レトロゲームとマンガとももクロと

レトロゲームとマンガとももクロと

ゲッターロボ大決戦 3人の漫画家が描く 濃厚なゲッターを体験しろ

永井豪 石川賢 桜多五作  そんな三人のゲッターという伝説

 

[たった1冊なのに 濃厚さで言うと3冊分  そんな奇跡をどうぞ]

[ゲッターロボ大決戦  永井豪 石川賢 桜多五作 全1巻]

1998年発売  ジャンル アクション  参考価格 500円

 

ゲッターロボという作品を知ったのは

スーパーロボット大戦が最初でした。

 

マジンガーZなどとは違い、

3種類の異なるロボットに変身することができる。

 

そんなバリエーションの豊富さに、

かなりのスパロボ作品でエース級の活躍をしていました。

 

空、地上、水中、

全ての環境でとんでもないパワーを発揮する。

 

そんな超人的な強さでした。

 

 

そんなゲッターロボですが、

マンガやアニメを見たことがありませんでした。

 

なので、どんなストーリーなのか一切知りませんでした。

 

そんな時に、

沢山のゲッターロボの漫画がブックオフに入荷されていまして。

 

「これはチャンスだ!!」なんて、

全て買って帰ったのが、今から数年前だったでしょうかね。

 

なら、感想を書くのが正解ですよね。

 

なので書きました。

 

 

そんな今回の ゲッターロボの豪華アンソロジーコミック

ゲッターロボ大決戦の感想です。

 

 

 

ゲッターロボ大決戦とはどんなマンガ?

 

このゲッターロボ大決戦ですが

1998年に大都社から発売された

永井豪原作のアクションロボットマンガでした。

 

ゲッターロボと言うのは

マジンガーZやデビルマンなどでお馴染の

「永井豪」さんの作品だと思っている人が多いかと思います。

 

しかし、漫画版のゲッターロボのイラストを描いているのは

永井豪さんでは無く、

石川賢さんという漫画家さんでした。

 

アニメ版が永井豪さんで

 

漫画版が石川賢さん、こんな感じだったでしょうか。

 

しかし、永井豪さんも漫画版のゲッターロボを書いていまして、

もう頭がこんがらがってきますよね。

 

そんな2人のゲッターロボが、

一冊のコミックスで楽しめるようになっていたのが

今作のゲッターロボ大決戦になっていました。

 

なんて終わらないのが、

今作の凄い所です。

 

更に桜多五作さん版の、ゲッターロボも収録されていまして。

 

超豪華なゲッターロボの詰め合わせ集になっていました。

 

 

永井豪さんの収録作品は

グレート対ゲッターG 空中大激突という

映画版のゲッターロボを漫画にするという、中々の豪華作になっていまして。

 

この作品を読むだけでも、

この本を買う価値がありましたね。

 

 

桜多五作さんの収録作品は

小学三年生という学習雑誌に連載していたゲッターロボを

第1話から第10話まで収録しています。

 

皆さんがイメージしているゲッターロボのイラストとは

かなり違いがありますので。

 

新たなゲッターロボを体験するには、

最高の作品だったのではないでしょうか。

 

 

最後の石川賢さんの収録作品は

小学一年生と小学四年生に連載していたゲッターロボで。

 

これぞゲッターロボという作品を

第1話から第8話まで収録していました。

 

 

桜多五作さんバージョンも、

石川賢さんバージョンも、最終回まで収録されている訳ではないのですが。

 

ゲッターロボの雰囲気を体験するには最高ですので、

是非とも三者三様のゲッターロボを楽しんで欲しいなと思います。

 

 

 

ゲッターロボ大決戦の感想でもあり レビューでもあり

 

[こんなゲッターロボを読んだとしたら  絶対にトラウマになる]

 

皆さんは小学生という雑誌を買っていましたか?

 

私は残念ながら買ってはいませんでしたが、

友達が買っているのを読んだ事は有ります。

 

ドラえもんが連載していたと記憶しているのですが、

結構曖昧な記憶です。

 

 

そんなドラえもんが連載していた、

ほのぼの学習雑誌「小学生」で、

まさかの連載をしていたのが、今回のゲッターロボでした。

 

しかも、

小学生一年生と

小学生三年生と

小学生四年生ですからね。

 

結構な低学年から、読まされていたという事です。

 

 

普通だったら思います。

 

「学年ごとにストーリーが変わるんだろうな」と。

 

小学一年生はマイルドに

 

小学四年生は少し大人向けに

 

こんな感じだとは思います。

 

 

今作に収録されているゲッターロボは、

小学一年生バージョンを中心に収録されていました。

 

なので、「どんなマイルドなゲッターロボなのかな」と思いきや。

 

 

「こんなの絶対にダメでしょう」なんて程の、

ド迫力のバトルシーンが売りになっています。

 

どのくらいド迫力なのかと言いますと、

ほぼデビルマンです。

 

アニメ版のデビルマンではなく。

 

読んだら寝込んでしまうほどのインパクトを持っている。

 

あの漫画版のデビルマンです。

 

デビルマンは永井豪さんですので、

基本的には違うのですが。

 

まんまデビルマンのド迫力。

 

そんな、チャレンジ作品でした。

 

 

小学一年生が読む漫画なのに

 

斧で敵の首をスパっと行く

 

ドリルで脳天をつらぬく

 

ロボットなのに何故か血が噴き出す

(オイルだとは思います)

 

こんな凄さになっていますので、

当時の親としたら気が気では無かったのかも知れませんね。

 

 

学習雑誌を買ってあげたのに、

中身はとんでもないバイオレンス。

 

うん、トラウマ確定だね。

 

 

 

ゲッターロボ大決戦のまとめ

 

この本1冊で、

全てのゲッターロボを体験する事はできません。

 

しかし、流れを感じる事は出来ますので。

 

ゲッターロボのお試し版として、

読んでみてはいかがでしょうか。

 

きっと、

「これは最後まで読んでみたい!!」と唸るでしょうね。

 

 

ゲッターロボは凄かった

 

そんな奇跡をお楽しみください

 

 

それこそが、今急いで500円で買う理由です。

 

こちらから購入できます