レトロゲームとマンガとももクロと

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スーパーファミコンで発売されたクインテットのゲームを ガチの感想付きでまとめてみた

リアルタイムで遊びたかったけど 今になってから遊んでも素敵

 

遂に天地創造を遊び終わりました

 

アクトレイザーから始まり

 

ソウルブレイダーを久々に遊び

 

スパボーイSという

寝ながらスーパーファミコンを遊べる神ハードを買ったきっかけで、

ガイア幻想記、スラップスティック、天地創造を購入して

 

ようやく、私のクインテット人生が終わりました。

 

5作品のほかにも、

「アクトレイザー2」という作品もあるのですが。

 

100%のアクションゲームですし、

かなりの値段になっていますので、今回ははぶかせていただきます。

 

 

この6作品以外にも、

様々なゲームにたずさわっているのですが。

 

それほど有名にはなっていないので、

スーパーファミコンの6作品こそが、クインテットの黄金期だったのでしょうね。

 

そんな、アクトレイザー2以外の、

クインテット5作品を、私なりの感想でまとめてみましたので、

興味のある方は、チェックしてみて下さい。

 

 

遊ばない人生よりも

 

遊んだ人生の方が何百倍も充実する

 

クインテットの作品をまとめてみたの始まりです

(画像から購入できます)

 

 

 

アクトレイザー

ソフトのみ  800円  完品  1800円

 

 

 

retogenofu.hatenablog.com

 

クインテット伝説の始まりです

 

アクトレイザーの目的とはなんなのか?

 

悪魔に奪われた、自分の世界を取り戻すのが目的です。

 

神の化身となりまして、

「魔界村」や「ロックマン」のような

横スクロールのアクションをクリアしていきます。

 

ここまでならば、普通のアクションゲームです。

 

ここに、シムシティの様な

シミュレーションゲームをプラスするのが、

アクトレイザーというゲームが神になれた理由でした。

 

 

悪魔から取り戻した世界は、

とんでもなく荒れ果てています。

 

普通に魔物が飛び回っています。

 

そんな世界を、

「人間が住める世界にしましょう」というのが、

このゲームの醍醐味でした。

 

人間が増える事で、

神様のパワーがどんどん復活していきまして。

 

アクションステージを

有利に戦えるようになるというのが、

アクトレイザーというゲームでしたね。

 

魔界村の様なアクションステージをクリアする

 

ご褒美にシムシティの様なステージを遊べる

 

そこを完璧な状態にしたら、またアクションステージに挑んで行く

 

こんな繰り返しが本当に素晴らしく、

未だに大人気のアクションゲームになっています。

 

エンディングを自力で見たことは有りませんが、

大好きな1本なのは間違いありません。

 

 

難点を言えば、

物語を楽しむという感じでは無いので、

クインテットらしくないと言えば、そうなのかもしれませんね。

 

言っても、初めての作品ですからね、

そんな部分も含めて愛してください。

 

 

 

ソウルブレイダー

ソフトのみ  900円  完品  2500円

 

 

retogenofu.hatenablog.com

 

 

クインテットの第二弾目の作品ですが、

基本的な流れとしましては、前作のアクトレイザーに似ています

 

神の化身となりまして、

荒れ果てた世界を、素晴らしい世界に変えていきましょう。

 

こんな目的になっています。

 

では前作となにが違うのか?

 

ゲームのシステムが一新されています。

 

前作の「アクションゲーム」から、

王道の「アクションRPG」に進化していました。

 

感じとしましては、

「ゼルダの伝説」や「聖剣伝説」に似ています。

 

前作は、アクションステージの難易度が結構高めでした。

 

次に進めたいのだけど、

アクションが難しすぎて、一切進めない。

 

こんな悪夢になっています。

 

そんな苦情が来たかどうかはわかりませんが、

よっぽどの事が無い限り、ゲームをクリア出来るように調整されています。

 

と言いますのも、

王道のレベルアップのシステムに変更されていまして。

 

無理そうだったら、

シンプルにレベル上げをすればいいようになっていました。

 

 

これが、ゼルダの伝説の様に、

最大ライフをアップさせていく作品だとしたら、

もう少しだけ難易度も上がったのでしょうが。

 

聖剣伝説の様な、

魔物を倒してレベルを上げていく

王道のシステムになっていましたので、

その点では良かったのかもしれません。

 

 

ソウルブレイダーのなにが面白かったのか?

 

世界をどんどん復活させていく所でした。

 

アクトレイザーでは、

アクションステージをクリアすることで

自分の領地を取り戻すことができました。

 

自分の活躍が、世界平和に直結する、楽しいシステムです。

 

 

そんなシステムをもっと身近にしたのが、

ソウルブレイダーという作品でした。

 

「魔物の巣」という、

モンスターの寝床みたいなものを破壊することで、

封印されている、植物や、動物や、人間を復活させることができました。

 

何もなかった、寂しい草原に

 

花が咲き、ツタが生え、動物が復活し、人間達が帰ってくる

 

こんな展開が素晴らしかったですね。

 

 

モンスターを倒せば倒すほど

とんでもなく大きな街に進化していく

 

進めば進むほど、魔物の巣が増えていく

 

魔物も増えるけど、

退治することができれば住人もいっぱい増えていく

 

「戦うってこんなに楽しいの!!」と思わせてくれる

大好き過ぎるシステムになっていましたね。

 

 

このシステムを考えただけで、

ソウルブレイダーの勝ちだったのかもしれません。

 

ダンジョンに冒険しに行きたくなる

 

こう思ったら最後、

睡眠時間を削ってでも遊びつくしたくなるのでした。

 

 

このゲームの難点で言いますと、

謎解きがほぼ無い所でしょうか。

 

ゼルダの伝説を期待する人には、

少しだけ簡単すぎるかも知れませんが。

 

このゲームの醍醐味は戦う事なので、

その部分も含めて愛してください。

 

 

 

ガイア幻想記

ソフトのみ  1100円  完品  1800円

 

 

 

retogenofu.hatenablog.com

 

アクトレイザー2の後に発売された

クインテット第4弾目となるこの作品ですが、

システム的には、ソウルブレイダーの進化版です。

 

今までは、

神の化身となって、世界の平和を取り戻す作品でしたが。

 

今作の主人公は、

いたって普通の青年です。

 

青年と言いますか、

少年と青年の間という感じでしょうかね。

 

子供から大人になっていく

 

そんな繊細な時期に、

世界各地を巡りながら、「世間とはこんなにも辛いのか」を体験する。

 

メッセージ性の強い作品になっていました。

 

 

行方不明になってしまった父親を探しながら、

世界各地を冒険していくのだが

 

その世界は、悪意に満ちた汚らしい世界だった

 

汚い大人になっていくのか

 

はたまた、正義を貫いて生き抜くのか

 

その葛藤の中で、

15歳の少年少女たちが冒険していく。

 

こんな作品になっていましたね。

 

 

進みたいのだけど、

「次の街でも絶対に嫌なことが起こる」と分かっている

 

なんて感じで、

小学生をターゲットにしたとは思えない、

濃厚過ぎる物語がこのゲーム最大の魅力だったのかもしれません。

 

 

ゲーム的な部分で言いますと

 

レベルのシステムが廃止されまして、

ステータスアップのアイテムを取って行く作品に変わりました。

 

モンスターを倒しても、経験値なんて貰えません

 

お金すら貰えません

 

集める事で、ステージの途中からコンティニューすることができる、

お金的な物を貰えるだけです。

 

 

しかし、ガイア幻想記でも、

モンスターを倒したくなるんです。

 

モンスターを見ただけで、大興奮できるんです。

 

それは何故なのか?

 

モンスターを倒すことで、

ステータスアップのアイテムを貰えるからなんですね。

 

攻撃力アップ、防御力アップ、ライフアップ、

こんな、ステータスアップのアイテムを貰うことができます。

 

ソウルブレイダーでは、

モンスターを倒すことで、街がどんどん進化していきました。

 

自分の活躍が、街の発展に繋がって行きます。

 

そんなシステムとは少し違いまして、

ガイア幻想記では、ステータがどんどんアップしていくんです。

 

モンスターを倒せば倒すほど、

弱かった主人公がどんどんパワフルになっていく。

 

この楽しさったらなかったです。

 

いつまでもモンスターを探していたかったです。

 

なので、戦闘の楽しさで言えば、

トップクラスのゲームになっていましたね、

 

レベルアップのシステムでは味わえない、

ガイア幻想記ならではの、オリジナリティ溢れるシステム。

 

まさに天才的でした。

 

 

その他の部分で言いますと

 

今作からは、

謎解きの要素もプラスされまして。

 

まあ悩みました。

 

次に何をすればいいのか?が全く分からないけど

 

分かった瞬間の、あの快感はとてつもない

 

謎解きが好きな人にとっては、

大満足できる作品に仕上がっていましたね。

 

 

難点で言いますと、

物語がエグイ所でしょうかね。

 

トラウマ的なイベントも用意されていまして

 

大人になってから遊ぶには問題ありませんが、

小学生の時に遊んでいたら、結構なダメージだったと思います。

 

ただ、そんなエグイストーリーの中にも、

少年少女たちの明るさが、救いにもなっていますので。

 

結局は最高のストーリーだと思います。

 

 

小学生にはきついけど

 

大人ならば満足できる

 

そんな尖ったアクションRPGなのでした

 

 

 

スラップスティック

ソフトのみ  1400円  完品  2600円

 

 

 

retogenofu.hatenablog.com

 

クインテットの第5弾目のこの作品ですが、

今までの作風とはガラリと変わりまして。

 

発明家の少年が主人公です。

 

天才発明家の息子として生まれた主人公が、

沢山の人生経験をしながら、天才発明家を目指して行く。

 

キテレツ大百科的なRPGになっていました。

 

世界で暗躍している、

悪の組織を壊滅させるために、

色々な発明品で困難を突破していく。

 

底抜けに明るい作品になっていました。

 

ガイア幻想記の雰囲気が嘘の様に、

嫌なキャラクターがほとんど出てきませんので。

 

スラップスティックこそが、

子供にも、安心して遊ばせられる作品だと思います

 

 

ゲームのシステムも大幅に変更されていまして、

アクションRPGから、普通のRPGへと変更されていました。

 

このシステムの変更のせいで、

クインテットの中では地味な存在になってしまいましたが。

 

「クインテットが作った、王道のRPGが楽しめる」という意味では、

逆に嬉しかったりもしました。

 

 

このゲームの斬新な部分で言いますと

 

自分で戦うのではなく、

発明したロボットに戦わせていきます。

 

敵を倒すことで、経験値を貰えまして、

レベルが上がれば、ポイントを貰うことができます。

 

そのポイントを振り分ける事で、

より強いロボットにパワーアップさせる事ができる

テクニカルなポケモンでしたね。

 

 

レベルが上がることで、

主人公自身も頭が良くなっていきまして。

 

さっきまでは理解できなかったのに、

「レベルが上がることで、本を読めるようになる」など、

主人公の成長を同時に楽しんで行くのも面白いシステムでした。

 

 

レベルが上がれば、ロボットを強くできる

 

レベルが上がれば、新たな発明品を開発することができる

 

その繰り返しで、悪の組織を壊滅させていく

 

楽しさしかない、斬新なRPGになっているのでした。

 

 

難点としましては、

次に何処に行けばいいのか分からなくなるという所でしょうか。

 

ガイア幻想記の時もそうなのですが、

クインテットの謎解きは結構難しいです。

 

謎解きと言いますか、

どうやったら次のイベントに進むことができるのか?が

分かりにくくなっていますので。

 

その部分が優しかったら、

もっと大ヒットしたのかもしれません。

 

 

ここってどうやって突破するの?

 

こんな謎解きが、このゲームのメインだったのかもしれません。

 

 

明るくて

 

嫌なキャラクターも出てこなくて

 

ちゃんと王道のRPGを楽しめる

 

クインテットの中では、変化球的な作品なのでした

 

 

 

天地創造

ソフトのみ  2500円  完品  3600円

 

 

 

retogenofu.hatenablog.com

 

遂に来ました、

スーパーファミコンで発売された、クインテットの最終作です。

 

天地創造とはどんな作品なのか?

 

今までのクインテット作品のいい所を

ギュッと凝縮した、

奇跡のアクションRPGでしょうかね。

 

 

物語の始まりとしましては

 

悪ガキの主人公が

開けてはならない箱を開けてしまった

 

その箱の中には、とてつもない闇が詰まっていた

 

そんな闇が、世界に降り注いでしまう。

 

その責任を取るべく、

主人公が、全世界を大冒険していく。

 

こんな物語の始まりになっていましたね。

 

 

私たちが住んでいる地球が、

魔物が住み着く世界になったとしたら

 

そんな世界に一人の英雄が存在したら

 

こんな、リアルとファンタジーが共存する

ドキドキワクワクの始まりになっています。

 

 

ダンジョンのボスを倒すことで

 

その地域の闇を祓うことができまして

 

草花が復活する

 

動物が復活する

 

人間達が復活する

 

なんて、まさにソウルブレイダーの展開でした。

 

 

そこから、

復活させてしまった人間達の悪意に触れて、

「自分のせいでこんな世界になってしまったのか」と葛藤していく。

 

まさにガイア幻想記でした。

 

 

ソウルブレイダーであり

 

ガイア幻想記であり

 

天地創造という作品でもある

 

まさに奇跡のアクションRPGでしたね。

 

 

ゲームのシステムも、

まさにそのようになっていまして。

 

ソウルブレイダーの様な、

レベルアップのシステムであり

 

ガイア幻想記の様に

ダンジョンにはとてつもない謎解きが用意されている

 

クインテット作品の究極系でした。

 

 

ゲームシステムのみならず、

物語の完成度も素晴らしく。

 

次の展開が気になって、次へ次へと進みたくなります。

 

しかし、

「いつまでも終わらなければいいな」とも同時に思います。

 

進めば終わりに近づく

 

だけど、次の展開も気になる

 

嬉しさと悲しさが両方詰まっている

 

そんな不思議な感情になれましたね。

 

 

数少ない、難点を上げるとするならば、

ガイア幻想記よりも、更に謎解きが難しくなっているところでしょうか。

 

「解けるものなら解いてみろ!!」

 

こんな、製作者からの最後の挑戦状になっていましたね。

 

どのくらい難しいのかと言いますと

 

私が中古で買った時には、

8時間で辞めたデータが残っていました。

 

そのデータを見たところ、

そのダンジョンでは、あり得ない程の高レベルになっていましたので。

 

悩んで、悩んで、悩みぬいて、

「結局は諦めたんだな」と理解できましたね。

 

次に進みたいのに、難しすぎて進めない

 

こんな部分では、元祖のアクトレイザー的でもあるのでした。

 

 

意地でも攻略をみない

 

この精神力があれば、絶対に満足できる

 

天地創造という

クインテットの最終作にして、最高傑作なのでした。

 

 

 

クインテットのゲームのまとめ

 

ずばり、どの作品が一番面白かったのか?

 

私の個人的な意見で言えば、

ソウルブレイダーでしたね。

 

それは何故なのか?

 

簡単だったからです。

 

戦闘の楽しさ

 

物語の良さ

 

音楽の良さ

 

この要素は、全ての作品で味わうことができます。

 

しかし、簡単にクリアできるという意味では、

ソウルブレイダーこそがナンバーワンでしたので。

 

ヌルゲーマーの私にとっては、

ソウルブレイダーを1位にさせていただきます。

 

 

どの作品が面白いのかって?

 

まあ、結局は全部だよね!!