レトロゲームとマンガとももクロと

レトロゲームとマンガとももクロと

神様から優先的に原稿をもらう方法

ベレー帽をかぶったマンガの神様

f:id:retogenofu:20140905161608j:plain

皆さんは、手塚治虫さんのマンガはお読みになりますか···。

 

最近の子供はもう手塚治虫さんのマンガを読んだ事の無い人が多いそうですね。

ただ、マンガは読んだ事が無いけど、アニメでは見たことがあるって人はたくさん居るそうです。確かにCMにも鉄腕アトムは出てきますからね(^^)

 

そんな、今でも世代を超えて大人気の、マンガの神様手塚治虫ですが、マンガの編集者達にとっては、原稿の締め切りを守らない人で有名だったそうです。編集者の間では手塚遅虫や雲隠れ才蔵と呼ばれていたそうです。

 

ピークになると4·5人の編集者がマンガの原稿を何時間も待っていたとか···。

部屋の前で10時間以上待ってる人も普通だったとか。

編集者の人も、手塚先生のマンガが自分の雑誌に載らないと大変な事になりますからね。みんな他の雑誌よりも、早く原稿を受けとる為に必死だったそうです。

 

そして編集者の長年の経験で分かった事が···。

それは、手塚先生は、うるさく原稿を催促すると優先的に貰える!!です。

「このままだったらうちの雑誌は潰れてしまいます」とか感情に訴えるのでは無く、「早くしろ!!」とか「早く書け!!」言った方が優先的に書いてくれたそうです。

 

しかし、新人の編集者はマンガの神様にそんな事はけっして言えないので、必然的に、付き合いの長い編集者に先を越されてしまうんですね。しかし何年か経つとその編集者も早くしろ!!と言える様になると···。

 

わたし達にとっては偉大な手塚治虫先生でも、編集者にとってはなんでも言える身近な存在だったのかも知れませんね···。

 

いつかあのベレー帽をわたしも買おう(^O^)