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レトロゲームとマンガとももクロと

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トワイライトシンドローム・再会  ホラーゲームとせつなさの奇跡の作品 おばけの声は最高に残念

ゲームの話 愛すべきゲーム 心のゲーム 修正版

怖いゲームというよりは…深いゲーム

 

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[日常の中に潜む 非日常こそが本当の怖さなのかもしれません]

[トワイライトシンドローム・再会   スパイク  プレイステーション]

2000年発売   ジャンル ホラーアドベンチャー  1750円

 

記事のネタバレ度  高め  

攻略に必要なプレイ時間  15時間

このゲームに対する世間の評価  隠れた名作ホラーゲーム

どんな人におすすめ?  せつない小説が好きなら最高におすすめ

ゲームアーカイブスで配信なし

 

 

最近では、朝の陽ざしが熱すぎて

強制的に目が覚めるなんて事も多くなってきたこの頃です。

 

 

先日まで、寒い時期が続いていたのに

気付いたら、日焼け止めを買いに行かなければいけない、そんな時期です。

 

 

そんなにも、春の姿が見え隠れする時期なので、

身も心も冷え込む、ホラーゲームをやりませんかという話ですね。

 

 

そんな今回の、マイナーゲームだけど面白さはメジャー級

トワイライトシンドローム・再会の感想です。

 

 

 

トワイライトシンドローム・再会とはどんなレトロゲーム?

 

このトワイライトシンドローム・再会ですが

2000年にスパイクから発売された

プレイステーション専用のアドベンチャーゲームでした。

 

前作の「トワイライトシンドローム」は

「ヒューマン」というゲームメーカーから発売されていましたが。

 

ヒューマンが無くなってしまった為に、

「スパイク」からの発売となってしまった訳です。

(今ではスパイクも無くなって、スパイクチュンソフトになりましたね)

 

 

前作が、女子高生の三人組が体験する

とんでもない恐怖ゲームだとしたら

 

今作は、二人の姉妹が体験する

日常の中にある非日常といった感じでしょうか。

 

 

ゲームの流れでいうと

 

恐怖体験のうわさを聞いた主人公が

お金目的で厄介事に首を突っこんでいく…こんな流れです。

 

心霊写真を撮ると、5000円の賞金が貰える

 

そんな、甘い蜜に誘われて

ふらふらと近づいていったら

 

とんでもない恐怖体験に巻き込まれていき

 

今までの平凡な世界とはガラリと違う、

濃厚過ぎる人生を歩んで行く

 

そんなストーリーでした。

 

 

ゲームのシステムは

キャラクターを自分自身で動かしながら

恐怖体験が、どうして起こったのかを探していく

探索型アドベンチャーゲームでした。

(クロックタワーの様なシステムですね)

 

自分が選んだ選択によって、

物語の結末が変わる

マルチエンディングのシステムが搭載されており。

 

エンディングを埋めていく作業も楽しい作品でした。

 

 

前作のトワイライトシンドロームが

「身も心も震える恐怖のホラーゲーム」だとしたら

 

今作のトワイライトシンドローム再会というゲームは

人と人との繋がりを強調した、「とてもせつないホラーゲーム」でしたね。

 

 

 

トワイライトシンドローム・再会の感想でもあり レビューでもあり

 

[ホラーゲームなのに、泣けるゲームという凄さ]

 

このゲームを初めてプレイした時は

前作同様、恐怖を体験したくて購入しました。

 

しかし、このゲームの本質は

 

ホラーゲームというよりは

ヒューマンドラマを体験している様なゲームでしたね。

 

 

最初のエピソードに関していうと

トワイライトシンドローム史上、最も怖い話なのですが

 

そのエピソードの後は

怖い話というよりは、不思議な話が展開されていきまして

拍子抜けしてしまいます。

 

「やっぱり、名作ゲームの続編はパワーダウンしちゃうのかな?」

こんな、嫌な予感がバリバリでした。

 

 

しかし、遊んでみると

流石はトワイライトシンドロームです。

 

体験していく

エピソードの一つ一つが

 

最後の結末へと綺麗に繋がっていく

 

こんな鳥肌が立つくらいの展開に

「やっぱり凄いんだな」と痺れましたね。

 

 

確かに、心臓が止まりそうな恐怖目的で購入するには

物足りなさを感じてしまいますが

 

精神的な怖さに関して言えば、

文句なしだったのではないでしょうか。

 

 

薄気味悪い体験をしていく内に

眼には見えない、不思議な物を感じていく事ができる

 

その結果、ストーリーにグイグイ引き込まれていく

 

そんな、深いストーリーを体験していく内に

いつの間にか号泣してしまうという訳です。

 

恐怖から、せつなさに変わった瞬間こそが

「トワイライトシンドロームをプレイして、本当に良かったな…」

という瞬間でしたね。

 

 

 

[前作よりも、圧倒的に遊びやすくなった]

 

このゲームですが、マルチエンディングです。

 

そして、全てのエピソードがマルチエンディングです。

 

つまり、何度でも遊べる様になっています。

 

 

しかし、前作でもマルチエンディングでした。

 

では、いったいどうして、この再会が遊びやすくなったのか?

 

 

それは、今作からストーリーを途中で失敗しても、

「チェックポイント」からプレイが再開出来るようになっていたからでした。

 

前作では、一つのエピソードで

だいだい90分くらいは掛かっていました。

 

つまり、全てのエンディングを見たい場合は、

90分を何度もプレイしなければならず、とても大変でした。

 

 

今作でも、初めてプレイするのならば

同じくらいの時間が掛かると思われます。

 

しかし、今回は途中で失敗しても

チェックポイントからやり直すことができますので、

エンディングを埋めていくのが、かなり楽になっていましたね。

 

 

このシステムのおかげで

「この選択肢を選んだら、どんな反応をするのかな?」という事が

気軽に出来るようになったので

プレイしていても、精神的にかなり楽になりましたね。

 

 

前作では

「この選択肢を選びたい!!」

「でも、たぶん死んでしまうから、無難な選択肢にしよう…」というのが。

 

今作では、

「この選択肢を選んだら大変なことに絶対になるかも…」

「いや、やり直せるから押しちゃえ!!」と

 

酷い選択肢でも、お手軽に試せるという訳です。

 

 

これが普通のゲームならば

時間を掛けて、わざわざマイナスな選択肢を選ぶ必要もないのでしょうが。

 

トワイライトシンドロームというゲームは

文章テキストが本当に面白く

 

たとえ悲惨な結末であろうと

全てのテキストを読みたくなる、不思議な魔力が秘められています。

 

 

前作も、90分掛けてでも

まだ見ぬ文章を探す価値がありましたので

 

どんなに面倒だろうが

どんなに眠かろうが

何回も必死にゲームをプレイしたのですが。

 

このトワイライトシンドローム再会から

ようやく親切なシステムが搭載されましたので

 

「疲れてるけど、エンディングを1つ埋めて寝ようかな」なんて感じで

楽に遊べたのは最高でした。

 

そのぶん、

死に対する緊張感が減ってしまったので

ホラーゲーム感はマイルドになってしまいましたね。

 

ただ、ストーリーは流石のクオリティですので

結局は大成功だったのでしたね。

 

 

 

[みさえが襲ってくる]

 

このゲームですが、

最初のエピソードがトラウマ確定の怖さです。

 

もしも、この怖さが

全てのエピソードにあったら、私は絶対に挫折していたと思います。

 

しかし、とんでもない怖さのエピソードにも弱点がありました。

 

 

それが幽霊の声です。

 

とんでもなく怖い幽霊なのに

 

声はクレヨンしんちゃんに出てくる、

みさえというのが物凄く残念でした。

 

本来は滅茶苦茶怖いシーンなのに

「これって、みさえだよね?」ですからね。

 

その場所が、まるで、

クレヨンしんちゃんの世界になってしまったかのような、錯覚に陥ってしまい

 

物凄く惜しかったなという印象でした。

 

しかし、そのエピソードを夜中にやれと言われたら

絶対にお断りする位の怖さなので、

結局は最恐のエピソードに変わりは有りませんでしたね。

 

 

そんな、幽霊の声が物凄く怖かったとしたら

とんでもないゲームになれたところが、少し残念でした。

 

 

 

恩田陸さんの作品が好きなら絶対にお勧め

 

このトワイライトシンドローム全般に言えることなのですが

小説家の恩田陸さんが好きな人には、絶対にお勧めです。

 

学校を舞台にしたミステリー作品

六番目の小夜子

 

ささいな都市伝説が、大きな事件へと発展していく

球形の季節

 

こんな世界感が

このトワイライトシンドロームの世界感と

どことなくマッチしているんですよね。

 

なので、恩田陸作品が好きなら

トワイライトシンドロームを

 

トワイライトシンドロームが好きなら

恩田陸作品(特に上の2作品)をお勧めします。

 

 

 

トワイライトシンドローム・再会のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

ホラーゲームでありながら せつない

 

せつないゲームでありながら 夜中には遊びたくない

 

そんなせつなさと恐怖の融合をお楽しみください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

遊びやすさで言えば

トワイライトシンドロームの中でも

かなり優しいシステムだと思います。

 

前作の様に、

1つの選択肢で直ぐにゲームオーバーという

地獄の様な難易度では無くなりましたので。

 

今作を先に遊んで

 

トワイライトシンドロームの世界に興味を持ってから

前作に移行するのが良いかも知れませんね。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

このゲームが発売してから長らくは

トワイライトシンドロームは、発売されていませんでした。

(のちにDSで発売されましたが、最近はまったく出ていません。)

 

確かに、元の会社である

ヒューマン自体が無くなってしまったので、しょうがないのですが…。

 

こんなにも、

心に訴えかけてくる素晴らしいシリーズなのに

 

ゲームのシリーズとしては、

物凄くマイナーな作品なんですよね。

 

 

「それなら、今からでも感想を書いてみようじゃないか」と思い

今回の感想を書いてみました。

 

マイナーゲームである以上、

中古価格は高めに設定されています。

 

しかし、お値段以上の価値は必ずあります。

 

そして、このゲームをプレイした人が

「トワイライトシンドロームを、他の人にもプレイして欲しい!!」と思って

自分のブログに熱い感想を書く。

 

それを他の人が読んで…なんて感じになれば最高でしょうね。

 

 

トワイライトシンドロームを再評価して欲しい

 

そして、新作を発売してください

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

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