児・ドッジ弾平の感想です。

 

 

 

炎の闘球児・ドッジ弾平の感想でもあり レビューでもあり

 

この炎の闘球児・ドッジ弾平ですが

1992年にサンソフトから発売された

スーパーファミコン専用のアクションスポーツ作品でした。

 

炎の闘球児・ドッジ弾平という

「こした・てつひろ」原作の大人気ドッジボール漫画のゲーム化作品で。

 

前作のファミコン版では

「まさかのカードゲーム」という、何とも拍子抜けの展開でしたが。

 

今作では、ドッジボールのゲームとして生まれ変わった作品でした。

 

「ドッジ弾平なのだからドッジボールだよね」という

沢山の要望に応えて発売されたんでしょうね。

 

ゲームの目的は

主人公の「一撃弾平」となりまして

ドッジ弾平の世界を体験するのが目的でした。

 

最初は弱かった弾平が

沢山のライバルとの戦いを繰り広げながら

どんどん成長していくのが面白かったです。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションゲームで

似たタイプのゲームで言いますと

「熱血高校ドッジボール部」に似たシステムでした。

 

7対7のドッジボール対決で

内野4人、外野3人で戦うという

シンプルなドッジボールゲームでした。

 

他のゲームでは

ヒットポイント制な事が多いので

何度シュートを食らっても、直ぐに退場になることは無いのですが。

 

このゲームでは普通のドッジボールなので

どんなに強力な選手でも

一撃でアウトになってしまうドキドキ感がありました。

 

ゲームの流れとしては

 

ライバルが現れる

 

ちょっとしたいざこざが起きる

 

ドッジボールで決着をつける

 

仲良くなる

 

こんなゲームの流れでした。

 

 

ファミコン版では

倒したチームからエースが移籍してくるので

後半は、どんどん豪華なチームになって行くのですが。

 

今回はそのままのチームで進んで行きますので

向こうは必殺シュートを連発してくるのに

こちらは弾平がやられてしまうと、誰も必殺シュートが使えなくなる。

 

こんな厳しさがありましたね。

 

パスワード方式ですので

少しずつでも進める事が出来ました。

 

ですので、時間が無い大人でも楽しめますので

当時ドッジ弾平にドハマリした人にこそお勧めしたい

素晴らしい作品でしたね。

 

 

 

炎の闘球児・ドッジ弾平の感想でもあり レビューでもあり

 

[こんなに速いドッジボールゲームは遊んだ事が無い  好きだけどね]

 

このゲームですが

物凄くオーソドックスなドッジボールのゲームです。

 

今までのドッジボールのゲームならば

ヒットポイントが表示されていまして

「5ダメージ」とか「10ダメージ」とか「30ダメージ」みたいな感じで

RPGの様なシステムが主流だったと思います。

 

このシステムのおかげで

強力な選手は、試合の最後まで残れるようになっていたと思います。

 

他のキャラクターは

ヒットポイントが30くらいなのに対して

主力キャラクターは70くらいですので

 

雑魚キャラクターは本当に雑魚キャラクター

 

主力キャラクターは本当に大活躍

 

こんな棲み分けが出来ていたと思います。

 

 

しかし、今作の炎の闘球児・ドッジ弾平だとどうなるのか?と言いますと

「全てのキャラクターが一撃でアウト」になります。

 

主人公の「弾平」や

最大のライバルである「陸王」などの主力キャラクターと

そこら辺の名前すらないキャラクターの強さが

ほとんど一緒でした。

 

攻撃力や素早さ、ジャンプ力などは

主力キャラクターの方が圧倒的に強いのですが

 

ヒットポイントはみんな同じですので

基本的には

「いかにシュートを食らわないで逃げまくれるのか」を楽しむ作品でした。

 

そんなゲームなので、一試合の時間が本当に短いです。

 

制限時間は10分と設定されていますが

そこまで延びる事は殆どありませんでした。

 

なにせ、シュートに当たったら即アウトなので

チームメイトがバンバン居なくなります。

 

自分もそうですが

相手もバンバン居なくなります。

 

7対7から、1対1まで残った熱戦だったとしても

わずか40秒で終ってしまいますので

物凄くスピーディーな展開が楽しめます。

 

 

このゲームでは

エンディング画面を見るまでに

20試合くらいは戦うのですが。

 

プレイ開始から

一時間でエンディング画面まで行けましたので

このゲームの試合時間が

いかに短いのかは分かっていただけると思います。

 

熱血高校ドッジボール部ならば

7試合くらいで1時間はかかっていましたので

もう少しだけでも、試合時間を延ばしてほしかったなと思いましたね。

 

 

 

[こんなにバランスの悪いドッジボールゲームを遊んだ事が無い  好きだけどね]

 

ドッジボールのゲームならば

外野にパスをして戦うという事は、殆んどなかったと思います。

 

なぜならば

「ダッシュをしながらシュート」をした方が威力は高いので

ダッシュができない外野では

強力なシュートを打つ事が出来ませんでした。

 

しかし、今作では

シュートの威力はあまり関係ありませんので

外野を有効的に使用するのが攻略方法でした。

 

内野からのシュートの場合は

相手に当たれば、相手をアウトにして相手のボールになります。

 

しかし、外野からのシュートが相手に当たると

そのままボールが跳ね返って

また外野に戻るという奇妙なことが起こるんです。

 

これには本当にびっくりしましたね。

 

こちらは6人で相手は1人なのに

外野の陸王に渡った瞬間に

立て続けに6人アウトにされて

そのまま負けたときは本当に唖然としました。

 

このゲームは

バランスがかなり悪く

相手のシュートを受け止めるよりも

ジャンプして避けるほうが、安全にこちらのボールになります。

 

しかし、外野からのシュートは

ジャンプで避ける事は殆ど出来ませんでしたので

外野にボールが回ったら、とにかく逃げまくるのが大事でした。

 

こちらも、外野の弾平にボールを回すことで

連続でアウトさせる事が出来ましたので

結局はおあいこだったのですがね。

 

 

そんな、絶好調ならば

20秒で7人をアウトにすることが出来る

クレイジーな作品なのでした。

 

 

 

炎の闘球児・ドッジ弾平のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

あのスピーディーな試合展開を

一度でも味わってほしいですね

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

対戦モードになると

急にみんなタフになりますので

くにおくんの代わりとしても楽しむことができました

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームですが

実は対戦モードが面白い作品でも有名でした。

 

今までは、一撃でアウトのシステムだったのですが

対戦モードのみ、ヒットポイント制で遊ぶ事が出来ました。

 

このルールにすることで

長く試合を楽しむことが出来ますので。

 

対戦モードの方が100倍面白いという設定ミスも

今ではいい思い出ですね。

 

 

プレミアムソフトが比較的多い、ドッジ弾平のゲームの中でも。

 

今作は、格安で買える数少ない作品ですので

興味のある方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

いつプレミアムソフトになるのかも分かりません

 

だったら今すぐ遊ぼう

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

こんなに酷いドッジボールゲームを遊んだ事が無い  好きだけどね

炎の闘球児・ドッジ弾平

 

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