レトロゲームとマンガとももクロと

レトロゲームとマンガとももクロと

数十万人の子供が泣き叫んだ まさかのあいつが主人公 レッドアリーマー

最大の敵が最高の主人公に変身

 

[敵も不気味、味方もそれ以上に不気味]

[レッドアリーマー・魔界村外伝  カプコン ゲームボーイ] 

1990年発売  ジャンル アクション RPG  参考価格1400円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  5時間

このゲームに対する世間の評価  あの最強の敵が  最高の主人公に大変身?

どんな人におすすめ? 魔界村が大好きだった人にこそ 絶対に遊んでほしい

バーチャルコンソールで配信あり

 

 

どうして

敵のキャラクターが主人公になると

こんなにも面白いゲームになるのでしょうか。

 

ゲームのみならず

漫画作品やドラマなどでも

敵が主人公のサブストーリーが面白い作品が多いですよね。

 

主人公が、敵だったというゲームの元祖は

「ウィザードリィ4」というゲームだと思います。

 

「初代ウィザードリィ」のラスボスである

「ワードナ」が

地上の人間達に復讐しにいくという

なんともアメリカ人が考えそうな、スケールの大きなゲームでした。

 

本来なら憎まれるべき相手を

あえて、主人公にすることによって

 

ゲームをさまざまな角度で表現できるのが

面白い理由なのかもしれませんね。

 

 

そんな今回の、本来なら憎まれるべき相手を主人公にした 画期的なゲーム、

レッドアリーマー・魔界村外伝の感想です。

 

 

 

レッドアリーマーとはどんなレトロゲーム?

 

このレッドアリーマーですが

1990年にカプコンから発売された

ゲームボーイ専用のアクションRPG作品でした。

 

ゲームの目的は

主人公の「レッドアリーマー」を操って

魔界を滅ぼすために襲ってくる、「謎の大軍団」を倒すのが目的でした。

 

魔界村の敵目線で、物語が流れて行きますので

「あの雑魚敵が、こんなに渋い事を喋るんだ…」なんて斬新さでしたね。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなアクションゲームに、RPGの要素をプラスした

アクションRPGのシステムでした。

 

「主人公の名前は知らないのに、レッドアリーマーは知っている」なんて程

人気が高い敵キャラクターを主人公にした作品で

 

「最大のライバルを主人公にしたら、面白いんじゃない?」

こんな発想から生まれた

アクションとRPGが融合した素敵な作品でした。

 

敵との戦闘シーンや

イベントアイテムを探しに行くのは

魔界村の世界感を踏襲したバリバリのアクションゲームで。

 

フィールドの移動

村の住人からの情報収集は

「ドラクエタイプ」のRPG方式で進んで行くという。

 

一つのゲームで

アクションのドキドキ感とRPGのワクワク感が一度に味わえる

最高のゲームなのでした。

 

 

 

レッドアリーマーの感想でもあり レビューでもあり

 

[恐怖のレッドアリーマーに成長させていくのが楽しい]

 

このレッドアリーマーですが

最初は本当に弱い悪魔なんです。

 

それこそ

そこら辺の雑魚敵に瞬殺されるのは当たり前で。

 

ライフが少なすぎて、直ぐに死ぬ

 

ホバリング能力が全然なくて、まったく飛べない

 

火力が低すぎて、敵を倒すにも苦労する

 

そんな普通の悪魔なのですが。

 

 

アイテムを入手していく事で

どんどん最強の悪魔へと成長していきます

 

ジャンプのレベルが上がる しにがみのつめ

 

ライフのレベルが上がる なげきのよろい

 

ウイングのレベルが上がる だてんしのつばさ

 

こんな感じで、どんどんレッドアリーマーの能力を上げて行きます。

 

アクションステージのボスを倒すことで

新たな攻撃方法を覚えていくのも最高で。

 

最初の攻撃方法は

連射も出来ないただの火の玉だったのに

 

壁を破壊できるような

強力な一撃をはきだせるようになったり

 

とげを吐き出して、ステージの足場に使用したり

 

どんどん最強の悪魔への道をかけ上がっていくのが最高でした。

 

 

最初は弱かったレッドアリーマーが

コツコツとアイテムや武器を入手していく事によって

最強の悪魔になって行き

 

当時のプレイヤーを恐怖に陥れた

魔界村のレッドアリーマーに成長していく。

 

こんな展開が最高に面白いゲームなのでした。

 

 

 

[ステージ前半の鬼の様な難しさ]

 

このレッドアリーマーは

最初のステージが、一番難しいといっても過言ではありません。

 

なにせ

アイテムを入手していく度に

レッドアリーマーは強力に成長していくので。

 

後半のステージほど、

快適にアクションをこなしていくことが出来ます。

 

しかし、前半のステージでは

いわば何も装備していないのと一緒なので

猛烈にゲームが難しいんです。

 

 

このゲームの感想を

周りの友達に聞いた事がありますが。

 

ほとんどの友達から返って来た言葉が

「序盤のステージをクリア出来なくて諦めた…」でしたね。

 

このレッドアリーマーというゲームは

序盤の「ビックタワー」というステージがとにかく難しいので有名で。

 

ここさえクリア出来れば、

その後は、ノンストップでエンディングまで行けるくらいの

異常な程の序盤の難しさでした。

 

 

しかし、このビックタワー後の展開が

本当に素晴らしいゲームでしたので

「どうして、こんな序盤に持ってきたのかな?」という残念さでしたね。

 

 

前半は

一般の兵士レベルの捨て駒感

 

後半は

伝説の勇者並みのたくましさ

 

こんなジレンマを味わえるのが、少し残念なところでした。

 

 

 

レッドアリーマーのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

アクションゲームとしても名作

RPGとしても名作ですからね

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

最初は弱かったレッドアリーマーが

後半は最強のレッドアリーマーに進化していく感覚は

最高の楽しさでした

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

私は、このゲームを先にプレイしていたので

魔界村を初めて見たときは、本当にビックリしました。

 

「レッドアリーマーが敵でいる!!」

 

「しかも、異常な程強い!!」

なんて感じで、本当にビックリでした。

 

本来ならば、魔界村をプレイしてから

 

今回のレッドアリーマーをプレイして

 

「あの!レッドアリーマーが使えるの!!」と驚くのが

普通だったのでしょうね。

 

 

このゲームは、音楽が本当に素晴らしく

未だに、音楽を聴きたくなってプレイすることも多い作品でした。

 

ゲームの音楽最高

 

短いパスワードなので、

メモするのも、パスワードを打ち込むのも楽

 

ストーリーもダークで最高

 

序盤の難易度だけが、異常

 

そんな、今の時代に遊んでも素晴らしい作品なのでした。

 

このゲームは、3DSのバーチャルコンソールでも配信されていますので、

興味のある方は、チャレンジしてみてはいかがでしょうか

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

 

敵のキャラクターを主人公にすると、ゲームを二倍楽しめると分かった

レッドアリーマー・魔界村外伝

 

それこそが、今急いで1400円で買う理由です

 

こちらから購入できます