レトロゲームとマンガとももクロと

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チョコボの不思議なダンジョン2 どうして激ムズローグライクにしたんだろう?

前作からのファンにとっては 結構な難易度だったと思う

 

[あの大人気のチョコボが ローグライクRPGに再び舞い戻る]

[チョコボの不思議なダンジョン2  スクウェア  プレイステーション]

 

1998年発売  

ジャンル  ローグライクRPG

参考価格  390円

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  10時間

このゲームに対する世間の評価  前作よりもかなり上級者向け

どんな人におすすめ  正統派のローグライクが好きならば お勧め

 

 

最近は、

もんすたぁレースという神ゲーばかり遊んでいました。

 

 

retogenofu.hatenablog.com

 

何度も遊んだ事があるのに、

また遊びたくなってしまう。

 

それが名作ゲームの凄さなんです。

 

 

今回の作品も、

過去に何度も繰り返し遊んでいます。

 

しかし、あまり印象に残っていません。

 

だったら、逆にチャンスですよね。

 

また新鮮な気持ちで遊べるのですから。

 

 

そんな今回の 前作の豪快さがほとんど無い ローグライクの優等生

チョコボの不思議なダンジョン2の感想です。

 

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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チョコボの不思議なダンジョン2とはどんなレトロゲーム?

 

このチョコボの不思議なダンジョン2ですが、

1998年にスクウェアから発売された、

プレイステーション専用のRPG作品でした。

 

ファイナルファンタジーシリーズの大人気キャラクター

「チョコボ」を。

 

「トルネコの大冒険」でお馴染みの

ローグライクの主人公にする。

 

こんな衝撃でした。

 

敷居の高かったローグライクという作品を、

かなりマイルドに仕上げた作品になっていまして。

 

トルネコの大冒険はクリアできなくても、

チョコボの不思議なダンジョンならばクリア出来た、

なんて人も多かったです。

 

そんな初代が大幅に進化して帰って来たのが、

今作のチョコボの不思議なダンジョン2になっていました。

 

 

そんなゲームの目的は

 

お宝を探し求めて冒険している

モーグリ

 

そんなモーグリに、

美味しいものをたくさん食べられるからという理由で付いていっている

チョコボ

 

そんな二人組が、

入る度に変化する、不思議なダンジョンに挑んで行く…。

 

こんな目的になっていました。

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなローグライクRPGで。

 

「トルネコの大冒険」や「風来のシレン」のようなシステムになっていました。

 

入る度に変化するダンジョン

 

どんなアイテムなのか分からないドキドキ

 

こんな王道のシステムと

 

レベルは1に戻らない

 

やられたら全て失ってしまうけど、

装備品はやられた階に落ちている

 

魔法にもレベルの概念が存在していて、

何度も使用していると、どんどん強力になっていく

 

一度行ったことのあるフロアには、

ショートカットすることができる

 

なんて感じで、

王道のローグライクRPGなのだけど、

チョコボの不思議なダンジョンならではのシステムも搭載されている。

 

新時代のローグライクRPGになっていました。

 

 

前作はチョコボの一人旅になっていたのですが。

 

今作から、3人の仲間が加わりまして。

 

特殊な能力はないけど、頼れる相棒

モーグリ

 

回復魔法が使える

シロマ

 

罠を設置することができる

シド

 

なんて、ダンジョンごとに

仲間が加わってくれるのは面白かったです。

 

チョコボよりも

圧倒的なダメージを与えてくれることも多く、

冒険を手助けしてくれる、頼もしい存在になってくれました。

 

 

前作のハチャメチャさはないけど

 

正統派のローグライクRPGとしては、かなりの優等生

 

そんな、当時あまり話題にならなかった

隠れた名作ローグライクRPGなのでした。

 

 

 

こちらから購入できます

 

 

390円

 

 

 

 

チョコボの不思議なダンジョン2の感想でもあり レビューでもあり

 

[どうして激ムズゲームと呼ばれていたのか?]

 

この作品ですが、

発売当時は、激ムズゲーム扱いされていました。

 

前作のチョコボの不思議なダンジョンは、

ほとんどの人がエンディングを見ることができる

激アマなローグライクRPGでした。

 

トルネコの大冒険は無理だったけど、

チョコボの不思議なダンジョンはクリア出来た。

 

こんな人が周りに沢山居ました。

 

そんな人達が、

このチョコボの不思議なダンジョン2を体験するとどうなるのか?

 

「クリア出来ませんでした…」となります。

 

私の周りも、

5・6人はエンディングを見ないで売ったと思います。

 

どうして、そんなに難しくなったのか?

 

色々な変更点があったからです。

 

 

まずは、

装備が壊れるシステムです。

 

チョコボの不思議なダンジョンがどうして簡単だったのか?

 

装備を強化することで、

圧倒的な武力を手にすることができたからです。

 

ツメとクラが、

ダンジョンにガンガン落ちていまして。

 

その装備を延々と合成することで、

とんでもない装備にパワーアップしていきます。

 

その圧倒的な武力を持って、

ダンジョンをゴリ押ししていく。

 

これが、前作のチョコボの不思議なダンジョンの

最大の魅力になっていました。

 

そんなシステムが、少しだけ変化しました。

 

 

合成のシステムは、そのままです。

 

前作程は、装備が落ちていない印象でしたが。

 

頑張れば、どんどんパワーアップさせることができます。

 

しかし、そんな装備品に、

「耐久度」という厄介なシステムが搭載されたことで、

かなり難しい作品へと進化していきました。

 

 

耐久度とは?

 

殴ったり、殴られたりすると減ります。

 

全部なくなるとどうなるのか?

 

問答無用でぶっ壊れます。

 

どんなに凄い装備にしようが、

耐久度を無視していれば、ぶっ壊れます。

 

ただ、この耐久度は回復させることができます。

 

鍛冶屋さんであったり、リペアのカードであったり、

装備を合成させたり。

 

ちゃんと壊れないようにすることができます。

 

ただ、めちゃくちゃ壊れやすいです。

 

「もう少しで、ボスまでたどり着けるかも!!」からの

 

「装備が壊れそうだから、帰ろう…」こんな感じでした。

 

ショートカットの機能がありますので、

他のローグライクRPGに比べればたいしたことはないのですが。

 

今まで識別していたアイテムがリセットされる訳ですから、

この耐久度のシステムが、かなりの足かせになっていたのは事実でしたね。

 

一応の救済措置としましては、

凄い装備ほど、壊れた時に特殊能力を貰えたところでしょうか。

 

装備を破壊することで、

「ふしぎなハネ」という物を貰えまして。

 

このハネを集めて、

チョコボ自体を強化していくという、

何とも不思議なシステムが搭載されていました。

 

ただ、ぶっちゃけ壊したくないです。

 

プラス40の装備品には、

思い出と愛情が詰まっていますからね。

 

結果的に、

装備を壊さないようにビビりながら進んで行く、

何とも微妙なシステムになっていました。

 

 

その他にも、

魔法の弱体化も難易度を上げていました。

 

前作では、

「不思議なしおり」というアイテムがありまして、

魔法のレベルを簡単に上げることができました。

 

稼いだお金を、

不思議なしおりに全力投球するのが当たり前で。

 

とんでもない威力の魔法を

これでもかと連発するのが気持ちよかったです。

 

そんなシステムが強力過ぎたのでしょうね。

 

今作では、

不思議なしおりが結構な激レアアイテムになっていまして、

ショップで簡単に買う事も出来なくなっていました。

 

ですので、

自力で魔法を強化しなければならず。

 

「だったら、殴って倒そうかな」という流れになっていました。

 

 

更に、お金を貯めるのが難しい仕様になっていまして。

 

稼いだお金を、

耐久度の回復にほぼ使っていました。

 

せっかく、レアアイテムが売っているのに、

お金が無くてスルーしなければならない。

 

なんて事が、かなり多かったです。

 

持てるアイテムの数をアップさせてくれる

「もちもののしおり」という、最高のアイテムがあるのですが。

 

このアイテムをスルーしなければならない時の、

あの悲しさったら無かったです。

 

 

そして、回復率の低さも、

このゲームの難易度を大幅に上げていました。

 

ローグライクRPGお馴染の、

「歩いていれば、勝手にライフが回復する」というシステムですが。

 

今作にも搭載されています。

 

しかし、その回復率がとんでもなく低く設定されていまして、

歩きまわって回復するのは、ほぼ無理でした。

 

ぐるぐる回れるポイントを探して、

モンスターを引き連れながら回復する。

 

こんな事がほぼできないのは、悲しかったです。

 

この回復率の低さこそ、

実は一番凶悪だったかもしれません。

 

ポーションやドレインの本など、

ライフを回復させるアイテムは山ほど用意されています。

 

用意されていますが、正直足りないです。

 

だって、ほぼ自然回復できないのですから。

 

常に回復アイテムの数に気を使わなければならない、

ガチのローグライクがこの世界にありました。

 

このシステムさえ普通だったら、

前作とさほど変わらない難易度だったかもしれません。

 

それくらい、回復率の低さが目立つ

ゲームでもありました。

 

 

なんて感じで、

前作に比べると、色々な面で厳しくなっています。

 

ただ、これがローグライクRPGなのかもしれません。

 

やるかやられるかの緊張感

 

これこそが、本来のローグライクRPGなんです。

 

まあ、そんな緊張感に耐えられない人が、

「チョコボの不思議なダンジョン最高!!」となった訳ですから、

そのぬるいローグライクRPGを究めてほしかったなとも思うのでした。

 

 

 

[そんな激ムズゲームだからこそ 稼いでいる時間が楽しすぎる]

 

このゲームですが、

ボスがめちゃくちゃ強いです。

 

おそらく、ボス戦だけで10回は死んだと思います。

(ボス戦で死ぬと、ボスの部屋まで装備品を拾いに行かなければいけません)

 

そして、雑魚敵もめちゃくちゃ強いです。

 

気を抜いた瞬間に、瞬殺されるときもありました。

 

そんなゲームですからね、

地道な努力が必要になっていました。

 

 

まずは魔法の本集めです。

 

このゲームでは、

魔法の本を使用して魔法を唱えます。

 

ですので、凶悪なモンスターと戦う為に、

出来るだけたくさん持っていきたいです。

(ドレインの魔法は攻撃にも回復にも使えるエースでした)

 

なので、必死に集めて行きました。

 

 

次に、装備品の強化です。

 

落ちている数はかなり少ないですが、

+が付いている割合は高かったので。

 

拾っては合成しての繰り返しで、地道に強化して行きました。

 

合成することで、

耐久度も若干回復しますので。

 

その点でも、耐久度に気を使わなくていいのはよかったです。

 

 

最後に、お金稼ぎです。

 

ダンジョンには、

ショップがランダムで出現しますので、

レアアイテムをゲットするために、必死にお金を稼ぎます。

 

魔法の本や装備品も売っていますので、

ショップを引ければ、その分効率的な訳です。

 

なので、お金を稼ぐのも

前作以上に大事になっていました。

 

 

ではどうやって稼ぐのか?

 

4階くらいまでの下位のフロアを延々とまわります。

 

マップのカードという、

アイテムやモンスターの位置が分かるアイテムを持って。

 

最短でアイテムを回収して

 

4階まで行ったら、そのまま帰宅する。

 

そして、要らないアイテムを全て売って

 

装備品があったら合成して

 

あまったお金で、鍛冶屋さんで耐久度を回復させて

 

またアイテム稼ぎに行く…。

 

こんな繰り返しが、不思議と楽しかったです。

 

下位のフロアでも、

意外とレベルが上がってくれますので。

 

アイテムとレベルを同時に稼げるようになっていました。

 

 

圧倒的なボスを用意されているからこそ、

そのボスに負けないように、

黙々とアイテム稼ぎやレベル上げができる。

 

ローグライクRPGなのに

 

やっていることは地道なレベル上げ

 

そんなチョコボの不思議なダンジョン2が大好きです!!

 

 

 

 

チョコボの不思議なダンジョン2のまとめ

 

なぜ遊んでほしいのか

 

ハチャメチャさはありません

 

王道のローグライクRPGです

 

だからこそ、安心して遊べます。

 

奇抜なローグライクRPGが苦手な人は、

この王道の作品を遊んでください。

 

 

なにがそんなに面白いのか

 

この部分が最高!!というセールスポイントはないですが

 

平均点は高いです

 

クリア後のおまけダンジョンも用意されていますので、

やりこみ要素も高いです。

 

ただ、尖ってる部分は少ないので、

「印象には残りにくかったのかな」とも思いました。

 

そんな部分も含めてチョコボの不思議なダンジョン2なので、

その全てを愛してください。

 

 

今急いで買う理由とは

 

初代のチョコボの不思議なダンジョンを遊んだ事はあっても、

今作を遊んだ事がある人は少ないと思います。

 

遊んだ事はあっても、

「これは無理だな…」なんて、

エンディングまで行けなかった人も多いはずです。

 

そんな人こそ、遊んでください。

 

この作品を遊ぶことで、

ローグライクRPGのレベルを1段階上げられますので。

 

ローグライクRPGの

特訓用に使ってください。

 

そして、

「もっとローグライクRPGが遊びたい!!」という

新たな感情を手に入れて下さい。

 

 

お待ちしております

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

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完品状態  390円

 

 

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