レトロゲームとマンガとももクロと

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モンスターファーム・バトルカードGB  シンプルながらも 考える楽しさも最高

あのモンスターファームがカードゲームになって帰ってくる?

 

[コントロールが異常に強すぎる そんなテクニカルなカードゲーム]

[モンスターファーム・バトルカードGB  テクモ  ゲームボーイカラー]

1999年発売  ジャンル カードゲーム  参考価格 200円

 

記事のネタバレ度  高め

攻略に必要なプレイ時間  10時間

このゲームに対する世間の評価  物凄くシンプル だけどそこが良い

どんな人におすすめ  ギャザリングが好きならば 楽しめると思います

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

私は本当にカードゲームが好きです。

 

きっかけは遊戯王だったと思いますが。

 

昔からカードダスを買うのも好きでしたからね。

 

潜在的に好きだったんでしょうね。

 

 

今ではカードゲーム全盛の時代ですもんね。

 

凄い時代になりましたよね。

 

今回のゲームもリメイクしないかな…。

 

 

そんな今回の ギャザリングで対抗呪文ばかり使っていた人に贈る

モンスターファーム・バトルカードGBの感想です。

 

 

 

モンスターファーム・バトルカードGBとはどんなレトロゲーム?

 

このモンスターファーム・バトルカードGBですが、

1999年にテクモから発売された、

ゲームボーイカラー用のカードゲーム作品でした。

(2000年にプレイステーションでも発売されました)

 

大人気育成シミュレーション

「モンスターファーム」の世界感を受け継ぎつつも、

何故かカードゲームで発売される。

 

こんな不思議な作品でもありました。

 

 

そんなゲームの目的は

 

モンスターを育成して戦うのが、

大人たちの世界

 

そのモンスターの育成をする前に、

子供時代に、モンスターの特長をカードバトルで覚えましょうというのが、

子供たちの世界

 

そんな世界で、

最高のランクを目指して日夜努力をしていく…。

 

こんなシンプルな目的になっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなカードゲームで

 

3対3のモンスターバトルを、

カードゲームを通じて戦いましょうというシステムでした。

 

モンスターをカードとして出していく、

王道のカードゲームとは少し違いまして。

 

最初からモンスターは場に出ていて、

そのモンスターが使う必殺技を、カードを引いて選んでいくという流れでした。

 

必殺技には、

ガッツと呼ばれるエネルギーを必要としまして。

 

ターンの終了時に、

自分の手札を捨てる事で、

ガッツを溜めることができるシステムになっていました。

 

相手を一撃で葬り去る超必殺技

 

しかし、使用するにはガッツを5溜めなければならない。

 

手札をすべて捨てれば、次のターンには使用できる。

 

だけれども、

すべて捨てると、超必殺のカードも捨ててしまう。

 

超必殺のカードを残せば、

使用するのに2ターンかかってしまう。

 

さあどうしよう?

 

こんなゲームになっていました。

 

捨てれば捨てた分だけ、

早く敵を倒せる確率が上がるけども

 

ベストなタイミングでカードを引かなければならない

 

そんな、戦略性と運の

絶妙なバランスも、

このゲームの魅力でしたね。

 

 

目的としましては、

 

様々な遺跡に冒険に出かけ。

 

地下6階にある、円盤石ゲットし。

 

街にある神殿に持っていって復活させてもらい。

 

あらたなモンスターを仲間にして。

 

ライセンスマッチという大会に出場して、

最強のマスターを目指して行くという流れになっていました。

 

感覚としましては、

ドラクエモンスターズのカードゲーム版という感じでしょうかね。

 

と言いますか、雰囲気自体はそのまんまでしたね。

 

遺跡には、

他のプレイヤーも冒険に来ていまして、

そのカードバトルに勝つことで、カードをゲットできました。

 

遺跡ごとに、貰えるカードが違いますので、

自分が好んで使用している、モンスターのカードを落とす場所に

延々と通うというのも大事でしたね。

 

 

モンスターにはそれぞれ特徴がありまして

 

どのモンスターを組み合わせていくのかと言うのも、

このゲームの面白さになっていました。

 

ディノやゴーレムならば、

圧倒的なパワーで相手をねじ伏せる

 

ライガーならば、

1発は弱いけど、コンボのカードで大ダメージを与える

 

ハムならば、

捨て身の攻撃で大ダメージを与えるけど、速攻でやられる

 

スエゾーやピクシーならば、

ダメージは少ないけど、相手のガッツを減らせる

 

などなど、そのモンスターごとに特徴が決まっていましたので、

他のカードゲームよりも、

テクニカルな部分を楽しむことができました。

 

 

速攻でゲームを決着しにいったり

 

時間をかけて場をコントロールしていったり

 

マジックザギャザリングの様な、

奥深い楽しさを感じる事ができましたね。

 

 

どのモンスターを使い

 

どの必殺技を選び

 

どのタイミングで勝負を仕掛けるのか

 

そんな、意外と知られていない、

考える楽しさがあった、名作カードゲームなのでした。

 

 

 

ここからは、ゲームの感想に続いていきますので

 

このゲームの存在を知って

「新鮮な気持ちで遊びたい!!」と言う人は

閉じてもらっても構いません。

 

その場合は、ゲームを遊んでから

改めて、感想の部分を読んでもらえると幸いです。

 

こちらから購入できます

 

 

 

モンスターファーム・バトルカードGBの感想でもあり レビューでもあり

 

[拾ったアイテムがカードになる 結構な優しさ]

 

このゲームですが、

やることはとてもシンプルです。

 

ダンジョンに行き

 

敵とバトルし

 

新しいカードをゲットし

 

ボスを倒して、モンスターを仲間にし

 

大会に出場して行く

 

こんなシンプルさです。

 

 

レベルも無ければ、デッキキャパシティもありません。

 

カードを拾って、デッキを強化する。

 

王道のカードゲームです。

 

そんなゲームの中にある、

唯一の独特なシステムで言いますと。

 

アイテムの存在だと思います。

 

バトル前に使用することで、

 

モンスターのライフをアップさせたり

 

絶対に先行を取ることができたり

 

絶対に後攻を取ることができたり

 

ちょっとしたイカサマを出来るようになっていました。

 

そんなアイテムですが、

めちゃくちゃ余ってきます。

 

先行を取れるからと言って、

絶対的に有利になる訳ではありませんからね。

 

なので、7個とか平気で溜まって行きます。

 

 

そんなアイテムなのですが、

実は、別の方法で物凄く活躍するんです。

 

その方法こそが、

アイテムとカードの交換です。

 

他のゲームであるように、

このアイテムとこのカードを交換、では無く。

 

どのアイテムでも、カードに交換してくれます。

 

そのアイテムによって、

貰えるカードは変化すると思いますが、

基本的には、良いカードを集める事ができました。

 

ランダムに選ばれた3枚の中から

好きな1枚を選んでも良いシステムでして。

 

カードが気に入らなければ、

キャンセルも出来ます。

 

しかも、持っている枚数まで表示されますので、

0枚とかのまだ入手していないカードも、バッチリ把握できるようになっていました。

 

このシステムのお蔭で、

無駄な戦闘をしなくても良くなっていたのは最高でしたね。

 

 

拾ったクズアイテムを

自分の好みのカードと交換してくれる

 

そんな大興奮のシステムなのでした。

 

 

 

[ダンジョンを10分でクリアできる サクサク感]

 

このゲームには、

レベルなんてものはありません。

 

なので、敵と戦う意味が、

ほぼありません。

 

最初は、

カードを貰う為という大事な役割がありますが。

 

後半になれば、デッキの内容が固まってきますので、

もう意味はありません。

 

同じカードは3枚までしか入れられませんので、

稼ぎ過ぎても意味ないんですよね。

 

アイテムを拾うことで、

カードを補充できるシステムなので、

後半程意味が無くなってしまいます。

 

 

そうするとどうなるのか?

 

 

ダンジョンが10分でクリア出来ます。

 

本来ならば40分程かけてじっくり進むのでしょうが、

 

セーブをしては、進む

 

敵と出会ったらリセット

 

こんな繰り返しをすることで、

どんどん先に進めるようになっていました。

 

と言いますのも、

ランダムエンカウントではなく、

シンボルエンカウントのシステムでしたので。

 

敵を避けていけば、一切戦わなくて済むんですよね。

 

宝箱がある部屋には、

妨害する敵がランダムで出てきますので、完全に避ける事は出来ないのですが。

 

その場所でも、セーブを駆使することで、

一切戦わなくても良かった訳ですね。

 

その結果が、

10分で終わるダンジョンという、悲しさになっていましたね。

 

 

このゲームの楽しみは、

カードバトルを楽しむことなので、

イベントをサクサク進めるのは良かったですけどね。

 

もう少し、RPG的な要素が加わっていたら、

もっと真剣にダンジョンを冒険できたと思いますので。

 

その部分だけが、少しだけ残念なのでした。

 

 

 

[クリアしてからが 本当の始まり?]

 

そんなゲームでしたので、

10時間程度でエンディングを迎える事ができました。

 

しかし、ここからが、

このゲームの本当の始まりだったのかもしれません。

 

と言いますのも、

このゲームは、全てのカードを集めるのが目的だそうです。

 

しかし、1週目では絶対に集まらないようになっていまして。

 

何度も繰り返しゲームを遊ぶことで、

徐々にコンプリートに近づけていく。

 

中々のヤバいシステムになっていました。

 

これが、強くてニューゲームならば何の問題もありません。

 

またサクサク進めるぞ!!です。

 

しかし、このゲームはカードを没収されます。

 

条件を揃えると戻って来るそうなので、

完全なる初期化では無いのですが。

 

始まりとしては、

また最初からと言う訳ですね。

 

ポケモンなどは、

二つのカセットが無ければコンプリート出来ませんでしたので、

良心的と言えば良心的なのでしょうが。

 

今まで丹精込めて育て上げた

愛しのデッキを、

直ぐに没収されるというのは悲しいものがありましたね。

 

 

カードを集めては、また最初に戻る

 

カードを集めては、また最初に戻る

 

そんな繰り返しで、コンプリートを目指して行く。

 

コツコツ系が好きならば、

最高のゲームになるかもしれないし。

 

最高のゲームにならないかもしれない。

 

そんなやりこみ要素の豊富さが

このゲーム最大の魅力?なのでした。

 

 

モンスターファーム・バトルカードGBのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

このゲームの存在は知っていました。

 

モンスターファームがカードゲームになるらしい。

 

モンスターファーム好きには、衝撃的なゲームでした。

 

そんなゲームを2017年にガチで遊んでみました。

 

面白かったです。

 

遊戯王デュエルモンスターズは、

結構シンプルなカードゲームでしたので。

 

どちらかと言うと

RPGよりの面白さになっていました。

 

今作のモンスターファーム・バトルカードGBは、

デッキを考える事で、ゲーム性がガラリと変わって行くシステムでしたので。

 

考える楽しさを味わうには、

最高のゲームでしたね。

 

なので、ガチのカードゲームを体験したい人には、

是非とも遊んでほしいなと思います。

 

そして、ガチのコントロールデッキを作ってください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

モンスターごとに

特徴が用意されているというのは良かったですね。

 

パワータイプ

 

スピードタイプ

 

テクニカルタイプ

 

そんなタイプを、

自分好みにバランス良く配合して行く。

 

これは楽しかったです。

 

カードの種類が少ないなど、

マイナスポイントもあるにはあるのですが。

 

そこから、どうやって考えていくのかも

このゲームの楽しみですからね。

 

そこの部分も含めて愛してください。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

相手が、溜めに溜めた、ガッツ10

 

そんなガッツを、

ピクシーのキッスで0にする。

 

圧倒的快感

 

そんな、マジックザギャザリングで、

コントロールデッキしか使っていなかったあなたにお勧めする。

 

テクニカルなカードゲームなのでした。

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

場をコントロールするのが好きな人にお勧めの 名作カードゲーム 

それこそが、今急いで200円で買う理由です

 

 

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