レトロゲームとマンガとももクロと

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聖剣伝説 レジェンドオブマナ 一生終わらないアクションRPGの最終形

こんなの聖剣伝説じゃない でも大好き 

 

[ちょっとしたイベントの積み重ねが 大きなイベントの布石になっていく]

[聖剣伝説 レジェンドオブマナ  スクウェア  プレイステーション]

 

1999年発売  

ジャンル アクションRPG  

参考価格 この記事を書いた当時は300円 今は340円

記事のネタバレ度  ガッツリ高め

攻略に必要なプレイ時間  25時間

このゲームに対する世間の評価  聖剣伝説だけど聖剣伝説じゃない?

どんな人におすすめ? ストーリー重視のゲームが好きなら最高です

ゲームアーカイブスで配信あり

 

 

少し前に、聖剣伝説3を20年ぶりに遊びまして

「やっぱり聖剣伝説は凄かったな」と思いました。

 

聖剣伝説2はちょこちょこ遊んでいるのですが。

 

聖剣伝説3は久しぶりでしたので

新鮮な気持ちでストーリーを楽しむことができました。

 

聖剣伝説3を遊び終わった時に思いました

「あ!レジェンドオブマナを遊ぼう!!」と。

 

 

そんな今回の ちょっとしたイベントの積み重ねが大きなイベントになる

聖剣伝説 レジェンドオブマナの感想です。

 

 

 

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

 

 

レジェンドオブマナとはどんなレトロゲーム?

 

このレジェンドオブマナですが

1999年にスクウェアから発売された

プレイステーション専用のアクションRPG作品でした。

 

 

ゲームの目的は

 

名もなき主人公となりまして

人々のお悩み解決をしながら世界を冒険していく

 

物凄くシンプルな作品でした。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションRPGで

聖剣伝説のシステムをそのまま楽しむことができました。

 

今までの聖剣伝説特有の

「大きな目標があってゲームが進んで行く」壮大な物語という感じでは無く。

 

色々なイベントをクリアしていく事で

レジェンドオブマナの世界を体験していくという感じでした。

 

大海賊になりたい 下っ端海賊の物語

 

二人のちびっこ魔導士の成長を追いかけて行く物語

 

聖剣伝説お馴染の ネコの商人ニキータの物語

 

全国各地で頻発する宝石泥棒を捕まえる物語

 

こんな感じで、その物語ごとにイベントが起きていきます。

 

 

このゲームには

「アーティファクト」と呼ばれる

イベントが詰まったアイテムがありまして。

 

そのアイテムをフィールドマップに設置する事で

新たな街やダンジョンが出現して行きました。

 

アーティファクトを設置する

 

あらたなダンジョンや街が出現する

 

そこで新たなイベントが発生する

 

イベントのお礼に新たなアーティファクトを貰える

 

そのお礼のアーティファクトをまた設置する

 

こんな繰り返しでゲームが進んで行きます。

 

 

手当たり次第にアーティファクトを設置するもよし

 

関連のイベントを重点的にクリアして行くもよし

 

なんて、自分だけの

オリジナルなストーリーを作って行くという感じでした。

 

 

最初は何もなかったスッカスカのマップ

 

そんなフィールドにダンジョンや街の種を植えていく

 

ゲームをクリアするころにはとんでもない大都会になって行く

 

こんな街づくりシミュレーションの様な楽しさもありました。

 

 

簡単なイベントを手当たり次第にクリアするのか

 

どんどん難しいイベントに挑戦していくのか

 

そんな新たな聖剣伝説の世界をお楽しみください。

 

 

 

聖剣伝説の感想でもあり レビューでもあり

 

[聖剣伝説という名のアドベンチャーゲーム?]

 

このゲームを物凄く久しぶりにプレイしたのですが

直ぐに違和感を覚えました。

 

「あれ?こんなゲームだったっけ?」です。

 

聖剣伝説という作品は

戦闘シーンがめちゃくちゃ面白いという印象で。

 

自分自身でアクションしながら冒険していく

爽快感抜群の戦闘システムでした。

(完成度で言えば聖剣伝説2が完璧な作品でしたね)

 

 

ですので、物語の完成度も良かったのですが、

戦闘シーンを体験したくて遊んでいた印象が強かったんです。

 

しかし、今作のレジェンドオブマナでは

 

そんな戦闘シーンよりも、

「数多くのイベント」を体験することの方に重点をおかれていました。

 

 

今までは、

アクションRPGのなかにイベントを組みこみ。

 

今作では、

イベントの解決方法を探すためにダンジョンに冒険しに行く。

 

こんな感じでした。

 

 

何が凄いって

戦闘をしないで解決するイベントが数多く存在します。

 

人の話を聞いてイベントを解決する…。

 

「これってアドベンチャーゲームだよね?」となります。

 

 

これこそが、レジェンドオブマナが

新時代の聖剣伝説という正体なんですよね。

 

今までの聖剣伝説ファンにとってはかなりの衝撃でしたが。

 

年齢層が高めのファンにはうけたそうです。

 

聖剣伝説の美しい世界感でアドベンチャーゲームを楽しめる

こんなご褒美だったのかもしれません。

 

 

聖剣伝説だけど聖剣伝説じゃない

だからナンバリングを外したのかもしれません。

 

 

 

[アドベンチャーゲームでもありながら 究極のアクションRPGでもある]

 

そんな感想を読んだ時に

「だったら今回はパスだな」とは思ってほしくありません。

 

何故ならば、レジェンドオブマナという作品は

アドベンチャーゲームの側面が50%

究極のアクションRPGの側面が50%でしたから。

 

製作者も思ったのではないでしょうか

「これだけならば、絶対に反発を食らうよな」と。

 

「遂に聖剣伝説がプレイステーションで発売されるぞ!!」

なんて、せっかく購入したのに。

 

中身はアドベンチャーゲームですからね。

 

「だったらアクションRPGの完成形も目指そう」となったのかもしれません。

 

 

このゲームですが

クリアするまでにかかる時間は25時間程度です。

(2週目からは7時間程度でクリアできます)

 

しかし、遊びつくそうと思ったら100時間でも足りません。

 

このゲームには

 

装備品の作成

 

楽器の作成

 

ゴーレムの作成

 

ペットの育成

 

こんな数多くのやりこみ要素がありました。

 

イベントをクリアしたり、モンスターを倒すと

素材と呼ばれるアイテムを入手できます。

 

この素材を使用して

自分だけの装備品を作成することができました。

 

ボスが強すぎて倒せない

 

だったら素材を使用して強力な装備品を作ろう

 

こんな楽しさでした。

 

作った装備品を鍛え上げる事も可能で

兎に角ガンガン鍛えまくった思い出です。

 

 

楽器の作成は

魔法の力が封じ込められた楽器を作成することで

魔法を使用できる様になります。

 

魔法を覚えるというシステムでは無く

楽器を作成して、まだ見ぬ魔法を探していく感覚でした。

 

 

ゴーレムの作成は

相棒となってくれるゴーレムを作成します。

 

このゴーレムは

武器と防具を原材料に作成しますので

レアな装備品で作成する時は勇気がいりましたね。

 

装備品でゴーレムを作成して

 

装備品でゴーレムのパーツを作成して

 

ゴーレムを最強のロボットにしていく

 

こんな大変さがありました。

 

 

ペットの育成は

ダンジョンに住み着いている「ペットのヒナ」を捕まえまして

そのペットを強力な魔物に育て上げていきます。

 

育て上げたペットは冒険に連れていく事も出来ましたので

愛情をこめて育てある必要がありました。

 

 

ダンジョンに行く

 

レアな素材やペットのヒナを求めて冒険する

 

ゲットしたレアな素材を使用してまだ見ぬ装備品を作りまくる

 

素材を使用して装備品を極限まで鍛え上げまくる

 

余ったレアな装備品を使用して究極のゴーレムを作成する

 

連れてきたヒナを最強の魔物に育て上げる

 

そのゴーレムやペットを連れて、またダンジョンに行く…。

 

こんな、いつまでたっても終わらない

究極のアクションRPGがありました。

 

 

ゲームをクリアする事で

「ノーフューチャーモード」という

敵のレベルが99に上がる地獄の様なモードが解禁されますので。

 

そんな地獄を生き抜くために日夜ダンジョンに潜っていくのでした。

 

 

このレジェンドオブマナは

アドベンチャーゲームだとも思いますが。

 

ディアブロの様な

一生終わらないアクションRPGの最終系だとも思います。

 

ですので、とことんを追求するのが好きな人にとっては

レジェンドオブマナこそが最高のゲームだったのかもしれません。

 

 

まだ見ぬ素材を求めてダンジョンを潜りまくる

そんな幸せをどうぞ。

 

 

 

[遊んでいて詰まったポイント]

 

このゲームは

ボスを倒すことで解決するイベント

様々な住人に話を聞いて解決するイベント

こんな二つのタイプに分けられます。

 

そして、どちらのイベントの方が困るのかと言いますと

断然、住人に話を聞いて解決するイベントでした。

 

ボスを倒すイベントならば

いつかはボスに巡り合えますからね。

 

 

そんな中でも私が詰まったイベントを紹介します。

 

1つは幽霊事件というイベントで

港町で起こった幽霊騒動を解決しましょうというイベントなのですが。

 

本当にクリア出来ませんでした。

 

基本的には、街の住人に話を聞くことで

解決するようになっていますので。

 

クリアできないという事は絶対にありえないのですが。

 

このイベントに関して言えば、駄目でしたね。

 

全ての住人に話を聞いて

全ての住人に何度も話しかけて

行ける場所はすべて行って

それでもクリアできない

 

こんな辛さがありました。

 

もうどうしようもなくなって攻略を見たのですが

「ボイド警部に話かける」としか書いていませんでした。

 

「いや、そのボイド警部がどこにもいないんだよ」と思ったのですが。

 

その街には絶対に居ると分かりましたので、

もう一度行ける場所をとにかく探しました。

 

そして、ホテル内のロビーに階段がある事を発見しまして

ようやくボイド警部を発見することができました。

 

この階段が本当に見えにくいグラフィックで書かれていまして

 

パッと見た感じでは

「ただの背景ですよね?」という酷さでした。

 

イベントで詰まるのではなく

背景のグラフィックで騙されてしまう

そんなレジェンドオブマナ屈指の激ムズイベントなのでした。

 

ですので、攻略を見ても分からなかった方は

ホテル内のロビーを探してください。

 

 

次はお父さんのほうきというイベントです。

 

お父さんのほうきが無くなったので

探してくださいみたいなイベントなのですが。

このイベントで1時間迷いました。

 

ゴミ山にあるという事は分かっているのですが

その順番が良く分からなくて、かなりさまよいました。

 

ゴミ山には沢山のオモチャがありまして

そのオモチャに話しかける事によって、道筋が分かるというイベントなのですが

これが本当にクリア出来ません。

 

ちゃんと順番通りに話しかけているのにまったくクリアできない

もう完全にパニックでした。

 

そして、このイベントの解決方法が

「スタート地点を上に進む」という事だと気づくのに1時間かかった訳です。

 

スタート地点は二つの道に分かれています

しかし、ここの部分は関係ないと思うじゃないですか。

 

特に重要なメッセージがある訳でもないので

「次のエリアからヒントに沿っていけばいいのかな」と思う訳です。

 

まさかの関係ないスタート地点から謎解きが始まっているとはね。

 

あまりにも迷い過ぎて、レベルが3ほど上がりましたので

結果的には良かったのですが。

 

それでも、もう少し分かりやすくして欲しかったなと思います。

 

 

このゲームは周回プレイすることで

レアな素材を複数回ゲットできるクロノトリガー方式でした。

 

ですので、レアアイテムをゲットするために

とにかく沢山のイベントをこなさないといけません。

 

そうなって来ると、

クリア出来ないイベントをほったらかしにしてしまいます。

 

そんなゲームだったので

ひとつひとつのイベントの難易度が高かったような気がします。

 

「クリア出来ないの?だったら無視しちゃえば」みたいなシステムです。

 

後半のイベントなんて

どこにキャラクターが居るのか?を探すだけで

かなりの時間を使わされますからね。

 

この部分がもう少しマイルドだったら

もう100万本くらいは売れたかもしれません。

 

 

 

聖剣伝説レジェンドオブマナのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

聖剣伝説かと言われれば

今までの聖剣伝説ではないと答えますが

 

面白いゲームなのかと聞かれれば

文句無しで「面白いゲーム」だと答えます

 

ウィザードリィやディアブロが好きな人にとっては

ハック&スラッシュ系のRPGとしてかなり気に入って貰えると思います

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

このゲームを大好きな友達が居ましたが

かるく数百時間は遊んでいました

 

3か月くらいずっとレジェンドオブマナを遊んでいましたからね

いかに中毒性があるのかはご理解いただけるかとおもいます。

 

遊んでも、遊んでも、一生終わらない

そんな究極のアクションRPGなのでした。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

レジェンドオブマナなんてもう持ってるよ。

 

そんなプレイヤーも数多く存在すると思います。

 

そんな人は、アルティマニアという

攻略本を買って遊んでみてはいかがでしょうか。

 

レジェンドオブマナという作品の

潜在能力のあまりの凄さに

もう100時間は遊べるようになると思います。

 

 

レジェンドオブマナの面白さを覚醒させる 

 

そんな攻略本も一緒に買おう

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

聖剣伝説だけど聖剣伝説じゃない でも好き

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