レトロゲームとマンガとももクロと

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魔導物語・はなまる大幼稚園児 戦闘が1秒で終わる 超サクサクなRPG

アルルの可愛さと戦闘のスピード感に 度肝を抜かれる

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[幼稚園の卒業認定証を手に入れるために アルルが大冒険していく]

[魔導物語・はなまる大幼稚園児  徳間書店  スーパーファミコン]

 

1996年発売  

ジャンル  コマンド選択式のRPG

参考価格 ソフトのみ  2260円  完品状態  5500円

記事のネタバレ度  普通

攻略に必要なプレイ時間  だいたい13時間くらい

どんな人におすすめ  ほんわかした優しいRPGが好きならば最高です

 

 

最近は色々なゲームの感想を書いています

 

 

retogenofu.hatenablog.com

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過去の記事も読んでもらえると嬉しいです

 

 

今回感想を書きたいなと思ったのが

「魔導物語・はなまる大幼稚園児」という

スーパーファミコンのRPGです

 


【プレイ動画】魔導物語 はなまる大幼稚園児 Part 1

 

少し前に、

「アルルの冒険・まほうのジュエル」という

ゲームボーイのRPGを遊びました。

 

遊んだら最後、

精神をずたずたにされる、

シリアスなRPGが大好物な私ですが

 

そのあまりの優しさに、

「こんな優しい物語もいいな」と思えました。

 

そんな時に、

今作の存在を知りました。

 

魔導物語という名前は聞いたことがありましたが、

実際に遊んだことがありませんでしたからね。

 

今という時代に、

最高に虜になってしまいました。

 

 

ただ、少しだけ迷いました

 

言っても結構な値段がしますからね。

 

どうするかな?と。

 

 

そんな時に奇跡が起こったんですね。

 

 

実は、既に買っていました。

 

押し入れにしまっていた

大量のレトロゲームが入っている箱の中に、

ひっそりと、この作品が紛れ込んでいましたからね。

 

発見した時に、

「え?嘘でしょ?」と衝撃を受けました。

 

値札を見てみると、

まだ消費税が5%の時代でしたからね。

 

そりゃあ忘れてますよね。

 

 

おそらくですが、

当時購入した時はRPGだと思わなかったのだと思います。

 

「ルルーのルー」的な、

ぷよぷよ系の作品だと思っていたと思います。

 

そんな事からも、

買ったことすら、すっかり忘れていた訳です。

 

 

そんな

魔導物語・はなまる大幼稚園児を遊び終わりましたので

 

どんな内容になっていて

 

どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので

 

購入する時の参考にしてみて下さい

 

 

そんな今回の 戦闘が1秒で終わるという 物凄い衝撃

魔導物語・はなまる大幼稚園児の感想です( `―´)ノ

 

 

 

魔導物語・はなまる大幼稚園児とはどんなレトロゲーム?

 

この魔導物語・はなまる大幼稚園児ですが

1996年に徳間書店から発売された

スーパーファミコン専用のRPGです

 

 

そんなゲームの目的は

 

幼稚園の卒業認定証を手に入れるために

 

8つ集めると願いを叶えてくれる秘石を求めて

 

主人公のアルルが

全国各地を大冒険していく

 

そんな始まりになっていました

 

 

ゲームのシステムは

オーソドックスなコマンド選択式のRPGで

 

そこに魔導物語ならではの

独自のシステムをプラスしていくという作品でした

 

 

まず面白かったのが、

「数値が表示されていない」という事でしょうか

 

10のダメージを与えたとか

 

ヒットポイントを10回復したとか

 

10の経験値を得たとか

 

RPGでお馴染みの数値で表示されるのではなく

 

まだまだ元気とか

 

フラフラで倒れそうとか

 

数値ではなく、

その時の状態で表示されていまして

 

ここを予想しながらバトルしていくのは面白かったです。

 

もうちょっとで倒せそうかな?と思えば、

まだまだ倒せなくて

 

まだ大丈夫だよね?と思っていても、

急にやられてしまう

 

こんな面白さがありました。

 

経験値の場合は、

あと何個メモリを貯めればレベルがアップするのか?というのが

常に表示されていますので

そこもRPG初心者にはわかりやすかったのではないでしょうか。

 

数値で表示されている部分で言いますと、

「お金の部分」はちゃんと数値で表示されていますので

 

そこら辺は買い物のシステムを楽しむために

必要だったかなと思います。

 

 

次に面白かったのが、

レベルアップで魔法を覚えていくのではなく

 

全国各地を冒険しながら、

魔法の説明が書かれているプレートを探していくという

システムでしょうか。

 

主人公のアルルは

まだ魔法使い見習いですからね

 

全国各地を冒険しながら、

魔法の説明が書かれているプレートを読むことで、

徐々に魔法というものを理解していく

 

こんな独自のシステムが最高に面白かったです。

 

このシステムがあるおかげで、

ダンジョン探索が苦にならないですからね。

 

イベントとは関係ない、

ハズレの部屋にたどり着くと嫌になるというのが

RPGあるあるですが

 

そんな部分を、

プレートを探すという独自の発想で楽しませてくれたのは、

最高だったと思います。

 

 

その他にも

 

イベントアイテムを集めて

いける範囲をどんどん拡大していく、とか

 

戦闘が始まる前に、敵との掛け合いが始まる、とか

 

王道のRPGとは

少し違った体験をすることができますからね

 

個性的なRPGを遊びたい方には、

是非とも遊んでほしいなと思います。

 

 

物語や世界観、アルルの仕草、全てが可愛らしくて

 

それでいて、RPGとしても万人がちゃんと楽しめて

 

戦闘を一瞬で終わらせる、ぶっ飛んだシステムも体験できる

 

値段が高い理由が理解できた

 

知る人ぞ知る名作RPGなのでした

 

 

 

 

ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ

 

 

2260円

 

 

 

 

魔導物語・はなまる大幼稚園児の感想でもあり レビューでもあり

 

[このゲームに流れる全体的な可愛らしさに 最高に癒される]

 

このゲームの最大のセールスポイントを考えたときに

真っ先に思い浮かんだのが

「最高に可愛い」という事でしょうか。

 

家に入る前に必ずノックして入る、とか

 

本を読む仕草、とか

 

会話、とか

 

敵とのやり取り、とか

 

このゲームに流れている全てが、

最高に可愛らしいです。

 

こう書いてしまうと、

ただ可愛らしいだけの、

低年齢向けのRPGかと思うかもしれませんが。

 

そうではないんですね。

 

RPGとしてちゃんと楽しめて、

それにプラスして、最高に癒されるわけです。

 

 

これってめちゃくちゃ凄いことだと思います。

 

可愛らしい作品に仕上げようとすると、

RPG好きには敬遠されて

 

RPG好きに満足してもらおうとすると、

殺伐としたシリアス系に進んでしまう

 

このバランスがうまく取れている数少ない作品こそが、

今作だったのかもしれません。

 

 

遊んでいる人をとことん癒してあげる

 

これこそが、

今作でしか体験することができない、

最高に凄い所なのでした

 

 

 

[戦闘が1秒で終わる そんなぶっ飛びまくったシステムが凄い そしてヤバい]

 

今作を遊んでいて思った部分で言いますと

「戦闘のテンポが悪い」でしょうか。

 

エンカウント率が

他のRPGと比べると若干高いというのもあるのですが

 

戦闘が始まる前に、

ちょっとした会話劇が始まります。

 

これは

最初の方は楽しいです。

 

アルルの可愛らしさと、

敵のすっとぼけた感じが最高に楽しいです。

 

 

ただ、

二回目ともなると、ちょっと邪魔になってきます。

 

これが、

二回目以降は台詞が変化するとかならば、

もう少し楽しめたのでしょうが。

 

毎回同じやり取りを見せられますからね。

 

後半は、

「早く戦わせて」となります。

 

なので、

序盤の印象としては、

RPGとしてはテンポが悪い作品という感じでした。

 

 

序盤は

 

 

しかし、このゲームに搭載された

とあるシステムが分かったことで、

最高のRPGに進化しました。

 

 

そのシステムとは?

 

 

戦闘が1秒で終わるシステムです。

 

これが、

このゲームの基本システムなのか、裏技なのかは、

説明書を持っていないのでわからないのですが。

 

とある事をすることで、

テンポが悪かった戦闘が1秒で終わるようになりました。

 

 

とある事とは?

 

 

Rボタンを押しながら歩くという事です。

 

Rボタンを押しながら歩くことで、

自分よりもレベルが低い敵との戦闘のみ

カットされます。

 

イメージとしては、

マザー2のシステムに近いでしょうか。

 

ドラゴンクエスト7でも、

999回戦った相手は戦闘を無しにできるというシステムがありましたが。

 

今作の嬉しい所は、

経験値もお金もちゃんとゲットできる所です。

 

戦闘をカットしているから、

経験値もお金も無しにするよ、ではなく。

 

ちゃんと全てを貰うことができる。

 

こんな優しさになっていました。

 

 

ここで思います。

 

でも自分よりレベルの低い敵のみでしょ?と。

 

そうです。

 

自分と同じくらい強い敵や、

自分よりも強い敵との戦闘は今まで通り始まります。

 

ですので、

後半のダンジョンには

あまり通用しないんじゃないの?となります。

 

マザー2で言いますと、

弱い敵との戦闘がカットされるのは、序盤から中盤だけだったと思います。

 

ですので、

後半はそのシステムの恩恵をあまり受けなかったと思います。

 

 

そうではないんです。

 

そうではないからこそ、

最高にぶっ飛んだシステムとして一生残り続けるわけです。

 

 

戦闘が1秒で終わるとどうなるのか?

 

 

まずお金の面ですが、

直ぐにマックスまで貯まります。

 

2個目のダンジョンで

所持金がマックスまでなりましたからね、

異常なまでにお金が貯まるスピードが速かったです。

 

 

お金が異常な速度で貯まるという事は?

 

 

同時に、経験値も異常な速度で貯まっていくわけです。

 

 

なにせ、戦闘をしなくていいわけですからね。

 

ただ左右に移動しているだけで、

あれよあれよという間に、レベルが上がっていきました。

 

レベルがどんどん上がっていくという事は、

次に行くダンジョンの敵も、自分よりも弱い敵になります。

 

こうなったら最後、

ほぼ全てのダンジョンの戦闘を

カットできるようになりました。

 

RPGにつきものの戦闘を、

ほぼ全てカットできる

 

このサクサク感のヤバさたるや、

どんなRPGでも体験することはできませんからね。

 

RPGでありながら、

戦闘をほぼしなくてもいいという、

とんでもない作品が誕生した瞬間でした。

 

 

このシステムを解禁するのかどうか?というのは、

遊ぶ人の判断にゆだねられる所なのでしょうが。

 

エンカウントが辛くなってきたら、解禁するくらいにとどめておけば、

RPGとして最後まで楽しめると思いますので。

 

物語や謎解きを楽しみたい人は、

レベル上げをしまくって、戦闘をガンガン省略して

 

RPGとしての冒険を楽しみたい人は、

レベル上げをしないで、自然な状態で進んでいく

 

こんな二つの遊び方が用意されているのも、

今作の素敵な部分だったのかもしれません。

 

 

ありえないスピードで、レベルが上がりまくっていく

 

こんな衝撃の体験も込みで、

最高に癒されるRPGの誕生なのでした。

 

 

 

魔導物語・はなまる大幼稚園児のまとめ

 

今作の良いところで言いますと、

ちょっとしたアドベンチャー要素を体験できるのも良かったです。

 

イベントアイテムを入手していきながら、

少しずつ行ける範囲を伸ばしていく

 

こんなゼルダの伝説の様な面白さが最高でした。

 

基本的にはRPGなのですが、

そこにちょっとした

謎解き要素もプラスされていましたからね。

 

この要素がプラスされていたからこそ、

だれることなく最後の最後まで楽しめたのかもしれません。

 

 

今はまだ、

プレミアソフトという値段ではありません。

 

ちょっとだけ高いというレベルです。

 

ですので、

今のうちに、キープしておくことをお勧めします。

 

魔導物語シリーズ自体が、

徐々に値段が上がってきている印象ですからね。

 

私も早めに、

他の魔導物語の作品に

手を出していきたいなと思います( `―´)ノ

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

最高に優しい物語と 最高にぶっ飛んだシステムが楽しめるRPG

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