レトロゲームとマンガとももクロと

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ミニ4ボーイ  誤解を恐れずに言うのならば これはミニ四駆のRPG

ミニ四駆界の ウィザードリィなのかもしれない

 

[テレビを見ながらでも遊べる シンプル過ぎるミニ四駆ゲーム]

[ミニ4ボーイ  Jウイング  ゲームボーイ]

1996年発売  ジャンル シミュレーション  参考価格200円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  10時間

このゲームに対する世間の評価  遊べるクソゲー

どんな人におすすめ  忍耐力があるのならば 楽しめます

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

昔は、あてもなくゲームを買いに行くのが好きでした。

 

財布に2000円だけ入れて、

ゲームを買うまで帰らない。

 

こんなイベントでした。

 

近所には、3店舗ほどゲームショップがありまして、

好みのゲームが見つかるまでは、絶対に帰りませんでしたね。

 

そんな時代に、購入したのが、

今回の作品でした。

 

 

そんなゲームを久しぶりに遊びまして、

最高に懐かしかったです。

 

そして、思いましたね。

 

「けっこう地味だな…」と。

 

 

そんな今回の ミニ四駆ゲームなのにRPG

ミニ4ボーイの感想です。

 

 

 

ミニ4ボーイとはどんなレトロゲーム?

 

このミニ4ボーイですが、

1996年にJウイングから発売された、

ゲームボーイ専用のシミュレーションゲームでした。

 

誰もが熱中していた「ミニ四駆」の世界を、

ゲームボーイでお気軽に楽しめるようにする。

 

続編も発売されるなど、

意外と人気だった作品でした。

 

 

そんなゲームの目的は

 

相棒のミニ四駆と一緒に、

全80レースを戦い抜いていき

 

ランキングのトップを目指して行く

 

シンプル過ぎる目的になっていました。

 

自宅

 

ショップ

 

レース会場

 

こんな三つの場所を行き来しながら、

最強のミニ四駆を目指して戦っていく。

 

シンプルながらも、中毒性の高い作品になっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなシミュレーションゲームで。

 

似たタイプのゲームで言いますと、

「シャイニングスコーピオン」や「グランツーリスモ」に似ていましたね。

 

沢山のパーツを選び

 

そのコースによってセッティングを変えて

 

ライバルを蹴散らしていく

 

まんまシャイニングスコーピオンでした。

 

シャイニングスコーピオンは、

沢山のイベントを体験することができましたが。

 

今作は、そんなイベントは無く。

 

ただひたすらに、

レースを勝ち抜いていく作品になっていました。

 

10位ごとにカテゴリーが分けられていまして。

 

主人公は最下位である80位からスタートします。

 

この80位から、

79位を倒し、78位を倒し、77位を倒し、

こんな繰り返しで進んで行きます。

 

普通ならば、

4台同時にレースをスタートさせて、

スピード感溢れるゲームにしそうなものですが。

 

まさかの79勝しなければならないという、

鬼のようなシステムも、このゲームの凄さでしたね。

 

カテゴリーの最後には、

ボスが待ち構えていまして。

 

そのボスを倒すことで、

次のカテゴリーに進めるとともに、

パーツと賞金を貰う事ができまして。

 

今まで以上に、

強力なミニ四駆を作れるようになって行きましたね。

 

 

ゲームの流れとしましては

 

目の前にはライバルが居る

 

そのライバルを倒すために、最強のセッティングを考える

 

コースによって、

スピード重視であったり、コーナリング重視であったり

さまざまなセッティングを求められる

 

ライバルを蹴散らしていく事で、

そのカテゴリーのボスが現れる

 

無事に倒すことができれば、

次のカテゴリーに進むことが出来て、ショップにも新商品が入荷する

 

その繰り返しで、

ランキングのトップを、ひたすらに目指して行く…。

 

こんな流れでしたね。

 

 

イベントはほぼ無い

 

レースシーンが酷い

 

レース中の1分くらいは何も出来ない

 

なんて感じで、

さまざまなマイナスポイントもありますが。

 

それさえ我慢することができれば、

結構な名作ゲームですので。

 

忍耐力がある人は、

この機会に遊んでほしいなと思います。

 

 

ちなみに、私は、二日でクリアしました。

 

 

 

ここからは、ゲームの感想に続いていきますので

 

このゲームの存在を知って

「新鮮な気持ちで遊びたい!!」と言う人は

閉じてもらっても構いません。

 

その場合は、ゲームを遊んでから

改めて、感想の部分を読んでもらえると幸いです。

 

こちらから購入できます

 

 

 

ミニ4ボーイの感想でもあり レビューでもあり

 

[ミニ四駆ゲームという名の RPG]

 

このゲームですが、物凄くシンプルです。

 

沢山のパーツを選び

 

様々なコースに適応し

 

ライバルを倒していく。

 

こんな作品です。

 

他のミニ四駆のゲームで言いますと、

「コースアウト」というハラハラドキドキの要素があります。

 

スピードだけを求めると、

その勢いで、コースの外に吹っ飛んでいく。

 

こんな要素が、

楽しくもあり、辛くもありました。

 

そんな要素をカットしまして、

物凄くシンプルなレースになっています。

 

つまり、

強いものが勝ち、弱いものは絶対に勝てない

こんなゲームでした。

 

 

例えば、最初にぐんぐん差を離されたとします。

 

普通のミニ四駆ゲームならば、

コースアウトがあったり、パーツの破損などがあって、

最後の最後までドキドキ出来ます。

 

しかし、このゲームには、

そんな要素はありません。

 

と言いますか、

コーナ重視のセッティングにしたとしても、

コーナで追いつくことは有りません。

 

つまり、最初の1秒で、

そのレースの勝敗がわかるようになっていました。

 

先行すれば100%勝ち

 

先行されたら100%負け

 

これこそが、

ミニ四駆のゲームではなく、RPGだと思った理由でしたね。

 

 

運の要素が絡まないからこそ、

パーツと言う装備を考えていくんです。

 

ボスを倒すことで、

お金と装備を貰うことができまして。

 

ボスを倒せば、

魅力的な装備が売られている、新たな街に進めるのと同じなんです。

 

最初は弱かった自分が、

どんどん強力な自分になっていく。

 

この楽しさが、

地味なゲームながらも、エンディングまで遊んでしまった理由でしたね。

 

 

新しいパーツを買える

 

これだけで、先に進みたくなる魅力がある

 

ミニ四駆ゲームという名のRPGなのでした。

 

 

 

ミニ4ボーイのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか?

 

物凄く地味です

 

なんだったら、テレビを見ながらでも遊べます。

 

ブログを書きながらでも余裕です。

 

そんなゲームですので、

スマホゲームのスタミナ回復の合間にでも遊んでください。

 

 

なにがそんなに面白いのか?

 

セッティングによって、

 

とんでもなく早くもなりますし

 

とんでもなく遅くもなります。

 

この絶妙なバランスも良かったのではないでしょうか。

 

負け続ける事で、

お母さんからおこずかいを貰うことができますので。

 

詰むことはありません。

 

なので、安心して負けられるのは、

このゲームの最大限の優しさなのでした。

 

 

今急いで買う理由ってあるの?

 

派手さとしては、

続編のミニ4ボーイ2の方があります。

 

しかし、初代でしか味わえない、

渋さもありましたので。

 

この作品を遊んでから、

続編に進むのが良いかも知れませんね。

 

 

ミニ四駆のゲーム

 

RPG

 

そんな二つの良い所を、ギュッと濃縮

 

それこそが、ミニ4ボーイなのでした。

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

遊べるクソゲーとは このゲームの事を言う

それこそが、今急いで200円で買う理由です

 

 

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