レトロゲームとマンガとももクロと

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北斗の拳3 ファミコン版  名作RPGでもあり 地獄のRPGでもある

アイドルマスターのアニメが無ければ 完全に挫折していたゲーム

 

 

[北斗の拳でドラクエタイプのRPGを遊べる そう聞くと神ゲーに思えるよね]

[北斗の拳3  東映動画  ファミコン]

1989年発売  

ジャンル コマンド選択式のRPG

参考価格 ソフトのみ  900円  完品状態 1900円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  15時間

このゲームに対する世間の評価  ある部分を除けば 名作RPG

どんな人におすすめ  忍耐があるのならば お勧め

バーチャルコンソールで配信なし

 

 

最近は、色々なランキングの記事を書いています。

 

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

 

 

 

しかし、ゲームを遊ばなくなったわけでは有りません。

 

その合間にちょこちょこ遊んでいます。

 

ただ、ゲームをクリアしなければ、

次には進みたくありません。

 

そんな意味では、

今回の作品はなかなかの強敵になっていましたね。

 

 

ファミコンのRPGでしょ?

 

キャラゲーでしょ?

 

直ぐに終わるでしょ?

 

 

そんな今回の 何度も心を折られる

北斗の拳3の感想です。

 

 

 

北斗の拳3とはどんなレトロゲーム?

 

この北斗の拳3ですが、

1989年に東映動画から発売された、

ファミコン専用のRPG作品でした。

 

大人気漫画「北斗の拳」のゲーム化作品で。

 

アクションゲームが多かった北斗の拳が、

まさかのRPGで発売される。

 

当時の子供たちにとっては

かなりの衝撃だったのではないでしょうか。

 

 

そんなゲームの目的は

 

北斗の拳の原作を、

そのままRPGとして体験していく。

 

夢のような物語になっていました。

 

オリジナルの世界を冒険するのではなく、

北斗の拳の最初から最後までを、がっつり体験できる。

 

なかなかの豪華な作品になっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなコマンド選択式のRPGで。

 

アクションの要素を取り入れていない、

ガチのRPGになっていました。

 

北斗の拳で、ドラゴンクエストっぽいゲームを遊ぶ

この言葉で、全てをイメージできるのではないでしょうか。

 

 

北斗の拳っぽいシステムで言いますと、

「おうぎ」と「ひこう」でしょうかね。

 

おうぎというのは、

ドラクエで言いますと「特技」のような位置になっていまして。

 

ポイントを使用して、大ダメージを与える

必殺技の役割になっていました。

 

「むそうてんせい」や「てんしょうほんれつ」など、

原作お馴染の奥義を使用することができまして。

 

自分がケンシロウになったかのように、

雑魚敵やボスを、どんどん破裂させられるのは面白かったです。

 

ひこうというのは、

ドラクエの「魔法」の様な感じで。

 

秘孔を突いて、

防御力を下げたり、体力を回復させたりできました。

 

「自分の秘孔を突いて、自分を回復させる」という、

なかなかの危なさも良かったです。

 

 

北斗の拳と言えば

奥義と秘孔ですからね。

 

そんなシステムを、

うまくRPGに融合させてくれたのは、最高だったのではないでしょうか。

 

レベルを上げる事で、

ケンシロウが原作のように強くなっていく。

 

こんなドキドキで、

最後の最後まで楽しめるのは

このゲームの素晴らしさだったと思います。

 

 

ほぼドラゴンクエスト

 

でも北斗の拳

 

そんな贅沢なRPGなのでした。

 

 

 

北斗の拳3の感想でもあり レビューでもあり

 

[仲間が増えて 仲間が死ぬ  そんな世紀末RPG]

 

このゲームの何が面白いのか?

 

北斗の拳の原作を

最初から最後まで、楽しめる所です。

 

カットしている部分もありますが、

基本的には最後まで体験できます。

 

 

最初は思っていました。

 

「ラオウを倒したら終わるんだろうな…」と。

 

しかし、そこで終わるのは

普通のキャラゲーです。

 

ちゃんと、ラスボスの「カイオウ」まで物語が続いていきました。

 

もうこれだけで、お腹いっぱいです。

 

 

しかし、これ以外にも楽しい部分があります。

 

 

それは、仲間がどんどん増えていく事です。

 

最初は、「バット」と「リン」のお馴染のメンバーです。

 

最初の街なのに、

3人パーティーで進んで行く

なかなかの豪快さになっていました。

 

普通のゲームならば、

お助けキャラとして二人を登場させると思います。

 

パーティーはケンシロウ1人だけで

 

たまに、バットが攻撃してくれる

 

たまに、リンが助けてくれる

 

こんな役割だと思います。

 

しかし、ちゃんとパーティーに加わっていまして。

 

バットは、奥義を使えない戦士的な役割

 

リンは、無限に回復することができる、僧侶的な役割

 

ケンシロウは、全てをこなせる勇者的な役割

 

こんなパーティーで進んで行きます。

 

 

ここから、

イベントが進む事に、

色々な仲間が加わって行くという流れになっていました。

 

レイが仲間になり

 

トキが仲間になり

 

フドウが仲間になり

 

アインが仲間になり

 

こんな感じで、そのエピソードごとに、

重要なキャラが仲間になってくれる

 

熱い展開が待っていました。

 

 

しかし、北斗の拳の読者ならば分かっています。

 

「ああ、死んじゃうのね…」です。

 

 

仲間になっては死んでいく

 

仲間になっては死んでいく

 

とてつもない物語になっていましたね。

 

 

レイやトキを仲間に出来る嬉しさ

 

死ぬと分かっていて進んで行く悲しさ

 

そんな二つの感情が、このゲームのセールスポイントなのでした。

 

 

 

[戦闘画面のカッコよさは どんなRPGに負けない]

 

ファミコンのRPGですからね

戦闘画面が簡易的になってもおかしくはありません。

 

ドラクエはモンスターだけの画面

 

ファイナルファンタジーは

2Dのキャラと、モンスターの画面

 

では北斗の拳は?

 

まさかの劇画のキャラクターです。

 

相手の方には、

漫画版と全く同じ、ガチのモヒカンの雑魚が4人

 

こちら側は、

漫画版のかっこよすぎる、ケンシロウ、バット、リンに、

レイ、トキ、フドウ、アイン、のイラストが表示されている。

 

こんな戦闘画面になっていました。

 

 

このシステムの何が素晴らしいのか?

 

ボス戦が本当に楽しみなんですね。

 

最初のボスの、ジードから始まり、

ジャギ、シン、サウザー、ラオウなどなど。

 

原作で登場する強敵たちが、

ガチのイラストで表示されます。

 

このカッコよすぎるイラストの素晴らしさも、

このゲームを最後まで遊びたくなる理由でしたね。

 

 

雑魚との戦闘は、

4対4でイラストが表示されますが。

 

ボスとの戦闘は、

ケンシロウ対強敵とのタイマン勝負になりまして。

 

今まで以上に、

イラストが大きくなるのも最高でしたね。

 

 

可愛らしいキャラが殴り合う、コミカルな戦闘シーンではなく

 

相手のボスをぼっこぼこにする、ガチの戦闘シーン

 

そんな、ファミコンの中でも、

間違いなくトップクラスの戦闘シーンをお楽しみください。

 

 

 

[この部分さえなければ 絶対に語り継がれていた このゲームの苦い部分]

 

原作を楽しめるので、

物語は当たり前の様に、最高

 

ゲームのシステムも、

基本的にはドラクエタイプなので、最高

 

戦闘シーンも

カッコイイ、劇画のイラストがゲームを盛り上げてくれて、最高

 

ゲームの音楽も

いい感じの世紀末感を醸しだしていて、最高

 

 

ここまでならば、90点上げてもいいと思います。

 

 

しかし、世間的な評価で言えば、

なかなかのクソゲーだと思われます。

 

こんなにも素晴らしいのに、

どうしてクソゲー扱いされるのか?

 

 

エンカウント率が異常だからです

 

エンカウント率が異常です。

 

異常を通り越して、罰です。

 

こちらの精神を破壊するための、ただの罰です。

 

 

そして、ダンジョンが異常に広いです。

 

異常を通り越して、罰です。

 

ゲームを辞めて、勉強したくなるくらい、ただの罰です。

 

 

エンカウント率が異常

 

ダンジョンの広さが異常

 

その二つが結婚する

 

そして、最初のダンジョンをクリアするのに、90分掛かる

 

こんな地獄が待っていました。

 

 

正直言います、

このゲームを作った人は、絶対にテストプレイしていません。

 

テストプレイをしていたとしたら、

こんな難易度にはしません。

 

 

ファイナルファンタジー3というゲームがありました。

 

ラストダンジョンが2時間位かかります。

 

セーブポイントもありません。

 

この難易度に、各地で悲鳴が起こりました。

 

ただ、これはラストダンジョンです。

 

最後の最後に用意されている、

FF3の集大成です。

 

 

しかし、北斗の拳3に関して言いますと、

最初に冒険する、練習用のダンジョンです。

 

そんな練習用のダンジョンで、

まさかの90分かかる。

 

そして、ボスにやられてしまうと

街に逆戻り。

 

またダンジョンに挑まなければならない。

 

もう、絶望しかなかったです。

 

 

どうやって解決したのか?

 

ずっとアニメを見ながらプレイしていました。

 

テレビの横にブラウン管テレビを置きまして、

そっちにファミコンを接続しまして。

 

アイドルマスターを見ながら、

ずっと北斗の拳を遊んでいましたね。

 

アイドルマスターの面白さで、

地獄のダンジョンを無理やり突破する。

 

こんな、アイマスに助けられた日々なのでした。

 

 

皆さんも、ブラウン管テレビを用意して、

この素敵な世界に旅立ってください。

 

そして、アイドルマスターのアニメを見て下さい。

 

 

 

北斗の拳3のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか

 

遊ばなくてもいいです

 

ただ、忍耐力があれば楽しめます

 

なので、タフな人は遊んでください

 

 

なにがそんなに面白いのか

 

エンカウント率とダンジョンの広さ以外は

本当に素晴らしいです。

 

ただ、後半になりますと、

なぜか?ダンジョンが狭くなっていきます。

 

普通は逆だと思います。

 

最初は狭くて

 

後半はどんどん広くなっていく

 

これが当たり前です。

 

しかし、このゲームは逆です。

 

後半になるほど、どんどん狭くなります。

 

なので、中盤までは頑張ってください。

 

そこからは、なんとかなりますので。

 

くじけぬ心を持って遊んでください。

 

 

今急いで買う理由とは

 

昔のRPGってこんなもんだよね

というのは簡単です。

 

しかし、このエンカウント率は凄いです。

 

そこさえ乗り越えられれば、きっと楽しめますので。

 

この機会に遊んでください。

 

 

そして、クリアした自分を褒めて下さい

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

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