レトロゲームとマンガとももクロと

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時空勇伝デビアス  住人を絶対に斬ってはいけません 絶対だからね

町の住人を斬れて  夜になると敵に襲われて  大冒険ができる

 

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[ファミコン版のオブリビオン もしくは、オブリビオンが時空勇伝デビアスなのか?]

[時空勇伝デビアス  ナムコ  ファミコン]

1987年発売  ジャンル アクションRPG  参考価格260円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  5時間

このゲームに対する世間の評価  自由度の高いアクションRPG

どんな人におすすめ?  オブリビオンが好きなら 好きかもね

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

「オブリビオン」というゲームが

プレイステーション3でありました。

(スカイリムの前作ですね)

 

このゲームは

とにかく何でも出来るゲームとして有名で

 

闘技場で最強を目指したり

泥棒ばかりして生活したり

町の住人を斬りまくって警察に捕まったり

 

とにかく自由度が売りの名作RPGでした。

 

そんな、オブリビオンという偉大な作品が大好きで

最高に遊びまくりました。

 

そうなると、似たようなゲームを探すのが必然的ですよね。

 

「このゲームはオブリビオンみたいだな」とか

「このゲームは全然オブリビオンじゃないな」とか

ウィザードリィの時にかかった、あの病気が再発しましたね。

 

 

そんな、オブリビオンというゲームに

ほんの少しだけ似ているゲームが、ファミコンにあったんです。

 

 

そんな今回の、ファミコンでもオブリビオンの様なゲームが楽しめる?

時空勇伝デビアスの感想です(*’▽’)

 

 

 

時空勇伝デビアスとはレトロゲーム?

 

この時空勇伝デビアスですが

1987年にナムコから発売された

ファミコン専用のアクションRPGでした。

 

ゲームの目的は

普通の少年が、伝説の勇士「デビアス」の生まれ変わりだと言われて

急にファンタジー世界に連れていかれ

魔王を倒すために数々の冒険をしていく…こんな目的でした。

 

ゲームシステムは

オーソドックスなアクションRPGで

似たタイプのゲームで言いますと

「リンクの冒険」や「悪魔城ドラキュラ」に似ていましたね。

 

悪魔城ドラキュラの様な

横スクロール型のアクションゲームなのですが。

 

モンスターを倒すことで

ゴールドや「テク」と呼ばれる剣の熟練度みたいなものが貰えまして。

 

ゴールドを貯めて

装備品やアイテムを購入して冒険に役立てたり

 

テクを貯めて

攻撃のスピードをあげる事で、ダメージを与えやすくしたり

 

RPG的なシステムも面白かったです。

 

ゲームの基本的な流れとしましては

三つのダンジョンでさまざまな謎を解きながら

連れさられた町の住人を救いだし

ダンジョンのボスを倒していく流れでした。

 

このゲームの特徴でもある

「アーロン」という神様みたいな相棒と一緒に

ダンジョンの謎を解いていくのが楽しかったです。

 

中古ゲーム対策なのか

説明書に書いてある暗号で教えてくるので

ここは攻略ページに頼りました。

 

孤独なダンジョンで

相棒が常に居るというゲームは珍しかったですね。

 

「現代から来た少年が、古代の文字なんて分かる訳ないだろう!!」からの

「それならば、相棒に教えさせましょう」という感覚が

とても新鮮な作品なのでした。

 

 

 

時空勇伝デビアスの感想でもあり レビューでもあり

 

[オブリビオンをやりたくなる]

 

このゲームですが、町の住人を剣で斬れます。

 

というか、最初は敵だと思って斬ってしまったんです。

 

しかし、警察に捕まる訳でもなく

ショップで門前払いされる訳でもありません。

 

ですので、「マイナスポイントが無いのかな?」なんて感じで

どんどん斬って行ったのを覚えています。

 

それから、数分後にようやく分かりました。

 

住人を一人でも倒してしまうと

ゲームのイベントが進まなくなる様に設定されているんですよね。

 

リセットをしないと

ダンジョンに行く入口を開けてもらえませんでした。

(住人を斬ると、スピリットというパラメータも同時に下がります)

 

それを知って

「さすがにファミコンだからね」

「制限はあるよね」なんて納得しましたが。

 

発売ギリギリまでは、ちょっとだけのマイナス要素だったと思います。

 

この頃のナムコは

相当とんがっていた時期だったので。

「住人を斬ることができたら、面白いんじゃない?」みたいな感じで

へらへらしながら、こんなバイオレンスなシステムをプラスしたのに。

 

「どうしてファミコンなのに、人を斬れるんだ!!」

なんて、ガッツリと怒られたのではないでしょうか。

 

その結果が

「住人を斬ったら、その場でゲームが進まなくなる」という

重大なペナルティになったのかも知れませんね。

 

そんな

「昔のゲームは過激だったんだな」と思うとともに

「久しぶりにオブリビオンをやり直そうかな」そう思えた瞬間なのでした。

 

ちなみに、エンディングまで必死にプレイしましたが

所々に出てくるブラックな匂いもたまらなく好きでした。

 

お姫様と結婚して

現代に帰らない少年という

なんとも言えないエンディングも最高でしたね。

 

 

 

[このゲームは即死のオンパレード]

 

このゲームですが

操作に慣れるまでがとにかく大変で

 

いちいち穴に落ちるたびに

ゲームオーバーにされるのは腹が立ちましたね。

 

アクションゲームならば、それでもいいと思いますが。

 

このゲームはアクションRPGですので

せっかく貯めたお金が、死ぬたびに半分になるのも大変でした。

 

「お金を貯めて鎧を買うぞ」と思っても

穴に落ちたら直ぐにゲームオーバーですからね。

 

それもステージの至る所に

沢山設置されていますので

「ここを落ちたらお金が半分になるぞ、気をつけろ!!」となりましたね。

 

こんなところが、時空勇伝デビアスの

とても、とても、頑張って欲しいところでしたね。

 

 

 

このゲームが好きならこのゲームがお勧め

 

このゲームが好きなら

とにかくオブリビオンをお勧めします。

 

回復アイテムで荷物をパンパンにして

冒険に行くのも同じ。

 

夜中に急に敵に襲われるのも同じ。

 

住人を斬りまくってもいいのも同じ。

 

つまり、オブリビオンという作品は

「最新の時空勇伝デビアスといっても過言ではない」という事ですね。

 

……すいません過言でした。

 

 

 

時空勇伝デビアスのまとめ

 

こちらから購入できます

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

こんなにもクレイジーな作品があった事を

忘れないで欲しいな

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

アクションRPGとしては

なかなかのクオリティだと思いますので

穴に落ちるのだけを気を付けてお楽しみください

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームは

アクションの要素がかなり強めなので

「難しいアクションをプレイしたい」という方には

気に入っていただけると思います。

 

この機会に、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

昔だったら

「説明書が無くて、暗号が分からない!!」となりましたが

 

今ではインターネット環境さえあれば

説明書が無くてもクリア出来ますからね

思う存分デビアスの世界をお楽しみください!!

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

ファミコンでもオブリビオンは楽しめた!!

それこそが、今急いで260円で買う理由です