レトロゲームとマンガとももクロと

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ブービーキッズという隠れた名作アクション 平安京エイリアンにボンバーマンを足したらこうなる

平安京エイリアンにボンバーマンを足したらこうなる

 

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[原始時代から未来まで大冒険 そんな濃厚なアクションゲーム]

[ブービーキッズ  日本物産  ファミコン]

1987年発売  ジャンル アクション  参考価格450円

 

記事のネタバレ度  普通  

攻略に必要なプレイ時間  2時間

このゲームに対する世間の評価 穴を掘って敵を埋めるのがたのしい

どんな人におすすめ?  平安京エイリアンが好きなら 最高でしょうね

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

ずいぶん前に

恐竜に関する特集をやっていました。

 

なんでも、

恐竜というのは「痛風」だったそうです。

 

獲物を狩りに走るたびに

足には激痛が来ていたという

なんとも人間らしい側面もあったそうですね。

 

ちなみに、体の色なのですが

あれは完全にイメージで塗っているそうです。

 

爬虫類だから灰色なんじゃないのかとか

鳥類だからこの色なのでは?みたいな感じで

正確な色の情報までは分からないのだそうですね。

 

なので

「ピンクの可愛らしいティラノサウルス」だったのかもしれませんし

「全身真っ赤な、戦闘機みたいなプテラノドン」だったのかもしれません。

 

そんな、知れば知るほど面白い恐竜の世界なのでした。

 

 

そんな今回の、摩訶不思議な恐竜や、暴れん坊の原始人が襲ってくるアクション

ブービーキッズの感想です(*’▽’)

 

 

 

ブービーキッズとはどんなレトロゲーム?

 

このブービーキッズは1987年に

日本物産から発売された

ファミコン専用のアクションゲームでした。

 

ブービーキッズというゲームは

「キッドのホレホレ大作戦」というアーケードゲームのリメイク作品だそうで。

 

キッドのホレホレ大作戦というゲームは

「平安京エイリアン」のリメイク作品という

何ともややこしい作品です。

 

つまり、平安京エイリアンの進化系が

今回のブービーキッズという隠れた名作アクションなのでした。

 

ゲームの目的は

主人公の少年を操りまして

様々な世界をタイムスリップしながら進んで行き。

全21面を攻略していくのが目的でした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションゲームで

 

穴を掘って、敵を埋めていく、平安京エイリアン

 

怪しい壁などに爆弾を仕掛けて、爆破していく、ボンバーマン

 

こんな、平安京エイリアンとボンバーマンが融合した作品でした。

 

最初は原始時代から始まり

恐竜や原始人と一戦交えながら徐々に時代が進んで行きまして。

 

最後は未来へ辿り着くという

タイムスリップシステムが、面白い作品でした。

 

ステージのクリア条件は

フィールドに落ちているイベントアイテムを全て拾う事で

ゴールの扉が開くというシステムで。

 

フィールドの時代ごとに

アイテムやモンスターが変化するのも最高でした。

 

原始時代なら、「ヤシの実」や「恐竜」

未来なら、「ロボット」や「ファミコン」など。

 

ステージの時代設定ごとに

アイテムも進化していくのが楽しいゲームでしたね。

 

敵を穴に埋める事で

特殊アイテムが出現するのも楽しかったです。

 

スピードの上がる ローラースケート

無敵になれる ヘルメット

敵を氷に変える 氷

敵の動きを止める  赤い丸?

 

こんな感じで、一定時間ではあるのですが

他のアクションゲームとは比べ物にならない程の

強力なアイテムばかりで

 

アイテムが出現するだけで

ニコニコしてしまうのが楽しかったです。

 

 

未だに「平安京エイリアンが最高のゲーム」という意見も聞きますので。

 

そんな平安京エイリアンが進化した、ブービーキッズは

レトロゲーマーには最高にお勧めなのでした。

 

 

 

ブービーキッズの感想でもあり レビューでもあり

 

[アクションゲームとしてはかなり優秀]

 

このブービーキッズですが

さまざまなアクションが用意されています。

 

穴を掘って敵を埋める、シンプルな攻撃方法のほかにも

 

爆弾をセットして

壁を壊しながら進んで行くアクションもあったり

 

ジャンプ台に乗って

ステージをどんどん渡って行ったり

 

ワープゾーンに飛び込んで、さまざまな場所に移動したりなど

 

当時としては、斬新な演出が数多く存在していました。

 

ローラースケートで移動スピードが速くなるのも

時代を感じられて最高でしたね。

(アイドルの影響なのかな?)

 

そんな、当時のアクションゲームとしては長く遊べた

夢一杯の作品なのでした。

 

 

 

[後半のステージの異常な難しさ エンディング画面の酷さ これがブービーキッズ]

 

このゲームですが

結構なボリュームの作品でした。

 

全21面をクリアするまでに

二時間くらいは掛かったでしょうか。

 

そんな、ボリュームたっぷりのゲームですが

後半のステージに行くほど

ステージの難易度が急激に上がっていくんです。

 

特に、最後の未来ステージなんて

「どんだけ、いやらしい配置なんだよ」というくらいの難しさでしたからね。

 

最初はノロノロした動きだった敵も

後半にはかなりのスピードで迫ってきますし。

 

ジャンプ台をミスって水中にドボンですし。

 

どんなに進んでも

コンテニューは17面からという鬼の様なシステムですし。

 

極めつけは最後の21面でしょうね。

 

今までは、小さな通路を上手く使いながら

メタルギア的な感じで、隠れて進んで行ったのが。

 

最終ステージの21面では

全ての通路を取っ払って、小さな部屋に

大量の敵と自分だけという

悪夢の様な展開も酷かったです。

 

今まではパズルゲームの要素が強かったのに

 

最終ステージだけは

無数の敵を穴に埋めて、逃げまくるだけですからね。

 

最終ステージをクリアするだけで、1時間は掛かりました。

 

最終ステージまで行って、直ぐにゲームオーバー。

 

再開は17面から。

 

そして、最後まで行ってゲームオーバー。

 

なんど諦めようかと思ったか…。

 

 

それでも、最後まで諦めずにプレイしましたが

エンディング画面がまさかの

「THE END」たったのこれだけですからね。

 

スタッフロールも何も無く、真っ暗な背景に映し出される

「THE END」ですからね。

 

 

「3時間遊んでこれだけなのか…」と思いながらも

 

「流石レトロゲーム、潔い!!」と、自分に言い聞かせて

少しだけ泣きました。

 

 

 

どんなゲームが好きな人にお勧め

 

このブービーキッズですが

アクションゲームとしては優秀な作品だと思います。

 

そんなゲームの元祖ともいえる作品

「平安京エイリアン」が好きなら、このゲームもお勧めですね。

 

 

 

ブービーキッズのまとめ

 

こちらから購入できます

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

ブービーキッズという名前を

購入するまでは全然知りませんでした。

 

しかし、プレイしてみると予想以上に面白く。

 

結局は、購入した日に最後までプレイしましたね。

 

レトロゲームならではの

買った日にそのままエンディング

そんな中毒性がありましたね。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

穴を掘って敵を埋めまくる

こんなシンプルなゲームなのに

最高に爽快感があるんですよね。

 

まあ、基本的には残酷な攻撃方法なんですけどね。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

おそらくバーチャルコンソールで配信されることはありませんので

この機会に現物を購入してみるのはいかがでしょうか。

 

シンプルながらも面白い

 

シンプルだからこそ、激ムズ

 

これがレトロゲームだよね。

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

難易度は高めなのですが 最後まで遊んでしまう魅力はある

それこそが、今急いで450円で買う理由です