レトロゲームとマンガとももクロと

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らきすた ネットアイドルマイスター ファンの事なんて一切考えてない そんな地獄のゲームを遊ぼう

250円で購入して 30時間あそびたおす

 

[ファンの事なんて一切考えてない そんな地獄のゲームを遊ぼう]

[らきすた ネットアイドルマイスター 角川書店  プレイステーションポータブル]

2009年発売  ジャンル ミニゲーム集  参考価格200円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  8時間

このゲームに対する世間の評価  らきすたのゲームじゃなければ許されたかもね

どんな人におすすめ?  クイズゲームが好きなら意外といけるかも

 

 

私がアニメにハマったきっかけは

猟奇的な萌えアニメでおなじみ

「ひぐらしのなく頃に」を見てなのですが。

 

その頃に、同時に見ていた

もう一つのアニメがありまして。

 

そのアニメこそが

女子高生の日常を描いた、ほのぼのアニメ

「らき☆すた」でした。

 

吐きそうになる、ひぐらしを見て

チョココロネを食べたくなるらきすたを見る。

 

こんな繰り返しが

アニメオタクになるきっかけでしたね。

 

 

そんな今回の らきすたファンでも答えられない 異常なクイズのオンパレード

らきすた ネットアイドルマイスターの感想です。

 

 

 

らきすた ネットアイドルマイスターとはどんなゲーム?

 

このらきすた ネットアイドルマイスターですが

2009年に角川書店から発売された

プレイステーションポータブル専用の育成シミュレーションでした。

 

美水かがみ原作の大人気四コマまんが

「らきすた」のゲーム化作品で

 

前作の恋愛シミュレーションとは違いまして

 

原作キャラクターたちを育成する

何とも豪華シミュレーション作品でした。

 

 

そんなゲームの目的は

 

会社の命令で、ネットアイドル声優を育てなければいけなくなった

中年サラリーマン「鳥耕作」が

 

らきすたのキャラクターたちを1から育て上げ

 

サイタマ1のアイドルを目指して行く…。

 

こんなアイマスもビックリの目的でした。

 

 

ゲームのシステムは

 

伝説のアイドルを目指して、トレーニングを繰り返し

 

コツコツ育成していくシミュレーションゲーム…なのかと思いきや

 

ミニゲームを繰り返して

アイドルランクを上げて行く、シンプルなシステムでしたね。

 

ボイストレーニング

 

ダンスレッスン

 

御神輿の上に乗る

 

握手会

 

ブログの炎上コメントを消しまくる

 

白石みのるを戦わせる

 

 

こんな、沢山のミニゲームを繰り返しながら

アイドルランクを上げて行くといった感じでした。

 

 

アイドルのオーディションが、各地で開催されていまして

そのオーディションをクリアする事で

ファンが増えていきます。

 

そんな地道な活動を繰り返し

最後のオーディションを目指して行く

こんな流れでしたね。

 

 

らきすたの人気キャラクターたちを

自分好みのアイドルに育てていく…とまでは行きませんが

 

自分好みのコスチュームで、

アイドル生活を楽しむなんてことは出来ますので

 

まさに

らきすたファンの為に発売された

遊び応え抜群の作品でしたね。

 

 

 

らきすた ネットアイドルマイスターの感想でもあり レビューでもあり

 

[ゲームに慣れるまでが 本当に辛い 辛すぎる]

 

このゲームですが

めちゃくちゃな難易度をほこりまして

速攻で売りに行く人が続出しました。

 

その原因が、エヴァンゲリオンでおなじみの

「シンクロ率」という厄介なシステムにありました。

 

 

アイドルに付き物なのが

熱狂的なファンです。

 

そんな、熱狂的なファンが

シンクロ率という数値で表されておりまして。

 

このシンクロ率が高くなると

暴走します。

 

暴走すると

ミニゲームに移行しまして

 

そのミニゲームに失敗すると

即ゲームオーバーになるシステムでした。

 

どんなに良い所までいっても

ファンの機嫌次第でゲームオーバーにさせられる

こんな厳しさがありました。

 

 

この数値を下げるために

「PV配信」という方法が存在するのですが。

 

この方法が特殊で。

 

お金を支払って、台本を購入しまして。

 

その台本のミニドラマを配信するという流れでした。

 

このミニドラマが

キャラクター全員分25種類用意されていまして

数百種類にも及ぶミニドラマを楽しめました。

 

エヴァ風

鬼太郎風

ハガレン風

マクロス風

ドラえもん風

 

こんな、豪華版権をふんだんに使用しまくった

バブリーなシステムでした。

 

 

ただ、問題点がありまして

同じ台本を使用すると、シンクロ率が大幅に増加します。

 

この事に気づいた瞬間に

ファンが暴走していましたね。

 

「シンクロ率が280だから、PV配信しよう」からの

「シンクロ率が400になって暴走しちゃった!!」までが

このゲームのあるあるでしたね。

 

 

日数制限が無いのだけど

 

ファンのシンクロ率というシステムのおかげで

思うように育成できない

 

こんな辛さがありました。

 

 

最初の数回は必ずバットエンドになります。

 

持っている台本が少ないので。

 

だけど、何度も繰り返しプレイして

 

お金を稼いで

 

台本が徐々に増えていくとどうなるのか?

 

 

超面白くなって行きます。

 

 

今までは、ファンの暴走に怯えていたのに

今では台本が山の様にありますからね。

 

ここからがスタートラインでした。

 

 

開始2時間は地獄の様なゲーム

 

そこからは、最高に楽しくなってくる

 

そんな、今の時代に見つめ直してほしい作品なのでした。

 

 

 

[クイズゲームという どうにもならないシステムが酷い]

 

このゲームですが

ミニゲームでパラメータを上げたり

ミニゲームでお金を稼いで行きます。

 

ボイストレーニングでレベルを上げて

 

御神輿でお金を稼ぎまくる

 

こんなシンプルさです。

 

最初はアキバにしかいけません。

 

しかし、オーディションに合格すると

ブクロに行けるようになります。

 

最後はネットに行きまして

そこで知名度を上げて行くといった流れでした。

 

後半のステージほど

効果的に数値が上がっていきますので

「いかに、ネットに早めに行けるのか」という感じでした。

 

 

ミニゲームでパラメータを上げる

 

ミニゲームでお金を稼ぐ

 

だったら、オーディションもミニゲームなのかな?

と思っていたのですが。

 

オーディションに関して言いますと

クイズゲームで勝敗を決めました。

 

四択クイズ

仲間外れクイズ

らきすたカルトクイズ

ギョーカイ用語クイズ

画像クイズ

モノマネクイズなどなど

様々な種類のクイズを戦っていきます。

 

四択クイズ

仲間外れクイズ

らきすたカルトクイズ

モノマネクイズなどは

 

2択や4択の中から正解を選びますので

あてずっぽうでも、なんとかなるのですが。

 

ギョーカイ用語クイズ

画像クイズなどは、文字を並べ替えて答えますので。

 

あてずっぽうでは、絶対にクリア出来ないようになっていました。

 

 

地方のオーディションは

1種類のクイズを10問答えていきます。

 

しかし、ステージを突破するために必要な

「イベントオーディション」の場合は違いまして

全てのクイズがまんべんなく出題されます。

 

これが本当に大変でした。

 

 

せっかくいい感じで答えていたのに

文字を並べ替えるクイズを連発されて、そのままゲームオーバー

なんて事が多かったです。

 

 

そして、ライバルの異常な強さにも問題がありました。

 

4人でオーディションのトップをめざして行くのですが

どうやっても勝てないキャラクターたちが何人かいます。

 

特に知的キャラクターとしてお馴染の

「みゆきさん」が異常な強さでして

ほぼ勝てません。

 

他にも、名前がわからないキャラクターも鬼の様な強さでして

その二人が出てきた瞬間に、リセットしてやり直しましたね。

(負けたらゲームオーバーですので、リセットは必須でした)

 

 

クイズゲームという事もあり

知識さえあれば、どうにかなるのでは?とお思いでしょうが。

 

とんでもなくムズイです。

 

と言いますのも

出される問題の99%が「らきすた」と「オタク系」の問題ばかりです。

 

普通の問題なんて、どんなに待っても出題されません。

 

この部分でも、このゲームの難しさに拍車を掛けていましたね。

 

最強のロボットは?

ダイオ―ジャ

 

赤くない生物は?

レッドキング

 

Vガンダムの印象的な次回予告といえば?

見てください

 

こんな問題が山ほど出されていますので

とにかく必死に覚えましたね。

 

 

クイズゲームのジャンル選択で

アニメ・ゲームを選ぶ人は数多くいると思います。

 

そんなジャンルだけに特化した

特殊すぎるクイズゲームだと思っていただければ

かなり楽しいのではないでしょうか。

 

 

レベルマックス

ファンの数も50億人

エンディングはもう目の前

 

だけど、クイズがクリア出来なくて2時間かかる

 

こんな立派なクイズゲームなのでした。

 

 

 

[250円で購入して 30時間遊び倒す それでもまだ5分の1?]

 

このゲームですが

ブックオフで250円で購入しました。

 

発売して、わずか3ヶ月もたたないうちに

980円になった伝説のゲームでしたので

完全にクソゲー扱いしていました。

 

「250円なら、ショックもうけないだろうな」なんて感じです。

 

しかし、遊んでビックリ

30時間遊んじゃいましたね。

 

 

このゲームですが

全てを遊びつくすのには

軽く150時間は掛かると言われています。

 

 

どうして、そんなにも壮大なのか?

 

 

選べるキャラクターがとんでもなく居るからです。

 

 

最初は、主人公の「こなた」しか選べません。

 

しかし、こなたをクリアする事で

「みゆきさん」と「ゆーちゃん」を選べるようになります。

 

その二人をクリアすると

「みなみちゃん」と「つかさ」を選ぶことができまして。

 

みなみちゃんでクリアすると

こなたの父、みゆきさんのママ、みなみちゃんのママ

こんなトリオが選べるようになり。

 

同時に、ゆーちゃんとみなみちゃんのデュオが解禁されます。

 

こんな感じで

キャラクターをクリアすればするほど

新しいアイドルが育成出来るようになって行くシステムでした。

 

 

最初はソロのアイドルを育成していくのですが

後半は、2人組のデュオ、3人組のトリオも育成できまして

かなり豪華になって行きます。

 

過去に育成したキャラクターならば

台本とコスチュームを引継ぎできますので

とんでもなく、長い時間育成できるのも良かったですね。

(台本が切れた瞬間に、もう育成できませんので、2人分の台本を使用できるのは良かったです。)

 

 

なにせ、全てのキャラクターに

専用のコスチュームと25本のミニドラマが用意されていますので

集めるだけでもとんでもない時間がかかります。

 

しかも、グットエンディングの条件を満たさなければいけませんので

どうしても3時間ほどかかるんですよね。

 

その結果が

30時間も遊んでいるのに

大人気キャラの「かがみん」が出ないというビックリの展開になるのでした。

(主要な仲良し4人組なのに、いつまでたってもでてきません。)

 

 

この、好きなキャラクターから育成出来る訳でなく

どんどん解禁させていかなければならない

硬派すぎるシステムが

らきすたファンにはきつかったんですよね。

 

「私の嫁が、いつまでたっても出てこない…」こんな悲劇でしたね。

 

 

30時間遊んでいるのに

ギャラリーが20%しか埋まっていない

 

全てをコンプリートするには

最低でも150時間

 

こんな、やりこみ要素があり過ぎて

逆にゲームの足を引っ張ってしまった、物凄く惜しい作品でしたね。

 

 

ただ、ガチャポンでおまけを集めて行くのは

やっぱり至福の時でした。

 

 

 

らきすた ネットアイドルマイスターのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

最初の印象は完全なるクソゲーでした。

 

「ファンが暴走して終わるって…イカレてんのか?」でした。

 

しかし、徐々にゲームのルールに慣れていく事で

「あれ?気づいたら3時間遊んでるぞ?」となりまして。

 

「次はどんなキャラクターが解禁されるのかな!!」なんてワクワクしていましたね。

 

らきすたを知らなくても楽しめる?

 

こんな疑問があるかと思いますが

クイズゲームとしても充分に楽しいと思いますので

一度遊んでみてもいいと思います。

 

だってめちゃ安いからね。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

ミニゲームを

ただひたすらに2時間遊ぶシンプルさ

 

30問中27問正解しても倒せない

強すぎるライバル達

 

キャラクターを解禁していくワクワク感

 

こんな要素が

30時間も遊んでしまった魅力なのかも知れません。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

長年のらきすたファンを

地獄に叩き落とした

伝説的なクソゲーだと思っていたのですが。

 

意外や意外、かなり楽しむことができました。

 

ゲームに慣れるまでは本当に辛いのですが

そこからは幸せですので

この機会に、地獄の門を開けてみてはいかがでしょうか。

 

きっと、このブログの読者ならば楽しめると思います。

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

 

全てのキャラクターで遊ぶには 最低でも100時間

それこそが、今急いで200円で買う理由です!!