レトロゲームとマンガとももクロと

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アーマードコアが戦略ゲームだったらこうなる? 未来戦史ライオス

未来戦史と書いて フューチャーウォーズと読む

 

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[模型を組み立てるような わくわく感が ほんの少しだけある]

[未来戦史ライオス  パックインビデオ  ファミコン]

1989年発売  ジャンル 戦略シミュレーション 参考価格500円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  40時間

このゲームに対する世間の評価  ガンプラに命を吹き込んだような感じ?

どんな人におすすめ?  メカが大好きな人は 興奮間違いなし

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

昔から言われているのが

「真剣に考えている時間が長いと、がんがん痩せる」というものです。

 

将棋や囲碁の名人戦などでは

一日の熱戦で数キロも痩せてしまうそうです。

 

なので、「シミュレーションゲームはダイエットに良い」なんて噂が

都市伝説的に流れていましたね。

 

 

そんな今回の、長時間遊べる シミュレーションゲームを貴方に

未来戦史ライオスの感想です。

 

 

 

未来戦史ライオスとはどんなレトロゲーム?

 

この未来戦史ライオスですが

1989年にパックインビデオから発売された

ファミコン専用の戦略シミュレーションゲームでした。

 

 

ゲームの目的は

王国の王子様となり

「バトルアーマー」というロボットを操って

相手の王国に攻め込んで行くのが目的でした。

 

自国の王子様を

危険な戦場に送り出すという状況から

いかに、この王国が危機的状況なのかが分かります。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな戦略シミュレーションゲームで

似たタイプのゲームで言いますと

「スーパーロボット大戦」や「フロントミッション」に似ていました。

 

フィールドは

ボードゲームのマス目の様になっていまして

全てのマスが、相手の王国の占領下になっています。

 

このマスに攻め込んでいき

どんどん自国の領土を増やしながら

最終的には、相手の王国にたどり着くのが目的でした。

 

 

相手のマスに入るとバトルが発生します。

 

自軍の場合は、司令官がやられるか

補給シャトルがやられたら負け

 

相手の場合は

司令官と補給シャトルを破壊されれば負け

 

こんな、少しだけ相手に有利なルールでした。

 

 

戦いは、まさにシミュレーションゲームで

 

端っこと端っこからお互いにスタートして

こっちは、司令官と補給シャトルを目指して進み

 

相手は補給シャトル目掛けて、押し寄せてきまして

ガンガン戦っていましたね。

 

無事に倒すことが出来れば

マスを自軍のエリアに出来て

その隣接するマスに、攻めこめる様になっていきます。

 

この繰り返しで、相手の王国に引導を渡す、

こんな、オーソドックスな、シミュレーションゲームなのでした。

 

 

 

未来戦史ライオスの感想でもあり レビューでもあり

 

[模型を組み立てて遊ぼう]

 

「アーマードコア」という大人気アクションゲームがあります。

 

このアーマードコアというゲームは

 

自分で模型を組み立てるように

 

武器や体のパーツを交換して

 

自分だけの、オリジナルロボットを作成して戦う

 

こんな、名作アクションゲームなのですが。

 

そんなシステムが、ファミコンでも味わう事が出来ました。

 

それが、今回の未来戦史ライオスという訳です。

 

 

未来戦史ライオスでは

まずはロボットの足を決めます。

 

「タイヤ」「キャタピラ」「フロート」「ウイング」こんな足を選びます。

 

足には、「移動力」と「積み込める容量」の制限がありまして

 

タイヤは、平均的に武器を詰めて、移動力もそこそこ

 

キャタピラは、移動力が最低だけど

最強クラスの武器を積み込むことができる

 

こんな、アーマードコアが大好きな人には

たまらないシステムだと思います。

 

 

次に武器を決めます

 

「サブマシンガン」

 

「アサルトライフル」

 

「ミサイル」

 

「レーザーキャノン」

 

「機関砲」

 

こんな沢山の武器を選ぶのですが

 

武器には

「命中精度」「破壊力」「射程距離」「重量」「弾数」などが

細かく設定されていますので

とにかく頭を悩ませてくれます。

 

 

あえて高速の足にして、一気に攻め込むのか

 

逆に、鈍足の足にして、最高クラスの武器で迎え撃つのか

 

こんな楽しさがありました。

 

 

このゲームには

レベルの概念がありませんでしたので

このセッティングこそが、未来戦史ライオスの醍醐味なのでした。

 

 

 

[ゲームのバランスとしては かなり退屈]

 

このゲームですが

購入したのは10年ほど前だったでしょうか。

 

パッケージの雰囲気が

明らかにシューティングゲームでしたので、購入しました。

 

そして、早速プレイしてみると

バリバリの戦略シミュレーションでした。

 

それでも、ロボットのパーツを交換しながら遊ぶのは

かなり斬新なシステムで良かったのですが。

 

いかんせん

1つのバトルがとにかく長いんですよね。

 

1つのマップをクリアするまで、大体30分程かかります。

 

そして、途中セーブがありませんので

遊んだら最後、クリアするまで止められません。

(ステージをクリアすると、ようやくセーブ出来ます)

 

 

これで、レベルの概念でもあれば

「どの部隊に倒させようかな?」と面白かったのでしょうが

 

どの部隊で倒しても結果は一緒でしたので、

とんでもなくシンプルになってしまいました。

 

この部分が

もう少し改善されていれば

とんでもない革命的な作品になったと思うのに

そこだけが残念でしたね。

 

 

 

未来戦史ライオスのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

アーマードコアでもありフロントミッションでもある

そんな偉大な作品をお楽しみください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

なんでも、このゲームをすべてクリアするには

40時間以上掛かるそうです。

 

私は、中盤の敵の多さで

完全に心を折られましたので

 

直ぐに諦めてしまいましたが。

 

それ以上に

後半のステージでは敵が出てくると思いますので

 

このゲームのエンディングを見るのは

思った以上に大変だと思います。

 

ですので、

「シンプルで、長時間遊べるゲームを探していた」なんて人には、お勧めです。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

今ではレトロフリークという 

 

途中セーブ出来るゲーム機もあります

 

なので、少しだけ楽かもね

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

アーマードコアが大好きな人にお勧め

未来戦史ライオス

 

それこそが、今急いで500円で買う理由です

 

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