レトロゲームとマンガとももクロと

レトロゲームとマンガとももクロと

里見八犬伝  名前に犬が付いてるんですか…じゃあ悪を倒しに行きましょうか そんな和風RPG

大人気歴史小説 待望のゲーム化作品

 

f:id:retogenofu:20170128150507j:plain

                                           

[犬の名前が付いていたら問答無用で仲間 そんな強引さも素敵] 

[里見八犬伝   SNK  ファミコン] 

1989年発売 ジャンル 和風RPG  参考価格590円

 

記事のネタバレ度  普通  

攻略に必要なプレイ時間  15時間

このゲームに対する世間の評価  SNKがRPGってどうなの?

どんな人におすすめ? パラメーターを割り振るのが好きなら最高です」

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

格闘ゲームでお馴染のSNK

 

ネオジオでお馴染のSNK

 

いつの間にか、倒産していたSNK

 

 

そんな今回の、SNKが発売したでお馴染の和風RPG?

里見八犬伝の感想です(*’▽’)

 

 

 

里見八犬伝とはどんなレトロゲーム?

 

この里見八犬伝ですが

1989年にSNKから発売された

ファミコン専用のRPGでした。

 

江戸時代に発売された大長編冒険活劇(全106冊)

「南総里見八犬伝」の、ゲーム化作品で

人間と妖怪の戦いを描いたストーリーでした。

 

ゲームの目的は

主人公の「犬塚信乃」を操りまして

全国各地に散らばっている、勇敢な仲間達を

「名前に犬が付いている」という、大雑把なヒントと

「漢字が書いている球を持っている」という、物凄く曖昧なヒントを元に

コツコツと探していく作品でした。

 

ゲームのシステムは、オーソドックスなRPGで

ドラゴンクエストの様な

まさに王道のコマンド選択式のRPGでしたね。

 

 

仲間を集めるという

今でも心ときめく、ゲームシステムが売りのゲームでした。

 

女神転生の様に

パラメーターを自分で割り振って育成していきますので

 

自分好みのパーティーを育て上げていくのも

楽しい作品でしたね。

 

出てくる敵も、国産的なファンタジーの要素である

バリバリの妖怪たちなので

「和風のRPGと言えば、里見八犬伝!!」なんて

子供も多かったのではないでしょうかね。

 

 

歴史小説とファミコンがタッグを組んだらどうなるのか? 

 

最高のゲームの出来上がり。

 

 

 

里見八犬伝の感想でもあり レビューでもあり

 

[パラメーターを自分で決めろという新感覚]

 

この里見八犬伝ですが

レベルアップのシステムが特徴的で、とても面白い作品でした。

 

プレイヤーのレベルが上がると

「しゅぎょうち」というポイントが貰えるのですが

 

このポイントをパラメーターに割り振って

自分好みのキャラクターにしていく喜びがありました。

 

攻撃力だけを上げた、パワーキャラクター

 

呪文を使うキャラクターは、防御力を重点的、なんて感じで

 

そのキャラクター事に、試行錯誤していくのが楽しく

 

何度でも遊べる、RPGのお手本みたいな作品でしたね。

 

 

そんな中でも、特に印象的だったシステムが

 

最大HPとMPを「ルーレットで決める」

なんとも不思議なシステムでした。

 

運が良いと、序盤でも有利に進められる反面

 

ルーレットの運が悪いと

どんなにレベルが上がっても貧弱のまま、というのが

 

この里見八犬伝の面白いシステムでしたね。

 

レベル上げが楽しい作品にはハズレはありませんので

この作品も最高に遊び応えがありました。

 

 

 

[ゲームのバランスでいうとかなり大味]

 

このゲームの特徴でいいますと

レトロRPGの要素が満載!!でしょうか。

 

エンカウント率がとんでもなく高い

移動のスピードが遅い

敵の方が圧倒的に強い…

 

こんな、全てのマイナス要素が詰まっています。

 

特に、敵の強さが圧倒的だったのが

かなりの曲者でした。

 

「レベルの差が、戦力の圧倒的な差」という感じになりまして

ゲームの後半は、どうしても苦痛になってしまいます。

 

せっかくの、面白いシステムがあったのに

敵の強さがハッキリしているので

 

バランス良くパラメーターを振るよりも

 

全部攻撃力、全部防御力といった感じで

 

開き直った方が断然楽になるのが、少し残念でしたね。

 

 

ゲームの攻略に慣れたら

かなりスムーズに進んでくれるのですが

 

ゲームに慣れるまでは

基本的に苦戦をしながら進んで行く

 

こんな、「良くも悪くもファミコンのRPGだよね」と感じさせられる

システムでしたね。

 

 

 

里見八犬伝のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

超人気歴史小説のゲーム化作品ですからね

もっと大ヒットしても良かったと思うのですがね。

 

そんなマイナーRPGをお楽しみください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

仲間集めが好き

 

自分好みのキャラクターを作るのが好き

 

バランスが大雑把なRPG好き

 

そんな、珍しい人には

最高にお勧めのゲームです。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームは、かなり大味なゲームなのですが

当時のRPGにしては、かなりの名作だと思います。

 

辛い部分も有りますが

それを補う、圧倒的な中毒性もありましたので

結局は名作RPGでしたね。

 

「新里見八犬伝」というゲームが発売されていたのですが

今作とは全く関係ない作品だそうで

アニメ映画のタイアップ作品だったそうです。

 

残念ながら持っていないので、いつか購入したいと思っています。

 

 

仲間集めのRPG そんな響きだけで幸せ

 

なんて人は、この機会に遊んでみてください

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

八犬伝なのに、4人パーティーで冒険するのも潔い

それこそが、今急いで590円で買う理由です

 

こちらから購入できます