レトロゲームとマンガとももクロと

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超悟空伝・覚醒編 超面白くて 超惜しい ぶっ飛んだアクションRPG

途中までは猛烈に面白かったけど とあることに気づいたら一切負けなくなっちゃった

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[マジュニア編からフリーザ編までを濃厚に楽しめる 凄いアクションRPG]

[ドラゴンボールZ・超悟空伝・覚醒編  バンダイ  スーパーファミコン]

 

1995年発売  

ジャンル  アクションRPG アドベンチャー

参考価格 ソフトのみ  1820円   完品状態3380円

記事のネタバレ度  後半はわりと高め

攻略に必要なプレイ時間  7時間くらい

どんな人におすすめ  アクション要素が強めの作品が好きならば 最高です

 

 

最近は色々なゲームの感想を書いています

 

 

過去の記事も読んでもらえると嬉しいです

 

 

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

retogenofu.hatenablog.com

 

 

今回感想を書きたいなと思ったのが

「超悟空伝・覚醒編」という

スーパーファミコンのアクションRPGです

 


ドラゴンボールZ 超悟空伝 覚醒編 IFストーリー集 (1/7) ピッコロ編 (前半)

 

ドラゴンボールZ・超サイヤ伝説を遊んだ私は、

超悟空伝・突撃編を遊びたくなりました

 

そして、超悟空伝・突撃編を遊んだ私は、

今作の超悟空伝・覚醒編を当たり前のように遊びたくなりました。

 

超悟空伝・突撃編は、

当時リアルタイムで購入しました。

 

ただ、

今作に関して言いますと、

リアルタイムでは購入しませんでした。

 

なぜか?

 

高かったからです。

 

超悟空伝・突撃編は

かなり売れたと思います。

 

ですので、

ゲームショップにもかなり在庫があったと思います。

 

ただ、そうでありながらも、

あまり値段が下がらなかったので、

4000円とかで手を打ちました。

 

しかし、今作に関して言いますと、

在庫があまりなかったのか、

7000円ぐらいからまったく値段が下がりませんでした。

(メタルマックス2もずっと7000円くらいでした)

 

この頃になりますと、

プレステもセガサターンも家にありましたからね。

 

7000円出すのならば、

そこら辺の格安ゲームをたくさん買うという感じでした。

 

 

そんな高嶺の花だった超悟空伝・覚醒編を

20年ぶりくらいにようやく遊び終わりましたので

 

どんな内容になっていて

 

どんな部分が面白かったのか?を書いていきたいと思いますので

 

購入する時の参考にしてみて下さい

 

 

そんな今回の とあることを知らなければ もっと楽しめたと思う

超悟空伝・覚醒編の感想です( `―´)ノ

 

 

 

ドラゴンボールZ・超悟空伝・覚醒編とはどんなレトロゲーム?

 

このドラゴンボールZ・超悟空伝覚醒編ですが

1995年にバンダイから発売された

スーパーファミコン専用のアクションRPGです。

 

 

そんなゲームの目的は

 

ドラゴンボールの、

マジュニア編からフリーザ編までを濃厚に楽しめる

 

最高の物語になっていました

 

 

ゲームのシステムは

前作の超悟空伝・突撃編と同様に

 

物語を進めていくのは、

選択肢を選んでいくアドベンチャータイプで

 

バトルパートは

リアルタイムで進んでいくアクション要素が強めのバトル

 

こんな感じでした。

 

 

前作との違いで言いますと

 

前作はマップ中央にじりじりと進んでいき、

中央に達したら攻撃できるシステムだったが

 

今作は、いつでも好きなタイミングで攻撃できるようになり、

戦略の幅が大幅に広がった

 

それに伴い

先に攻撃する時は、相手にガードをされないことを願い、

相手に攻撃されたら、ガードを選択するというシステムではなくなった

 

今作からは、

エネルギー、パワー、スピード、カウンターという

4種類の攻撃方法から選ぶシステムに代わっており

 

相手が出してきた攻撃方法に合わせて

瞬時に対応していく

後出しじゃんけんの様なシステムに変化した

(こちらから先に攻撃もできるのですが、待った方が100%対応できました)

 

 

前作では、

敵を倒すことで必殺技を習得できたが

 

今作は、

特定の攻撃を沢山使っていくことで、

徐々に解禁されていくシステムに変わった

(エネルギー系ばかり使っていけば、エネルギー系が習得できるみたいな感じ)

 

 

前作は、

原作の物語通りに進めると、

悟空がどんどんパワーアップしていくという感じだったが

 

今作は、

基本的には原作通りに進んでいく

 

ただ、

時々分岐点が出現して

その選択肢によって、物語が変化することもある

(下手をしたら、いきなりエンディングというパターンもあり)

 

前作からの変更点で言いますとこんな感じでしょうかね。

 

 

他のドラゴンボールのゲームとは比べ物にならないくらい、

物語の内容が濃くて

 

このゲームならではのやりこみ要素も沢山あって

 

ミスをしてはいけないという、

最高のハラハラドキドキのバトルも味わえた

 

とあるシステムを知らなければ、

もっと楽しめたと思う

 

沢山の人に遊んでほしい、

名作アクションRPGなのでした

 

 

 

ネタバレしたくない人は こちらからお先にどうぞ

 

 

1820円

 

 

 

超悟空伝・覚醒編の感想でもあり レビューでもあり

 

[マジュニア編からフリーザ編までを濃厚に楽しめるのは最高]

 

今作の最大のセールスポイントを考えたときに

真っ先に思い浮かんだのが

「マジュニア編からフリーザ編までを濃厚に楽しめる」という事でしょうか。

 

今までならば、

「ラディッツ編からフリーザ編までを濃厚に楽しめる」という

書き方だったのでしょうが。

 

今作に関して言えば、

その少し前のマジュニア編から楽しめるというのは、

最高に嬉しかったのではないでしょうか。

 

どうしても、マジュニア編はカットされがちですからね。

 

その部分をみっちり楽しめるのは、

最高のご褒美だったと思います。

 

 

更に嬉しいのが、

今までのどのドラゴンボールゲームよりも、

濃厚な物語を楽しめることでした。

 

今までは、

ベースがRPGでしたので、

どうしても戦闘がメインになっていたと思います。

 

戦闘をメインに楽しみ、

物語は簡略化されている

 

こんな感じでした。

 

 

しかし、今作に関して言えば、

「物語を楽しむこと」がメインになっていますので。

 

今までのドラゴンボールゲームとは比べ物にならないくらい、

濃厚な物語を楽しむことができました。

 

こんなシーンあったよね、とか

 

こんなシーンあったっけ、とか

 

新鮮に物語を楽しむことができましたからね。

 

物語を楽しみたい方には、

今作が最高におすすめだったのではないでしょうか。

 

 

 

[セーブ回数を犠牲にして 戦闘能力を上げる そんなハチャメチャ]

 

今作の最高に尖った部分で言いますと、

セーブ回数が有限という事でしょうか。

 

前作も、

ある程度物語が進んだらセーブできるというシステムで

 

物語の後半で負けると

その物語の初めからやり直しになるという

なかなかにスパルタなシステムだったのですが。

 

今作もそんな感じで進んでいきます。

 

 

ただ一つ違ったのが、

「セーブをしない代わりに、戦闘能力を上げられる」という

とても変わったシステムが搭載されている所でした。

 

 

シェンロンが現れまして

 

セーブをするか

 

戦闘力を上げるか

 

体力を上げるか

 

を選ばされます。

 

これが、

セーブの画面で、

戦闘力を上げるか、体力を上げるかを

毎回選ばされるのであれば理解できます。

 

ここまでがんばったご褒美に、

戦闘能力を上げてあげるよ、という優しさです。

 

 

そうではなく

 

ここでセーブをして、安全に進めてもいいし

 

戦闘で負けたらだいぶ戻されるけど

それと引き換えに能力を上げてもいい

 

こんな究極の3択を

自分自身の判断で進めていかなければならないわけです。

 

簡単に説明するのならば

セーブをドーピングアイテムの代わりに使うという事ですからね。

 

まあ凄い発想力でした。

 

 

このシステムの何が面白いのか?

 

 

初心者にも上級者にも楽しめる所です。

 

初心者はセーブをしながら地道に進んでいき

 

上級者は、セーブ回数を少なくして、

最強の戦士を作り上げていく

 

こんな二つの面白さがあったわけです。

 

どんな強敵が待ち受けているのか分かりませんからね。

 

セーブしようかな?

 

でも戦闘能力も上げたいよな?と悩んでいくのが

 

今作の

物凄く尖っていて、

物凄くやりこみ要素をくすぐられる部分なのでした。

 

 

 

 

[とあるシステムに気づいたときに このゲームの面白さが劇的に変化する]

 

ここからは、少しネタバレが入ります

 

ネタバレと言いますか、

ゲームバランスを大幅に変化させるシステムの紹介になっていきますので。

 

新鮮な気持ちで遊びたいという方は、

読まないほうがいいのかな?と思います。

 

それでもいいよという方は、

このまま読んでみてください。

 

 

今作の最初の印象としましては、

かなり難しいゲームという印象でした。

 

と言いますのも、

前作とは大幅にバトルのシステムが変更されていまして。

 

前作の、

「相手が光った瞬間に攻撃することで、ほぼ完封できる」というのが

できなくなっていました。

 

 

今作のバトルシステムは

 

この攻撃方法には、この攻撃方法で対処する

 

あの攻撃方法には、あの攻撃方法で対処する

 

こんな、

後出しじゃんけんの様なシステムになっていまして。

 

自分の反射神経を試す

ハラハラドキドキのバトルになっていました。

 

相手が体当たりを選んで来たら、エネルギー弾を撃つ、とか

 

相手が超能力を選んで来たら、投げを選ぶ、とか

 

その場の状況に応じて瞬時に判断していく

格闘ゲームのような面白さがあったと思います。

 

パッと攻撃方法が表示されて

 

瞬時に頭で理解して

 

その攻撃に対抗できるボタンを瞬時に押していく

 

この一連の動作を

完ぺきにこなした時のあの快感は

 

どのゲームでも味わえない、

最高の幸福感がありました。

 

なので、

かなり難しいゲームなのだけど、

同時に最高に面白いゲームでもあったわけです。

 

 

ただ、一つ気になっていた部分がありました。

 

それは、

相手が使用してくる「必殺技」で。

 

それを選ばれてしまうと、

どうやってもダメージを喰らってしまいました。

 

他の攻撃には対処方法があるけど

 

必殺技にだけは、どうやっても対処できない

 

こんな、かなり強烈な一撃だったわけです。

 

 

そもそも疑問だったのが、

「かめはめ波」や「魔閃光」など、

自分の必殺技を選ぶ項目が無かったんですね。

 

「後になって覚えるのかな?」とも思っていたのですが。

 

かめはめ波は前作から使えたわけですからね。

 

「どうやって使用するのかな?」と疑問に思っていました。

 

 

後出しじゃんけんのシステムですので、

パニックにならなければ、ほぼ100%ダメージを喰らいません。

 

ですので、

防御不可能な必殺技を

時折発動するのかなと思っていたわけです。

 

やるかやられるかの

ハラハラドキドキのバトルを演出するために

 

ごくたまに強烈な一撃を発動してくる

 

こんな作品だと理解して進めてきました。

 

だからこそ、

セーブをこまめにする必要があったのかなと思っていました。

 

 

というのが、

ゲームの中盤までの印象でした。

 

 

そんな印象が

がらりと変わったのが、

ベジータ編のとある戦闘からでした。

 

 

今までは、

何度もやり直しながら物語を進めていきました。

 

めちゃくちゃ難しいゲームだなという感じで。

 

めちゃくちゃ難しいゲームだけど、

何度もやり直せば、何とかクリアできる

 

こんな絶妙なラインでした。

 

 

そんな時に、

「ナッパ」が登場しまして、

もうめちゃくちゃに負けました。

 

いい所まではいけるのですが、

どうしても勝つことができませんでした。

 

ナッパという存在は、

どのゲームでもかなり強めに設定されているのですが。

 

そんな中でも特に強かったですからね。

 

「やっぱりナッパって強いな」と、恐怖しました。

 

 

そんな時に、

「ちょっとセーブしすぎたかな」と不安になりました。

 

ほぼ毎回セーブして進んできましたからね。

 

この何回かのセーブを我慢して、体力を上げておけば、

「もしかしたら勝てたのかな?」と何度も思いました。

 

と言いますのも、

必殺技さえ喰らわなければ、ほぼ無傷でいけます。

 

更に、

1回食らっただけは負けません。

 

2回食らってもまだ負けません。

 

3回食らうと負けます。

 

つまり、

3回必殺技に耐えるだけの体力があったとしたら、

勝てる確率がぐっと上がるのかなと思っていました。

 

なので、

「セーブをしないで体力を上げておけば良かったかな」と

この時に後悔したわけです。

 

もう何回も負けましたからね

 

ここまで負け続けますと、

「なにか自分の知らないシステムがあるのでは?」とも思いました。

 

前作も、

LR同時押しを知らなければ

ゲームを進めることすら不可能でしたからね。

 

ですので、

「カセットのみしか買わないプレイヤーを懲らしめるため」の、

何かしらのシステムが搭載されているのでは?と思ったわけです。

 

 

じゃあってことで、

試しにボタンを2個同時に押してみたんです。

 

なぜこう思ったのかは私にもわからないのですが。

 

前作はLR同時押しだったから、

今作でもそうなのかなと思っただけです。

 

 

するとどうなったのか?

 

 

悟飯の必殺技の、魔閃光が出たんです。

 

 

あのどうやっても防ぐことができなかった必殺技を

自分でも発動することができた。

 

 

まあビックリしました。

 

 

そして、この必殺技の破壊力たるや、

ありえないレベルの破壊力になっていました。

 

今までは、

十数回攻撃しても倒せなかったナッパが。

 

魔閃光3発くらいで倒せましたからね。

 

 

まあ凄かったです。

 

 

更に凄いのが

 

今までは、

「この攻撃には、あの攻撃」という対処法だったのに。

 

「必殺技と、必殺技をかき消す攻撃方法」以外には、

全て魔閃光で対抗できるというのが、

とてつもない衝撃だったわけです。

 

簡単に説明すれば、

グーとチョキとパーに勝てる、こんなヤバさでしたからね。

 

この瞬間から、

ハラハラドキドキのバトルというのは

きれいさっぱりなくなっていきました。

 

 

正直言いまして、

このナッパ戦からは、

もはやRPGでもなんでもなくなりました。

 

だって100%負けないんですから。

 

ラスボスである

フリーザにすら一度も負けませんでしたからね。

 

物語を全く進められないという

ストレスから解放されると共に

 

RPGとしての面白さが、

ほぼなくなった瞬間でもありました。

 

 

おそらくですが、

必殺技を知らなくてもエンディングまでいけたと思います。

 

セーブの回数を我慢して、

戦闘能力をコツコツ上げていけば、何とかクリアできたと思います。

 

だからこそ、

ゲーム内で使用方法を教えなかったのだと思います。

 

 

やれるもんならやってみろ

 

そんなガチの難易度で遊んでみたかったなと、

今になって思うのでした。

 

 

知らなければ、

もう2・3日はクリアできなかったとも思うし

 

その難易度でクリアしたほうが、

もう何倍も感動できたとも思う

 

知ると知らないとで、

ゲームの面白さが劇的に変化する

物凄く特殊な作品なのでした。

 

 

 

超悟空伝・覚醒編のまとめ

 

この作品を最後に遊んだのは、

20年以上前だったと思うのですが。

 

すっかり操作方法を忘れていましたからね。

 

その点では

新鮮に遊べてよかったと思います。

 

 

最後にちょっとだけ不満点を書きます。

 

前作をクリアした時に、

今作で使用できるパスワードが表示されました。

 

ドラゴンクエスト2並みの長さになっていまして、

打ち込むのは結構大変だなと思っていたのですが。

 

エンディングまで遊んだご褒美ですからね。

 

ラッキーという感じでした。

 

 

そんなパスワードを打ち込もうと思ったのですが

 

結果で言いますと、

30分粘っても打ち込むことはできませんでした、

 

 

なぜか?

 

 

まず困ったのが、

間違ったパスワードを打ち込むと、

問答無用で全て消されます。

 

ですので、

どの文字が間違っているのか?を確認できませんでした。

 

別に消さなくても良かったと思うんですけどね。

 

ここら辺は、

レトロゲームならではの苦しさだったと思います。

 

 

次に困ったのが、

ひらがなとカタカナの区別がつかない所でした。

 

べとベ ぺとペの区別が判別できませんでして、

この部分に挫折して、

「もういいや(;´・ω・)」となりました。

 

普通のゲームならば、

すべてひらがなにすると思うのですが、

なぜかひらがなとカタカナがまざって表示されていましたからね。

 

正式なパスワードを打ち込む方が、

ラスボスを倒すよりも何倍も激ムズだったのかもしれません。

 

なんでも、

パスワードを打ち込むことで、

初期能力が高くなるそうで

 

もしパスワードに成功していたら、

結構いい所までガチで進めたと思いますので

 

そこら辺も惜しかったなと思う部分でした。

 

 

マジュニア編からフリーザ編までを濃厚に楽しめて

 

ハラハラドキドキのバトルを楽しめて

 

今作ならではのやりこみ要素も多数用意されている

 

ドラゴンボールを知らない人にも

 

ドラゴンボールを大好きな人にも遊んでほしい

 

最高のアクションRPGなのでした

 

 

今日も

レトロゲームとマンガとももクロと

をお読みくださりありがとうございました

 

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それこそが、今急いで1820円で買う理由です

 

 

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