レトロゲームとマンガとももクロと

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雨が降ったら全てが終わる 狂ったレースゲーム ナグザット・バトルグランプリ

さっきまではいい感じだったのに  雨の野郎め!!

 

[細かいセッティングの意味が良く分かりませんでした]

[バトルグランプリ  ナグザット  スーパーファミコン]

1992年発売  ジャンル レースゲーム  参考価格200円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  2時間

このゲームに対する世間の評価  こんなにも複雑なレースゲームは珍しい

どんな人におすすめ?  メカニックに憧れているなら最高です

バーチャルコンソールで配信無し

 

 

レースゲームを遊んでいて

最も困るのが

物凄く眼が乾く事でした。

 

他のゲームだと、それほどでもないのですが

レースゲームを長時間遊ぶと、次の日は猛烈に痛くなりますね。

 

レースゲームを遊ぶ時は

扇風機を付けて、臨場感を味わう方法も有るそうですが。

 

どう考えても

眼が乾いて悲惨な結果になるでしょうね。

 

 

そんな今回の、リアルを追求しすぎて、物凄く難しくなったレースゲーム

バトルグランプリの感想です。

 

 

 

バトルグランプリとはどんなレトロゲーム?

 

このバトルグランプリですが

1992年に、ナグザットから発売された

スーパーファミコン用のレースゲームでした。

 

ゲームの目的は

全24コースを戦い抜いて

最強のF1レーサーを目指すのが目的でした。

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなレースゲームで

アクセルボタンとブレーキボタン、シフトチェンジボタン。

 

こんなシンプルなレースゲームに

これでもかと、複雑なシステムをプラスした、意欲作でした。

 

 

ゲームの画面は

2分割にされているのですが

マリオカートの様な、横に2分割するのでは無く

縦に2分割でしたので、臨場感あふれる作品になっていました。

 

対戦モードも用意されていましたので

さぞかし、当時の子供たちは熱狂して遊んでいたのでしょうね…たぶん。

 

そんな、スーパーファミコンは凄いなと思わせるのには

充分な作品なのでした。

 

 

 

バトルグランプリの感想でもあり レビューでもあり

 

[細かいセッティングマニアにはたまらない 奥深い作品]

 

このゲームですが

他のレースゲームに比べると

セッティング出来るパーツの数が、とにかく多かったです。

 

他のレースゲームならば

エンジンとタイヤ位な物ですが

 

この作品では

 

ダウンフォースをダウンよりにするか、アップよりにするか

 

ステアリングをマイルドにするか、クイックにするか

 

タイヤをハードにするか、ソフトにするか

 

サスペンションをハードにするか、ソフトにするか

 

エンジンも、4種類の中から選びますし

 

ブレーキの種類も、3種類ありまして

 

フットブレーキ エンジンブレーキ オートブレーキを

ソフトにするのか、ハードにするのか

 

ミッションをオートマにするのか、マニュアルにするのか

6速にするのか、2速にするのか

 

こんな感じで、好き勝手にいじることが出来ました。

 

 

更に凄いのが、ソフトとハードの割合を

50段階くらいに分けられている

「細かなメモリ」を調整することで

自分だけの、オリジナルマシンが作れたのは凄かったですね。

 

「このコースには、このセッティングで」

 

「このコースには、あのセッティングにしよう」こんな奥深さがありました。

 

 

エキスパート 

プロフェッショナル 

ビギナーといった感じで

自分のテクニックに合わせて、モードを変更できましたので

 

ゲームのスピード感が

ガラリと変わるのも斬新で良かったです。

(後に、スーパーマリオカートで、CCを変える事で、スピードが変わるのが一般的になりました。)

 

 

そんな、スーパーファミコンの性能を

まざまざと見せつけた作品なのでした。

 

 

 

[雨が降ったら 全てが終わる  リアルな世界]

 

このゲームですが

レースを走っている途中で、土砂降りの雨が降ってきます。

 

最初は、ゲームの演出だけなのかな?と思って

走っていましたが

 

ライバルレーサーたちは

雨が降った瞬間に、どんどんピットインしていきます。

 

その時に思う訳ですね

「今の内に、ライバル達と差をつけるぞ!!」と、思った瞬間に

コースのタイヤに激突して、ゲームオーバーになっていました…。

 

 

実は、このゲームでは

雨が降ってきたらスピードを落として

安全運転でピットインして

「レインタイヤ」に交換してもらわないと、全てが終ってしまうゲームでした。

 

今までは

いい感じでギリギリのコーナーを攻めていたのに

雨が降ってきたら、ブレーキが全く効かなくなります。

 

そして、340キロのまま

タイヤの山に突っこんで行って、強制的にリタイアになってしまいました。

 

これが、トップ状態の時に雨が降ってきたら

絶望しか無かったですね。

 

ライバル達は、上手く走れるのに

こちらは極力安全運転ですからね。

 

これが、ギリギリのタイミングでピットイン出来るのならば

良かったのですが。

 

中途半端な位置で

土砂降りの雨が降ってきますからね。

 

泣きながら、安全運転でビリになるのでした。

 

そんな、他のレースゲームに比べて、

群を抜いて難しい、異常なレースゲームでしたね。

 

 

 

バトルグランプリのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

このバトルグランプリというレースゲームですが

 

伝説のレースゲーム「スーパーマリオカート」の

約半年前に発売されていまして

 

当時のシステム的には、かなり凄かったと思います。

 

ですが、結果的には

スーパーマリオカートの、天下になってしまいました。

 

このゲームが、天下をとれなかった理由は

あまりにも、リアルにゲームを作り過ぎたのでしょうね。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

「レース中に雨をふらして、事故らせたら面白くない?」

こんなリアルなシステムが

最高に足を引っ張ったのかも知れません。

 

ですので、難しいレースゲームが好きなら、

気合いを入れて、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

ただ雨が降って来ただけで

 

せっかくのトップを台無しにされる感覚は

 

最高に痺れること間違いなし!!

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

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