レトロゲームとマンガとももクロと

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ゴエモン外伝・きえた黄金キセル ローラースケートがゲームの面白さを大幅に変える!?

ゴエモンの良さをそのままに ちゃんとRPGしていましたね

 

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[ゴエモンより優秀なエビス丸 そんな和風RPG]

[がんばれゴエモン・消えた黄金キセル  コナミ   ファミコン]

1990年発売  ジャンル RPG  参考価格400円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ  25時間

このゲームに対する世間の評価  ゴエモンがRPGだったことに驚きですよね

どんな人におすすめ?  和風のRPGが大好きな人には最高でしょうね

バーチャルコンソールで配信あり

 

 

コナミというゲームメーカーは

今でこそ、「幻想水滸伝」などの名作RPGを発売していますが

ファミコン時代は、ほとんど発売していませんでした。

 

コナミは

アクションとシューティングのメーカーというイメージでしたよね。

 

ですので

正統派のRPGではなく

アクションゲームとRPGを融合した作品で

発売してパターンが多かったですよね。

 

「悪魔城ドラキュラ2」とか

「大魔司教ガリウス」とか

アクションゲームにRPGの雰囲気をプラスする

こんな感じでした。

 

そんなコナミが

ようやく正統派のRPGにチャレンジしたのが

今作のがんばれゴエモン外伝でしたね。

 

 

そんな今回の、コナミの正統派RPGの幕明け

がんばれゴエモン・消えた黄金キセルの感想です。

 

 

 

がんばれゴエモン・消えた黄金キセルとはどんなレトロゲーム?

 

このがんばれゴエモン・消えた黄金キセルですが

1990年にコナミから発売された

ファミコン専用のRPGでした。

 

 

がんばれゴエモンというのは

コナミから発売されたアクションゲームで

 

主人公のゴエモンとなって

日本全国を暴れまわるアクションゲームだったのですが

 

今作からは、大幅なシフトチェンジをしまして

まさかの正統派のRPGとして帰って来た作品でした。

 

 

そんなゲームの目的は

先祖代々から伝わっていた「黄金キセル」が行方不明になってしまった

 

このままでは、ご先祖様に顔向けが出来ない

そんなピンチから脱出する為

相棒である変態忍者「エビス丸」と共に

キセル探しの大冒険へと出かけて行く…。

 

こんなあらすじでしたね。

 

 

ゲームのシステムは、

オーソドックスなコマンド選択型のRPGで

 

攻撃と術を駆使しながら進んで行く

まんま、ドラゴンクエストのようなシステムでした。

 

 

しかし、そこはコナミです。

 

ゴエモンお馴染の

特徴的な和風の効果音や

ノリノリの音楽が、ゲームを盛り上げてくれまして。

 

システム的には、ドラクエなんだけど

遊んだ感覚は、がんばれゴエモンの風味という凄さがありましたね。

 

 

術が使えないけど攻撃力がある 戦士タイプの

「ゴエモン」 

 

攻撃の術と回復の術を、両方使える賢者タイプの

「エビス丸」  

 

味方の能力を上げたり、相手の能力を下げたりする、

トリッキーなタイプの「コバンネコ」 

 

攻撃の術と回復の術に加えて、補助魔法も使用できる

最強のくのいち「ヤエちゃん」 

 

こんな個性的な仲間と共に

沢山のダンジョンを突き進んで行く作品でした。

 

 

ゲームの流れとしては

次のエリアに進むために

そのエリアでのイベントをこなしていき

 

ダンジョンに待ち受けているボスを倒すと

次のエリアへと進むことが出来る

こんな流れでした。

  

「意地悪な謎解き」でお馴染の

コナミのゲームだったのに

 

今作では、そんなことは無く。

 

必死にレベルを上げて

 

お金が貯まったら武器や防具を購入して

 

とんでもなく長いダンジョンへ万全の状態で挑んで行き

 

また次のエリアへ…という

 

RPGの楽しさが、ギュッと凝縮した作品でしたね。

 

 

「ゴエモンというキャラクターだけが売りの、残念なゲームなのかな?」

とも思っていましたが

 

遊んでビックリ

正統派のRPGとしても、純粋に素晴らしい作品なのでした。

 

 

 

がんばれゴエモン・消えた黄金キセルの感想でもあり レビューでもあり

 

[主人公が弱いってどういうこと?]

 

このゲームですが、ゴエモンのゲームだと思います。

 

ですので、ゴエモンこそが

ゲームの中で、一番強くなければいけないと思うのですが

 

まさかの、シンプルな戦士タイプのキャラでした。

 

このゲームでは

術がかなり強力に設定されていまして

「術一発で、敵を全滅させる事も可能」な程の使い勝手の良さでした。

 

術を使用するには

忍術というMPみたいなものが必要なので

そこまで連発できる訳ではありませんでしたが

 

エビス丸が後半の時期に覚える

全体攻撃の術が、あまりにも強すぎたので

後半は、エビス丸主体のゲームになって行きましたね。

 

 

普通ならば

主人公にも術を使わせるものなのですが

 

今作では、ゴエモンはただ殴りまくるだけの

シンプルな存在になってしまった訳です。

 

最後に仲間になる

くのいちのヤエちゃんも

全体攻撃を使用できましたので

 

基本的には、エビス丸とヤエちゃんで頑張って

ゴエモンはサポートしまくりといった感じでした。

 

 

主人公なのに、特徴が殆ど無い

結構な哀しさもこのゲームには流れていましたね。

 

 

 

[ローラースケートで世界が変わる]

 

このゲームですが、子供の頃に購入しました。

 

そして、中盤までしか遊びませんでした。

 

RPGに飢えていたからこそ

喜んで購入した筈なのに

 

ダンジョンのあまりの広さと

エンカウント率の高さに、途中で諦めてしまいました。

 

 

それから長い年月が経ちまして

中学生くらいの頃だったと思うのですが

「久しぶりに、真剣に遊んでみようかな」と思いました。

 

そして、リベンジとばかりに真剣に遊んでみると

意外や意外、あっけなく最後までクリアすることが出来ました。

 

 

そんなきっかけになったのが

「ローラースケート」というアイテムでした。

 

このアイテムは、最初の街から

格安で売っていたアイテムだったのですが。

 

使用することで

キャラクターの移動スピードを上げてくれる

魔法のアイテムでした。

 

 

このゲームのダンジョンは

とにかく広いのですが

ローラースケートを使用することによって

快適に移動することが出来たんですね。

 

 

子供の頃は

ローラースケートを一切使用しないで進んでいたので

「なんだよ、この遅い足は、それでも泥棒か!!」なんて思っていたのに。

 

ローラースケートを使っただけで

「めちゃくちゃ快適!!」となれたのは最高でした。

 

「この移動スピードを、基本にしてくれていたらな…」なんて事も思いましたが

 

当時のキャラクターが遅いRPGを

アイテムで改善してくれたのは素晴らしかったと思います。

 

もしも、子供の頃に遊んでいて

「ダンジョンが広いので諦めた」という人が居たら

この機会に遊んでみてはいかがでしょうか

 

「あれ?めちゃくちゃ面白いんじゃない?」と見直せると思います。

 

 

 

がんばれゴエモン・消えた黄金キセルのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

あのがんばれゴエモンが、まさかの正統派のRPGで楽しめる。

 

これだけで満点なのではないでしょうか

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

ゲームとしては

物凄くシンプルなのですが

 

ゴエモンらしさが溢れていますので

この機会に遊んでみて下さい。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

この作品は

バーチャルコンソールでも発売されていますので

Wiiか3DSをお持ちの方は、遊んでみてはいかがでしょうか。

 

コナミの正統派RPGという

当時としては、あまり馴染のない作品でしたが

 

最後まで遊んでみたくなる魅力は、充分にあった作品なのでした。

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうごございました

 

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