レトロゲームとマンガとももクロと

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ランパート  戦争ゲームとテトリスが合体したらどうなる?

何度も遊んでしまう中毒性が、このファミコンゲームにはあった

 

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[単純な戦争ゲームかと思いきや、とんでもない名作でした]

[ランパート  コナミ  ファミコン]

1991年発売  ジャンル アクション パズル  参考価格650円

 

記事のネタバレ度  普通  

攻略に必要なプレイ時間  3時間

このゲームに対する世間の評価  知名度は無い でも面白い

どんな人にお勧めのゲーム?  濃厚なパズルゲームが好きならおすすめ

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

隠れた名作ゲームというのは沢山ありますよね。

 

ファミコンだけでも

1000本以上発売された訳ですから

 

いつの日か、全てのゲームをプレイしてみたいと思います。

 

 

そんな今回の、隠れた名作ゲームをどんどん掘り出していこう

ランパートの感想です。

 

 

 

ランパートとはどんなレトロゲーム?

 

このランパートですが

1991年にコナミからひっそりと発売されていた

ファミコン用のアクションゲームでした。

 

1991年という、ファミコンの後期に

コナミという巨大なゲームメーカーから発売されたのですが

あまり有名なゲームにはなれずに、散ってしまいました。

 

しかし、ゲームの内容が面白くなかったのか?

と聞かれれば

 

そんな事はまったく無く

 

何時間でも何十回でも、常に新鮮な気持ちで遊べる名作ゲームでした。

 

 

ランパートのゲームシステムですが

いたってシンプルです。

 

自分の城という物があります。

 

その周りは自分の陣地です。

 

そこに「大砲を撃つことが出来るユニット」を配置します。

 

すると、相手の軍隊が

その領地を奪おうと砲撃をしてきます。

 

自分の領地は、頑丈な壁で仕切られているのですが

 

その壁すらも敵の砲撃の前では、なすすべもありません。

 

なので、相手の軍隊をこちらも砲撃し返します。

 

 

無事に相手を撃退するか

 

制限時間が切れると、相手はいったん退却していきます。

 

 

そのわずかな時間に

壁を補強したり、建築していくという訳ですね。

 

壁で囲んだ場所は

自分の領地にすることが出来ますので

 

いかに壁を繋げて、領地を広げていく事が出来るのか

というのが特徴的なシステムでした。

 

 

ゲームの流れでいうと

 

相手が軍隊を派遣してくる

 

こちらはその軍隊を砲撃で撃退していく

 

その繰り返しを行いながら

 

自分の領地を拡大しながらポイントを貯めて行き

 

一定数まで貯めることが出来れば、ステージクリアという訳です。

 

 

しかし、これだけでは、普通の戦争ゲームですよね。

 

このランパートですが

壁を囲むのが、ゲームの90%を占めるといっても過言ではありません。

 

といいますのも

このゲームをハッキリ言ってしまうと

 

「テトリス」の様なものなんですね。

 

壊れた壁を直すのは簡単なのですが

 

その壁のパーツが

「個性的な形のパーツ」ばかりなので

 

上手く調整しながら進めていかないと

直ぐにゲームオーバーになってしまいます。

 

この部分がテトリスの感覚に似ていた訳です。

 

 

基本的なルールは

 

壁を上手く繋げないと領地とは認められない

 

敵の歩兵の上には壁を建築することが出来ない

 

自分の城を領地に組み込まないと、ゲームオーバー。

 

たったこれだけの、とてもシンプルなゲーム性なのですが

 

これが本当に面白いんですね。

 

「ここさえ繋げる事が出来れば、巨大な領地が手に入る…無理でした」とか

 

「歩兵がバランスよく動いて、まったく領地が広げられなかった…」とか。

 

とにかく、自分の思い通りにならないんです。

 

テトリスの

「長い棒さえ来れば、このブロックが綺麗に消せる…」という

あのハラハラドキドキ感を

 

アクションゲームに組み込んだ瞬間に

 

とてつもない革命が起きたという事です。

 

 

たったひとマス繋げられなかった為に、ゲームオーバー!!

という緊張感が最高で

 

「これぞ新時代のテトリス」といっても過言では無い

新たなアクションパズルゲームなのでした。

 

 

 

ランパートの感想でもあり レビューでもあり

 

[世界が変われば、何度でも楽しめる]

 

このゲームでは

軍隊を指揮しながら戦っていきます。

 

これだけでも充分に楽しいゲームです。

 

この時点で、満点をあげます。

 

 

しかし、ここで終わらないのが、ランパートなんです。

 

 

実はこのゲームには

難易度が四つ存在していまして

 

一番簡単なのが、軍隊のストーリーなんです。

 

「これって、戦争ゲームなんだな…」なんて思っていたプレイヤーを

良い意味で裏切ってくれるのが

コナミというメーカーなんです。

 

 

次のストーリーは、自分は赤ずきんちゃんです。

 

さっきまでは軍隊を指揮していたのに

次のストーリーでは、赤ずきんちゃんですからね

 

最高です。

 

まあ基本的なルールは同じなので、敵だけが違うという事です。

 

 

さっきまでは「戦車と歩兵」でしたが

 

次のストーリーでは、「オオカミとネズミ」と戦うという事です。

 

もっと進めば

 

聖騎士になってモンスターと戦ったり

 

戦国大名になって、戦国武将と戦ったりもします。

 

それぞれの難易度に

濃厚なストーリーが用意されているので

 

何時間でも、何十回でも新鮮な気持ちでプレイ出来るんですね。

 

 

軍隊だけでも満点なのに

 

他にも、濃厚なストーリーを三本も楽しめる訳ですから。

 

どうしてメジャータイトルになれなかったのか?というのが

 

未だに不思議でしょうがない名作ゲームなのでした。

 

 

 

ランパートのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

正直言いまして、購入するまで

どんなゲームなのか分かりませんでした。

 

しかし、遊んでビックリ

ぶっ通しで、何時間も遊んでしまう魅力がありました。

 

マイナーゲームなのに面白さはメジャー級

そんな素晴らしい体験をどうぞ。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

戦争ゲームなのに

 

テトリスの様なパズルゲームも楽しめる

 

流行らなかったのが不思議なほどの面白さでしたね。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

戦争ゲームとしても興奮するほど楽しめる

 

そんな戦争ゲームにテトリスが加わるという大革命

 

戦争、おとぎ話、RPG、戦国時代

色々な世界感で楽しむことが出来る太っ腹なゲーム

 

あまりの熱中ぶりに

自然と大きな声で叫んでしまい、周りの人にガッツリ怒られる

 

アクション要素が強めのパズルゲームなのでした

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

隠れた名作ゲームを、どんどん掘り起こしたいと思った作品

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