レトロゲームとマンガとももクロと

レトロゲームとマンガとももクロと

新桃太郎伝説  遊ばなければ 来世まで後悔することになる 和風RPGの王様

リメイクはいらないけど バーチャルコンソールでは配信して欲しいよね

 

f:id:retogenofu:20170209001237j:plain

[こんなにも ドキドキワクワクしながら 遊び直すのは初めてかも]

[新桃太郎伝説  ハドソン  スーパーファミコン]

1993年発売  ジャンル RPG  参考価格 1890円

 

記事のネタバレ度 ガッツリ高め

攻略に必要なプレイ時間  35時間

このゲームに対する世間の評価  ハドソンというメーカーはやっぱり偉大だった

どんな人におすすめ 全てのRPG好きは 絶対に遊ばなくてはいけない

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

私は、数多くのゲームを遊んできました。

 

物心付いた時から

スーパーマリオを遊んでいましたので

 

人生の90%以上を、ゲームに費やしてきたと思います。

 

そんな私ですが

大好きな作品ほど、遊び直したくないという人間です。

 

何回もデータを消して

複数回遊ぶゲームも有るのですが

 

ただ一度だけの記憶で

とどめておきたい作品という物があります。

 

それは

「ウィザードリィ・リルガミンサーガ」であったり

「マグナブラバン」であったり

「ムーン」であったり

ストーリーが濃厚な作品に多いかと思います。

(ウィザードリィにストーリーというものは、ほとんどありませんが)

 

当時の記憶のまま

最高のゲームとして

一生の思い出として残して置きたい

こんな思いだったからです。

 

そんな中でも、特に印象が強かったのが

今回の作品だったのではないでしょうか。

 

 

そんな今回の 

20年以上前にたったの一度だけ遊んだ 和風RPGの王様

 

そんな王様に 真剣勝負を挑む

新桃太郎伝説の感想です。

 

 

 

新桃太郎伝説とはどんなレトロゲーム?

 

この新桃太郎伝説ですが

1993年にハドソンから発売された

スーパーファミコン専用のRPG作品でした。

 

ファミコンで桃太郎伝説が発売されて

 

PCエンジンで桃太郎伝説2が発売されて

 

スーパーファミコンで新桃太郎伝説が発売されて

 

プレイステーションで桃太郎伝説2がリメイクされて発売されて

 

そして長い桃太郎伝説に終止符を打つ

 

こんな歴史でした。

 

 

ゲームのあらすじは

前作で、鬼が島の閻魔大王を改心させた桃太郎

 

鬼と人間との共存が上手くいった世界で、平和に暮らしていた。

 

そんな平和な世界から6年後に危機が訪れる。

 

「カルラ」というずるがしこい妖怪が

地獄全土を巻き込んで、もう一度人間達に復讐をしようとしているのである。

 

そんな危機を

全国各地に出かけて、ちょっとずつ解決して行こうではないか…。

 

こんなあらすじでした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなコマンド選択式のRPGで

 

似たタイプのシステムで言いますと

ドラゴンクエストの様なタイプですね。

 

今作で取り入れられたシステムとしましては

「桃太郎の人気」という物がありました。

 

各地のボスクラスの鬼を倒したり

 

各地に居る仙人の修行を一回でクリアする事で

 

徐々に桃太郎の人気が上がっていきます。

 

「知ってる?桃太郎さんが鬼を倒したらしいよ」

 

「マジで!桃太郎さんって凄いんだね」こんな感じです。

 

人気が上がることで

 

宿泊料金が半額になったり

 

アイテムを値引きしてもらったり

 

レアアイテムを購入出来たり

 

中々のスーパースターっぷりでした。

 

人気ですから下がることもあります

 

鬼から逃げ出したり

 

仲間を戦闘不能にしたり

 

嘘の選択肢を選んだり

 

女湯をのぞいたり

 

桃太郎らしからぬ行為をした瞬間にどんどん下がります。

 

せっかく上げた人気を

「絶対に下げてなるものか」と

自然と桃太郎らしくふるまうようになる

 

こんなシステムが面白かったですね。

 

 

その他のシステムとしましては

天気という概念も面白かったですね。

 

フィールドによって天気がコロコロ変わりまして

 

雷雨が鳴り響くと雷の術の威力が上がったり

 

雨の天気だとカエルの敵が強烈にパワーアップしたり

 

日本ばれになると、技の消費量が半減する等

 

その天気ごとに、戦い方を変えるというのがたのしかったです。

 

まあ、基本的には洞窟内で戦いますので

後半は、あまり意味は無いのですが。

 

 

そして、最も重要なシステムが搭載されていまして

それこそが「絶好調」のシステムでした。

 

フィールドを歩いていますと

突如として、頭の上に星が輝きまして

この星が付いている最中は、能力が各段にパワーアップします。

 

今までは20ダメージとかだったのに

 

ゼッコウチョウとなった瞬間に80ダメージとか叩き出しますし。

 

敵の攻撃も受け止めて無傷にしてしまいます。

 

この絶好調状態で

いかにボスとの戦闘に挑めるのかというのが

 

新桃太郎伝説を攻略する上での、最重要事項なのではないでしょうかね。

 

 

基本的には桃太郎伝説なのだけど

 

スーパーファミコンという大容量のゲーム機に登場した事で

 

何倍も、何十倍もスケールアップして帰って来た

 

そんな偉大な作品なのでした。

 

 

 

新桃太郎伝説の感想でもあり レビューでもあり

 

[金太郎を仲間にするまでの難易度は ゲーム内屈指の難しさ]

 

このゲームですが

とんでもなく厳しい戦闘を体験出来ます。

 

おそらく、ゲームデザイナーの「さくまあきら」さんが

楽な戦闘が嫌いなのでしょうね。

 

そこら辺の雑魚敵なのに

気を抜いた瞬間に全滅する

 

こんなスパルタなバランスでした。

 

最初は「桃太郎」と「スリの銀二」の2人で旅をします。

 

このゲームは

桃太郎が死んでしまうと即ゲームオーバーですので

 

とにかく桃太郎に気をつかうゲームでした。

 

かばうというコマンドが

こんなにも重要なのかと、発売から23年経って気づきました。

 

しかし、思っていました

「銀二が居るってことは、かなり楽な展開だろうな」と。

 

銀二が居るという事は

アイテムを2倍持てるという事です。

 

回復の術も

頻繁に使える訳では有りませんので

 

「おにぎり」や「きびだんご」などの回復アイテムを

これでもかと、たくさん持って冒険に出かけます。

 

それから2時間ほど経った頃でしょうか

 

お供のキジが仲間になった時に

事件が起こります。

 

「お供が仲間になったので、あっしは先に村に行ってます」

 

こんなメッセージを残して、銀二が居なくなってしまいます。

 

大量の回復アイテムを持って、急にいなくなる銀二

 

出てくる敵の強さは、今までと一緒

 

勝てないので、逃げまくる桃太郎

 

人気は急降下

 

命からがら、次の村に辿り着く

 

さあどうしようかな…。

 

こんな流れです。

 

ここで思う訳ですね

「銀二が居る間に、レベル上げしとくべきだった…」と。

 

レベルが1上がるだけで、結構強さが変わりますので

本当に後悔しました。

 

1人旅のレベル上げの怖さたるや半端ないです。

 

鬼の気まぐれで起こる

「痛恨の一撃」で

ゲームオーバーになることも有りますからね。

 

目の前のダンジョンには

金太郎が居て

 

ボス戦さえクリアすれば、仲間になるというのに

 

そこまでに行く事すらできない、凶悪な難易度。

 

20分掛けて辿り着いても

死んだらゲームオーバーなので、泣く泣くセーブしに戻る

 

こんな展開も桃伝あるあるでしょうね。

 

 

これが、お金が半分になって

セーブポイントに戻されるというドラクエシステムならば

こんなにも緊張しないのでしょうが。

 

まさかの一発アウトのFFシステムですからね

勘弁して欲しいと思いました。

 

 

あまりにもムカついたので

すこし先の「浦島太郎の村」に武器を買いに行ったら

 

そのまま強制的にイベントがはじまってしまい。

 

金太郎よりも先に浦島太郎が仲間になって

 

何とも言えない気持ちになりました。

 

本来は、1人で行かなければいけないダンジョンを

桃太郎、浦島太郎、銀二の三人で攻略できましたから

 

ものの数分で終ってしまいました。

 

ここで、ようやく金太郎が仲間になりまして

ゲームのバランスは、だいぶ落ち着きましたね。

 

正直言いまして、ゲームの難易度で言いますと

ここがマックスでした。

 

ここからは

危なくなったらかばうを使えば良いですし

「ろっかく」という敵全員に会心の一撃を食らわす

ぶっ壊れた術を覚えることができますので

 

もはや全滅する事は有りませんでした。

 

出てくる敵はろっかくで倒す

 

技ポイントが無くなったら、宿屋か仙人の庵に泊る。

 

ある程度のレベルが上がれば

「オニよけ」という術で一切の鬼が出てこなくなる。

 

この二つの術を覚えた瞬間に

ほとんど死ぬことはありませんでした。

 

だからといってクソゲーになるのかといいますと

そんな事は決してなく。

 

強力なボス戦は健在でしたので

常に緊張感をもって冒険するのには変わりがありませんでしたね。

 

 

オニよけで避けまくっていますと

 

どうしても、お金が足りなくなる場合が多いので

 

その部分でも絶妙なバランスだったのではないでしょうか。

 

 

開始数時間が、このゲームでもっとも挫折するポイント

 

そんなスパルタな難易度設定も

和風RPGの王様たる由縁なのでしょうね。

 

 

 

[RPGの王様とか言っておきながら パズル的なシステムが最高の魅力]

 

この新桃太郎伝説のなにが面白いのかと聞けば

ズバリ「所々に仕掛けられている謎解きの数々」でしょうね。

 

虹の色の順番に、岩を並べなさいとか

 

暗号文を解いて、貢物を探してきなさいとか

 

行方不明になった仲間達を、歩き回って探してきなさいとか

 

本当に、頭がジンジンしてきます。

 

 

改めて遊んで思ったのが

「当時の自分は、良くこの問題を解いたな!!」でした。

 

子供の方が脳みそは柔らかいと言いますので

今の自分が、いかに頭がカチカチなのかを思い知らされました。

 

 

意地でも攻略を見ないで進めたかったので

この謎解きの部分だけでも、10時間は掛かったと思います。

 

そのぶん、難問を解けた時の感動は最高でしたので

結果的には大満足でしたね。

 

 

RPGをプレイしているのか

 

激ムズのパズルゲームをプレイしているのか

 

そんな展開も含めて、愛してください。

 

 

 

[仲間を集めるRPGにハズレ無し 最強のキャラクターはお猿さん?]

 

このゲームが

どうして大人気になったのかと言いますと

 

沢山の仲間を集める事が出来たからでした。

 

ゲームの中盤で

街を助けたお礼に

巨大なお城を貰うことができます。

 

お城を貰ったという情報を聞きつけた

仲間達が、全国各地から集結してきます。

 

そして、ここからが

沢山の仲間を探しに行く、最高の旅の始まりでもあります。

 

 

全国各地には

桃太郎伝説お馴染のキャラクターが沢山居ます。

 

今までは、こちらを邪魔するだけの存在だったのに

今度は一緒に戦ってくれる

頼もしい存在になってくれるわけです。

 

あしゅら、風神、雷神などの他にも

 

はらだし、あまのじゃく、貧乏神、福の神、といちや、などなど

 

沢山のキャラクターが用意されていました。

 

特に、「貧乏神を99レベルにするとキングボンビーに変身する」と

ジャンプ放送局などでも話題になっていましたので

 

必死にレベルを上げた人も多かったのではないでしょうか。

(みんな貧乏神の名前を「えのもと」にしますよね)

 

そんな中でも

特にチート級のキャラを御存知でしょうか。

 

 

それは「ましら」という猿のボスなのですが

このましらの強さと言ったらもう、反則級でしたね。

 

ピアノの鍵盤を弾いて

「特殊な技を臨機応変に使用する」という

 

どう考えても、「攻略情報前提」のキャラクターなのですが

本当に強かったです。

(ましらのコマンドだけはしらべました)

 

どのくらい強いのかと言いますと

 

最終パーティーに入れて戦いました。

 

毎ターン全員の攻撃力が上がり続ける、ぶっ壊れた技

 

自分の攻撃力の分だけ、ランダムで敵全体にダメージを与える技

 

この2種類の技の

あまりの使い勝手の良さに

 

加入早々に、大ファンになってしまいました。

 

桃太郎の攻撃が40ダメージとかの時期に

 

ランダムで70ダメージを全体に食らわせる

しかも無限に使用できる

 

レベルが上がれば、全体に170ダメージとかを食らわせる。

 

こんなぶっ壊れたキャラクターを

23年間全く知らなかったわけですから。

 

新桃は本当に奥が深いなと、思いましたね。

 

 

今までは

桃太郎、金太郎、浦島太郎、夜叉姫が王道だったのに

 

桃太郎、ましら、浦島太郎、夜叉姫と明らかにおかしなメンバーになる

 

こんな素晴らしさを体験して欲しいな。

 

 

 

[ストーリーの展開が もはや桃太郎伝説ではない]

 

桃太郎伝説というゲームを一言で表すのであれば

「ふざけたコミカルRPG」です。

 

そんなゲームでしたので

「どうせ今作も、ふざけた路線になるのだろうな」なんて思っていました。

 

しかしどうでしょうか

そんなコミカル路線を真っ向から否定してきます。

 

今作から登場した、「カルラ」という妖怪が居るのですが

 

このカルラの、ムカつくことと言ったらもう

数あるゲームキャラクターの中でも、トップクラスのムカつきでしたね。

 

雰囲気で言いますと

ドラゴンボールのフリーザ的な感じでしょうか。

(勝手にフリーザ様の声で脳内再生していました)

 

分かりやすく説明すると

「リンダキューブアゲイン」のバイオレンスを

桃太郎伝説に混ぜ込んだといった感じです。

 

今までの展開だったら

普通に助かったであろう人達を

 

容赦なく抹殺していく

 

「どうした、さくまあきら、全く笑えないぞ!!」こんなバイオレンスでした。

 

特に最後の展開は

「これは、流石に続編は出せないよね…」といった感じですので

是非ともあなた自身で体験して欲しいなと思います。

 

 

最後のエンディング画面で流れる

 

初代桃太郎伝説のパスワードの曲を聞きながら

「やっぱり、新桃太郎伝説は和風RPGの王様だったな」と

 

23年の思い出を噛みしめて

今回の感想を終わりたいと思います。

 

 

 

新桃太郎伝説のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

今まで、何度も教えられてきました

「新桃太郎伝説は、絶対にもう一回遊んだ方が良い」と。

 

「大人になってから遊ぶ事で、何倍も楽しめるよ」と。

 

こんな魅力的なお誘いでしたが

今まで遊ぶ事は有りませんでした。

 

「思い出は、思い出のままで…」こんな感じでした。

 

そんな、封印を解禁しまして

1週間みっちり、35時間遊びつくしました。

 

マジで面白かったですね。

 

また遊ぼう…。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

絶対に面白いとわかりきって遊んでいるのに

 

それを上回る衝撃の連続

 

過去に遊んでいるはずなのに、それでも衝撃を受ける

 

そんな凄さがありました。

 

数多くのRPGを遊んでいるはずなのに

最高に苦戦する、戦闘の難易度

 

一度は解いているはずなのに

10時間もかかってしまう、驚異の謎解き

 

マジで腹が立つ、ゲームのストーリー

 

35時間では、絶対に遊びつくせない

やりこみ要素の豊富さ

 

 

そんな全ての要素が

 

数多くのプレイヤーを虜にした

伝説的な作品を作り上げていたのでした。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

正直言いまして、桃太郎伝説3が発売されていないのは

正解だったと思います。

(プレイステーション版は2のリメイクですので、この作品とは関係ありません)

 

あんなに素晴らしい物語を

下手にいじくって続編を出すくらいならば

 

伝説のままで終わらせた方が良かったのでしょうね。

 

 

私の意見としましては

 

変なリメイク版を出さないでほしいけど 

 

バーチャルコンソールでは絶対に配信してほしい

 

だって今の子供たちにリアルタイムで遊んでほしいから

 

こんな感じです。

 

 

サクッと終われる

ライトなRPGではけっしてありません。

 

遊んだあとに

「ああ…、本当に凄かった…」というヘビーな作品です。

 

だからこそ、絶対に遊んでほしいなと思います。

 

 

新桃太郎伝説が 

 

新桃太郎伝説こそが 

 

和風RPGの王様

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

スーパーファミコンRPGのベスト3に必ず入る

新桃太郎伝説の6000文字のラブレターでした。

 

 

記事の公開から

僅か半年で、7万人の人に読んでもらえた

 

みんな、新桃太郎伝説が大好きなんだろうな…。

 

 

こちらから1890円で購入できます