レトロゲームとマンガとももクロと

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ウィザードリィエンパイア2 バカと根性無しは帰れ!! そんな地獄のRPG

今まで遊んだRPGの中で トップクラスに難しい作品

 

[このゲームをクリアした人は どんなRPGもクリアできる]

[ウィザードリィエンパイア2  スターフィッシュ  プレイステーション]

 

2002年発売  

ジャンル  3DダンジョンRPG

参考価格  2010円

記事のネタバレ度  物語の展開は書かないけど かなり高め

攻略に必要なプレイ時間  35時間

このゲームに対する世間の評価  こんなに難しいRPGは他にない

どんな人におすすめ  ウィザードリィの上級者は絶対に遊んでください

 

 

最近はずっとこのゲームをあそんでいました

 

寝る前に数時間

 

嫌な汗をかきながら

 

延々と遊んでいました

 

「諦めちゃおうかな…」と何度も思いました。

 

しかし、ウィザードリィが大好きですからね。

 

諦める事は出来ませんでした。

 

 

そして、ようやく終わりました。

 

 

正直言いますと、

ウィザードリィの冠が付いていなかったら、

完全に諦めています。

 

しかし、ウィザードリィです。

 

意地でクリアしました。

 

そんな感想を読んで欲しいなと思います。

 

 

そんな今回の 終わった時の喪失感は他のRPGの比じゃない

ウィザードリィエンパイア2の感想です。

 

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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ウィザードリィエンパイア2とはどんなレトロゲーム?

 

このウィザードリィエンパイア2ですが、

2002年にスターフィッシュから発売された、

プレイステーション用のRPG作品でした。

(パソコンでパワーアップ版が発売されています)

 

 

そんなゲームの目的は

 

王女のニルダが何者かに誘拐されてしまった

 

そんな王女を探すために、

不気味なダンジョンを冒険していく

 

果たして、無事に王女を探しだすことはできるのであろうか…。

 

こんな目的になっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスな3DダンジョンRPGで

 

似たタイプのゲームで言いますと、

「世界樹の迷宮」や「女神転生」などのタイプになっています。

 

 

6人パーティーで冒険するために

 

性別

 

性格

 

職業を決めまして

 

自分だけのオリジナルパーティーで進めていきます。

 

他のウィザードリィシリーズとの違いで言いますと

新たな職業と新たな種族が増えていまして。

 

種族と性格によって、

パーティーの相性が決まりまして。

 

その相性によってステータスが増減する、

このゲームならではのシステムも楽しかったです。

 

 

アイテムやモンスターの図鑑も用意されていまして。

 

様々な要素を集めていく事で、

「称号」というものを貰えるのも面白いシステムでした。

 

 

ウィザードリィという王道の作品を

 

今風のシステムでパワーアップさせる

 

そして、ゲームの難易度も10倍くらいにする

 

バカと根性無しを完全に排除した

 

絶対に遊んでほしい、ヤバすぎるRPGなのでした

 

 

 

ウィザードリィエンパイア2の感想でもあり レビューでもあり

 

[このシステムを考え出しただけで このゲームは偉大な作品になった]

 

このウィザードリィエンパイア2ですが、

ずっと憧れの作品でした。

 

前作のウィザードリィエンパイアも大好きだったので、

続編を遊びたかったという理由もあるのですが。

 

それ以外に、

最高に遊んでみたかったシステムがあったんです。

 

 

その最高のシステムこそが、

「経験値をお金で買える」システムでした。

 

過去にもドーピングアイテムを買える作品はありました。

 

桃太郎伝説やサガ等、

お金さえあれば、無限にステータスをアップさせられる、

最高のやりこみシステムを登載した作品たちです。

 

そんな作品も大好きですが、

その更に上を行きまして。

 

かせいだお金を、

そのまま経験値に変換できるという、

ぶっ飛び過ぎたシステムになっていました。

 

1万ならば1万の経験値に

 

100万ならば100万の経験値に

 

こんな、とんでもないシステムになっています。

 

 

これがですね、

ドラゴンクエストやファイナルファンタジーならば、

それほど強力なシステムではなかったと思うんです。

 

どうしてなのか?

 

お金で装備を購入していくからです。

 

常にお金が不足しがちですからね。

 

そこまで強力ではありません。

 

 

しかし、今作はウィザードリィです。

 

お金なんて、ほぼ使いません。

 

装備なんて買いません。

 

自分で現地調達するのが、ウィザードリィの醍醐味です。

 

なので、

数億ゴールド貯まるのが当たり前でした。

 

そんなお金が、

まさかの戦力強化に繋がる。

 

幸せ以外の何者でもありませんでした。

 

 

このシステムは、

のちに色々なウィザードリィにも搭載されていきまして。

 

今では珍しいシステムでは無くなったのですが。

 

2002年という時代に、

この斬新すぎるシステムが搭載されていた訳ですからね。

 

このシステムを考え出しただけで、

このゲームの勝ちだったのかもしれません。

 

 

ガンガン稼いで

 

ガンガンレベルアップさせてみて下さい。

 

 

 

[爆発する壁という RPG史上最悪のトラップが凄い]

 

このゲームですが、

とてつもなく難しい作品になっています。

 

マッピングするのが困難

(嫌なトラップがてんこ盛りです)

 

モンスターの強さが狂っている

(HPが強めに設定されている、首をはねてくる、レベルを吸ってくる、などなど)

 

一旦イベントが停滞すると、どこに行けば分からなくなる

(5時間位延々とマップを歩いていました)

 

なんて感じで、

今までのウィザードリィの10倍くらい難しいです。

 

 

そんな中でも、

特に心を折ってくれたのが、爆発する壁でした。

 

 

爆発する壁とは?

 

 

そのものもズバリ、触れた瞬間に大ダメージを与えてきます。

 

ウィザードリィには、

ダークゾーンという真っ暗闇のフィールドがあります。

 

今までは周りが見えていたのに、

ダークゾーンに入った瞬間にどこにいるのか分からなくなる。

 

こんな嫌なトラップなのですが。

 

ウィザードリィに慣れている人にとっては、

問題ありません。

 

壁沿いに歩いていけば、

いつかは脱出できるからです。

(地図があれば、現在地も確認できます)

 

そんな壁沿いに歩くという戦法に、

待ったをかけたのが、

今作の爆発する壁になっていました。

 

 

壁沿いに歩くんですか?

 

だったら壁を爆発させますね

 

で、全滅の危機に陥る

 

こんな展開が、最後の最後まで続いていきました。

 

 

正直言いまして、

ただの嫌がらせです。

 

こちらの心を折る為だけに用意された、

狂ったトラップです。

 

ウィザードリィの初心者ならば、

この時点で、このゲームを諦めてしまうくらいです。

 

このトラップさえなければ、

もっと評価されていると思います。

 

しかし、このトラップがあったからこそ、

「この作品はとんでもなくヤバい作品なのかもしれない…」と理解できるんです。

 

 

対処法としましては、

毎回「調査」というコマンドを試すということでしょうか。

 

「火薬の匂いがする」みたいなメッセージが出ますので、

このメッセージに気を付けて進んでみてください。

 

 

 

[RPGになぞなぞを登載する ただの嫌がらせ]

 

このゲームの最大の問題点とは?

 

「モンドーくん」です。

 

このモンドーくんですが、

扉のキャラクターになっていまして。

 

さまざまな問答をこちらに投げかけてきます。

 

考えればわかる数学的な問題

 

なぞなぞのような問題

 

あるなしクイズ

 

なんて感じで、

ウィザードリィという殺伐とした世界で、

まさかのIQ問題を楽しむことができました。

 

正解すれば、先に進める

 

間違えば、全体に大ダメージ

 

嫌な問答はパスできる

 

こんなシステムなのですが、

まあ辛かったです。

 

 

最初はバンバン答えられます。

 

問題をパスできるので、

「この問題は分からないから、次!!」なんて感じでいけます。

 

しかし、問題をクリアしていく度に、

難しい問題が残って行きます。

 

 

その結果どうなるのか?

 

 

1時間まったく進めなくなる、となるわけです。

 

これが、

倒せないボスがいる、解けないイベントがある、

ならば突破口があります。

 

しかし、

問題を全く解けないの場合は、

まず進めません。

 

だって答えがわからないんですから。

 

 

私はクリアまでに50時間ほどかかったと思いますが。

 

15時間はモンドーくんに費やしていたと思います。

 

RPGなのに、

なぞなぞで精神的ダメージを与えてきますからね。

 

この部分だけは、

本気で勘弁して欲しいなと思ったのでした。

 

 

一応の対処法を書きますが、

嫌な人は下までスクロールしてガチで楽しんでください。

 

 

まずは正統派の対処法です。

 

問題の答えの多くは、

数字かアルファベットで表すことが多いです。

 

つまり、

いつかはあたります

 

0から9まで打てば当たりますし

 

AからZまで打てば当たります

 

その間に、何度も大ダメージを喰らうのですが。

 

クリアできない地獄に比べれば、

そんなのはかすり傷程度ですからね。

 

この無茶で乗り切ってみて下さい。

 

 

もう一つの邪道の攻略法が

 

とにかくワープしまくるという方法でした。

 

「転移の兜」というアイテムがありまして、

1歩歩くたびに、どこかにワープします。

 

他のウィザードリィならば、

壁に転移してしまうとそのまま全滅します。

 

しかし、このウィザードリィエンパイア2では、

ほぼ壁がありませんので、ワープしまくりでした。

 

そして、運よく

モンドー君の進んだ先にワープすることが出来れば

 

そのまま、なぞなぞを無視して進むことができました。

 

正直言いまして、

この方法は完全に邪道ですし。

 

モンドーくん関連の称号をとることができません。

 

ですので、

どうしてもという時にお使いください。

 

 

 

[ラストダンジョンをクリアするのに20時間 これがエンパイア2の本当の地獄だ]

 

私は、色々なRPGを遊んできました。

 

400本は軽く遊んできたと思います。

 

そんなRPGの中で、

ラストダンジョンがこんなにも難しい作品に出会ったことがありません。

 

 

ラスボスが強いRPGというのは沢山ありました。

 

ロマンシングサガシリーズやラストバイブルシリーズなど。

 

ラスボスを倒すために、

5、6時間レベル上げをするというのが多かったです。

(ロマサガ2は何十時間レベルを上げようが倒せませんでした。)

 

 

しかし、このウィザードリィエンパイア2に関して言いますと

 

ラストダンジョンに到着して

 

ラスボスに出会うまで

 

ここまでに15時間かかりました

 

ラスボスが強いとか関係なく、

ダンジョンをクリアするのに15時間掛かったわけです。

 

しかも、

これはリセットしている時間を含んでいません。

 

クリア時間は34時間でしたが、

合計のプレイ時間で言えば軽く50時間はかかっています。

 

ですので、実際は

20時間以上は掛かっていると思います。

 

更に、ラスボスの強さも

とんでもないことになっていますので、

ここから延々とレベルを上げていく作業になっていくのでした。

 

 

ひとつ上の階層に進めた

 

これだけで祝杯をあげたくなる

 

そんな作品をお楽しみください

 

 

 

[ぶっちゃけ面白いのか?]

 

皆さんが気になるところは、この1点に尽きると思います。

 

このゲームは面白いのか?と。

 

面白ければ遊びたいでしょうし

 

面白く無ければ、そのまま無視すると思います。

 

 

ウィザードリィを知らない人にとっては

 

多分辛いです。

 

まず耐えられないと思います。

 

リルガミンサーガなど、

超名作のウィザードリィを遊んでから、体験して欲しいです。

 

 

ウィザードリィに慣れている人にとっては

 

多分辛いです。

 

ウィザードリィを嫌いになるかもしれません。

 

ただ、この壁を乗り越えたら、

もっとウィザードリィを好きになると思います。

 

チャレンジしてみて下さい。

 

 

ウィザードリィしか愛せない人にとっては

 

最高のゲームだと思います。

 

どうやったら全部埋まるの?というくらいのレアアイテムの数々

 

どうやったら倒せるの?というくらいの隠しボス

 

ラスボスを倒した時の、あの感動

 

こんな全てが、

ウィザードリィ好きにはたまらないと思います。

 

絶対に遊んでください

 

 

ウィザードリィを知らない人は

慣れてから遊ぶ

 

ウィザードリィに慣れている人は

お試し感覚で遊ぶ

 

ウィザードリィしか愛せない人は

絶対に遊ぶ

 

そんな、遊ぶ人を選ぶ孤高のRPGなのでした

 

 

 

ウィザードリィエンパイア2のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか

 

辛ければ辛いほど

 

クリアした時の感動が凄い

 

そんな体験をして欲しいなと思います

 

 

なにがそんなに面白いのか

 

勝てない相手を倒す

 

これに尽きると思います。

 

ボスだけに勝てないんじゃないんです。

 

雑魚のモンスターにすら勝てないんです。

 

そのモンスターを倒せるようになった時の、

あの喜び。

 

これがウィザードリィエンパイア2の醍醐味なのでした。

 

 

今急いで買う理由とは

 

急いで買わなくてもいいです。

 

そろそろいけるかも?と思った、その時が

 

このゲームの遊びごろです。

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

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完品状態  2010円

 

 

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