レトロゲームとマンガとももクロと

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キャッスルクエスト ファミコン屈指の激ムズシミュレーション 最終ステージはまずクリア不可能?

剣と魔法が混在する不思議な世界

 

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[せっかく頑張ったのに最終ステージで諦める] 

[キャッスルクエスト ハドソン  ファミコン]

1990年発売  ジャンル シミュレーションゲーム  参考価格400円

 

記事のネタバレ度  普通  

攻略に必要なプレイ時間  20時間

このゲームに対する世間の評価  ファミコン屈指の激ムズゲーム

どんな人におすすめ?  激ムズシミュレーションに、立ち向かいたい人におすすめ

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

将棋やチェスという昔ながらのゲームに

 

RPGの要素をプラスしたのが

 

シミュレーションゲームの流れだと思うのですが

 

今回のゲームに関していえば、かなり将棋の要素が強めの作品でした。

 

 

そんな今回の、恐怖の難易度をほこる名作ゲーム

キャッスルクエストの感想です。

 

 

 

キャッスルクエストとはどんなレトロゲーム?

 

このキャッスルクエストですが

1990年にハドソンから発売された

シミュレーションゲームでした。

 

ゲームのストーリーは

 

原因不明の嵐に悩まされている王様が

解決方法を探していると

 

「昔から伝わるゲームをクリアしなければならない」と

占い師に教えられる。

 

そんな危険なゲームをクリアするために

不思議な水晶の中へと旅立っていく…。

 

こんなストーリーでした。

 

 

ゲームのシステムは

基本的にはシミュレーションゲームなのですが

 

自分の駒たちが

ステージ事に決まっていますので

 

どちらかというと、パズルゲームにも近い作品でした。

 

チェスや将棋の様なシステムを元にしながらも

駒同士がぶつかると、RPGの様な戦闘シーンへと移行する

シミュレーションRPGでしたね。

 

 

駒には

それぞれの魔法が設定されていて

 

遠くから魔法で攻撃したりできるなど

 

頭をフル回転させて遊ぶ、パズルゲームでもあり

 

遠くから魔法を使って、相手を燃やし尽くすのもあり

 

そんな作品でしたね。

 

 

攻撃力が高い

戦士タイプの駒

 

魔法の威力が高いけど

戦闘力は皆無の魔法使いタイプの駒

 

こんな異なるタイプの駒を駆使しながら

 

相手の王様を倒すことが出来ればステージクリアという訳です。

 

 

ステージが全25面用意されているので

かなりの時間を楽しむことが出来る

 

濃厚過ぎる作品なのでした。

 

 

 

キャッスルクエストの感想でもあり レビューでもあり

 

[将棋の様なシステムがゲームを盛り上げている]

 

このキャッスルクエストですが、王様を倒したらゲームクリアです。

 

しかし、自軍の戦力は本当に貧弱に設定されています。

 

最初は互角に戦えていたのに

後半になるにつれて、どんどん過酷な戦いを強いられて行きます。

 

ではそんな時に、どうやって切り抜けていくのか?

 

 

相手の駒を仲間にしていくんですよね。

 

自分の駒が貧弱なら

どうにか相手の駒を仲間にして

 

その強力な駒で進んで行くというのが、王道のパターンでした。

 

そして、どんなに弱い駒でも

相手の陣地に侵入すると、駒が出世をして強力に進化する

 

成り上がりのシステムも売りでした。

 

この成り上がりのシステムを活用しながら

進んで行くのも楽しかったです。

 

 

敵の駒を仲間として使える

 

陣地に侵入すると強力な駒に進化する

 

こんな、将棋お馴染のシステムを

 

シミュレーションゲームに、ガッツリプラスする事によって

更なる進化を遂げた

 

最高のシミュレーションゲームなのでした。

 

 

 

[最終ステージ付近には地獄が待っている]

 

このキャッスルクエストですが

後半のステージに関して言いますと、まさに地獄です。

 

たった一つのミスで全てが終わってしまいますし

 

コンピューターの気まぐれで、全てが左右されます。

 

本来ならば

 

頭をフル回転させて

 

綿密な戦略を立てて

 

精神を集中して

 

戦いに挑みますよね。

 

しかし、今回のキャッスルクエストは

そこに、コンピューターの気まぐれが加わってしまうという事です。

 

コンピューターが右に駒を進めれば勝ち

 

コンピューターが左に駒を進めれば、まず間違いなくゲームオーバー。

 

この地獄の様な緊張感が

常につきまとっているのが

後半のステージなんですよね。

 

 

特に。最後のステージ

24、25の難しさと言ったらもう

恐怖でしたね。

 

最初は、駒の進め方が正解なのかどうかも分からないので、

何十回プレイしてもクリアの仕方が分かりません。

 

そこでようやく

その動かし方が間違っていると気づかされて

少しずつ戦略を修正していくのが

 

辛くもあり、楽しかった部分でもありました。

 

 

このゲームは、パスワード方式なのですが

きゅうり、だいこん、ぽてと、など野菜の名前だったので

 

適当に野菜の名前を打ち込んで

ステージをワープするのも楽しいのですが。

 

最終ステージに関していえば

もうワープは出来ない最終地点なので

 

この最後のステージをクリア出来ずに

キャッスルクエストを諦めた人が、90%くらいは居たと思います。

 

 

そんな、常人にはクリア出来ないのが当たり前だった

恐怖のシミュレーションゲームなのでした。

 

 

 

キャッスルクエストのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

天才だからと言って

必ずクリアできるとは限らない

 

そんな、あり得ない難易度の

シミュレーションゲームをお楽しみください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

短いシナリオの連続で進んで行きますので

 

サクッと遊んで、サクッと終われる

 

こんな素晴らしさがあったと思います。

 

最後のシナリオに関して言えば鬼ですが

 

それまでは、かなり優しい難易度ですので

 

お気楽な気持ちで遊べるのは良かったです。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

ゲームのシステムは…将棋やチェスにRPGがプラスされている

 

ゲームのボリューム感は…かなりの大ボリューム

 

ゲームの難易度は…最終ステージの難易度に絶望する

 

 

もしかしたら

 

ファミコンの中でもベスト3に入る位の

 

究極の激ムズゲームなのかも知れない

 

そんな伝説のゲームに終止符を打ってください

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

骨太なシミュレーションゲームが大好きなら 絶対にお勧め

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