レトロゲームとマンガとももクロと

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ヤムヤム シューティングとRPGの危険な融合 その結果とは?

シナリオは学校であった怖い話の人です

 

[もう少し頑張っていたら とんでもない名作になっていたかも]

[ヤムヤム  バンダイ  スーパーファミコン]

 

1995年発売  

ジャンル シューティング RPG

参考価格 ソフトのみ 1840円  完品状態  4000円

 

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  15時間

このゲームに対する世間の評価  とても不思議なRPG

どんな人におすすめ  個性的な作品が好きならば 気に入るかも

 

 

RPGが大好きです

 

なので、RPGばかり遊んでいたいです。

 

しかし、飽きてきます。

 

だったら、不思議なRPGを遊べばいいんです。

 

 

そんな今回の 3DシューティングとRPGと短編小説の不思議な融合

ヤムヤムの感想です。

 

 

 

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ヤムヤムとはどんなレトロゲーム?

 

このヤムヤムですが、

1995年にバンダイから発売されたRPGでした。

 

開発元は、

「学校であった怖い話」や「藤丸地獄変」などでお馴染の

パンドラボックスになっていまして。

 

ゲームのシナリオとプロデューサーを

学校であった怖い話の

「飯島健夫(現在は多紀哉)」さんが担当していました。

 

その物語を体験したくて、購入した人も多かった作品でした。

 

 

そんなゲームの物語は

 

平和とは何か?を知るために

 

主人公の青年「マグマグ」と相棒の「ヤムヤム」が旅に出る

 

果たして、本当の平和とはなんだろう?

 

こんな物語になっていました。

 

 

街にはさまざま人々が住んでいます。

 

そんな人々の悩みを解決しながら、

本当の平和の意味を知って行く。

 

笑いあり

 

涙あり

 

恋愛あり

 

狂気あり?

 

そんなほのぼの系のRPGになっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなRPG…ではなく。

 

シューティングとRPGの融合になっていました。

 

昔もありました。

 

「頭脳戦艦ガル」や「キングスナイト」など、

シューティングとRPGを楽しめる作品が。

 

しかし、今回のヤムヤムは、

3DシューティングとRPGの融合です。

 

「スペースハリアー」や「アタックアニマル学園」などの、

奥から敵が迫ってくる、あの3Dシューティングとの融合でした。

 

 

では、どこの部分がRPGなのか?

 

 

敵は経験値とお金を持っています。

 

経験値を貯めると、

レベルが上がって最大ライフが上がる。

 

お金を貯めると、

武器や鎧やボムを買える。

 

その繰り返しで、難関ステージを突破していく。

 

こんなシステムになっていた訳です。

 

 

難しいステージも現れます

 

とてもクリア出来ません

 

諦めちゃおうかな…

 

しかし、今作にはレベル上げがあります。

 

レベルと装備を完璧にする。

 

そうすることで、難関ステージを突破することができる。

 

これが、これこそが、

本来のシューティングRPGの楽しさだったのかもしれません。

 

 

ほぼシューティングゲームなのに、15時間以上遊べる

 

そんな個性的過ぎるRPGなのでした。

 

 

 

ヤムヤムの感想でもあり レビューでもあり

 

[短編小説を読んでいるかのようなスピード感?]

 

このゲームの目的は、

本当の平和を探すことです。

 

その為に、

主人公のマグマグは色々な街に出かけて行きます。

 

本拠地みたいなものがありまして、

その周りには、無数の街が存在しています。

 

この街には、

数人の住人が住んでいまして。

 

沢山の悩みを持っています。

 

その悩みを解決してあげる事で、

平和とは何か?をマグマグ自信が知って行く訳です。

 

 

ここまでならば、

ありがちな作品だとも思います。

 

大抵のRPGはそうです。

 

ここからが、ヤムヤムの本当の凄さです。

 

 

このヤムヤムでは、

どのイベントからクリアしてもいいようになっています。

 

畑を荒らす厄介者を退治する

 

平和を知るための修行の日々

 

盗賊退治などなど

 

沢山の悩み事が、街には溢れかえっています。

 

そのイベントを好き勝手にクリアして行きながら、

この世界を冒険していきます。

 

 

イベントをクリアすることで、

「へいわ」という数値が貯まって行きまして。

 

このへいわを、全て集める事が出来れば、

最後のイベントが発生するという仕組みになっていました。

 

5分で終わる物語から、数時間かかる長い物語まで。

 

登場する個性的なキャラクターも相まって、

早く次の物語を体験したくなったのは良かったです。

 

 

ただ、不満点もありまして、

イベントをクリアする事に、主人公の状態をリセットされるのは衝撃的でした。

 

せっかくレベルを上げたのに

 

せっかく最強の装備を買ったのに

 

イベントが終わると、全て初期状態になってしまう。

 

これが辛かったです。

 

 

まあ、強い状態で始めてしまうと、

イベントの順序が決まってしまいますので。

 

ヤムヤムの個性は死んでしまいます。

 

その結果が、このリセットだったのかもしれません。

 

 

長編小説ではなく

 

あえて、短編小説の連続にする

 

そんな個性的な作品なのでした。

 

 

 

[ゲームとしてはまあまあ辛い]

 

システムや物語は最高だと思います。

 

ただ、細かい部分が結構辛かったです。

 

 

この作品は、物語やイベントはRPGです。

 

街に行って

 

住人と話して

 

クエストを受注する

 

こんな流れだと思っていただけると分かりやすいです

 

この「移動」の部分を

3Dシューティングにした訳です。

 

「あそこに盗賊の親分が居るぞ」と聞けばそこに移動します。

 

その部分が3Dシューティングという訳です。

 

いきなり行ってもいいですし

 

細かく移動しながら、レベルを上げても構いません

 

この部分こそが、ヤムヤムという作品の肝になっていた訳です。

 

 

そんなシステムだとどうなるのか?

 

 

エンディングまで行くには、

軽く数百ステージは遊ばなければいけません。

 

正直言いまして

 

途中で飽きます

 

これが、レベルが引継ぎならば、

もっとサクサク進むのでしょうが。

 

なにせ、物語が終わればレベル1ですからね。

 

どうしても、ステージは多くなってしまいます。

 

 

結果、とても大変です。

 

 

最初は短かったステージも、

後半になりますと、結構な長丁場になりまして。

 

緊張感が半端なかったです。

 

 

「薬草」や「お金」など、

ステージ上にはアイテムが落ちていますので。

 

そのアイテムを取りつつ、敵の猛攻をかいくぐって行く。

 

なかなかの難易度になっていました。

 

 

上手い人はサクサク進める

 

下手な人はレベルを上げてから進める

 

ここら辺が、

楽しい部分でもあり、辛い部分でもありましたね。

 

 

ボスがいるイベントもありまして。

 

そのボスを倒すのも、大変でした。

 

ボスに辿り着いて

 

物凄く強くて

 

30分延々とレベルを上げて

 

ようやく倒す

 

そして、またレベル1に戻される。

 

まあ大変でした。

 

上手い人ならば、30分早くクリア出来る訳ですからね。

 

自分の下手さを痛感する瞬間でもありました。

 

 

もうちょっとステージのバリエーションがあって

 

レベルを引き継げるシステムで

 

ボスの攻撃パターンも豊富だったら

 

とんでもない名作になれたかもしれない

 

ヤムヤムという、

最高に惜しすぎる作品の感想を

終わらせていただきます。

 

 

 

ヤムヤムのまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか

 

一気に遊ぶ作品ではないのかもしれません

 

私も3週間くらいかけて、じっくり遊びました。

 

何かのゲームの合間に遊んでみて下さい。

 

 

なにがそんなに面白いのか

 

物語です。

 

主人公の性格が、良い意味でぶっ飛んでいまして。

 

何をしでかすのか分からない、ドキドキ感が良かったです。

 

この雰囲気が好きだから、

嫌いになれない作品なのかも知れません。

 

ぶっ飛んだ作品が好きな方は、

是非とも遊んでみて下さい。

 

 

今急いで買う理由とは

 

知名度はそれほど高くない作品だと思います。

 

そんな作品だからこそ、

皆さんに遊んでほしいんです。

 

みんなで遊んで、みんなで衝撃を受けて下さい。

 

 

シューティングを楽しめて

 

RPGを楽しめて

 

沢山の短編小説も楽しめる

 

そんなヤムヤムが大好きです!!

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

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