水溜まりを見て毎回泣く
過去の記事で、[NHKの人形劇が猛烈に怖かった]という話をしました。
NHKの人形劇の猛烈に怖かった回 完全版 - レトロゲームとマンガとももクロと
そんなNHKの人形劇の中で、
過去の記事[牛方とやまんば]に次ぐ
怖い話があったんです。
牛方とやまんばの記事を書いていた時に、
なにかこう、もやもやした感じがしてたんです。
「確か、もうひとつ猛烈に怖い話が有ったような?」
「その話のせいで、水溜まりを見ては毎回泣いていた様な?」
「どんな話だったけなぁ~」なんて感じでした···。
絶対にもうひとつ猛烈に怖かった話があったはずなんです。
いかんせん
[タイトルも思い出せない]
[ストーリーも思い出せない]
[覚えているのは水溜まりというキーワードだけ]
そんな絶望的な状況でしたが、
試しに同じ幼稚園に通っていた友達にメールをしてみました。
「人形劇で水溜まりが出てくる怖い話ってなんだっけ?」と、
するとこんな返信が返ってきました
「それは確か、パンを踏んだ娘だよ」と、しかし続きのメールが、
「でも、あの話って別に怖く無かったはずだけどなぁ~」なんて。
早速YouTubeで検索してみると、ちゃんとあったんです。
もうワクワクしながら見ました。
あっという間の15分間でしたね。
ストーリーは簡単にいうと、こんな感じです。
貧しい家庭出身の性格のめちゃくちゃ悪い主人公が、
お金持ちの家に養女となって行きます。
そんなある日、貧しい本当の両親にパンを届けるように頼まれます。
しかし、めちゃくちゃ性格の悪い主人公ですから、
もう適当にそこら辺をぶらぶらして、結局パンを届ける事はありません。
そんな帰り道で、大きな水溜まりに道をはばまれます。
「水溜まりに入るとせっかくの綺麗な靴が汚れるなぁ」
「そうだ!このパンを置いて踏んで行けばいいんだ♪」
そして水溜まりにパンを置いて踏んだ瞬間に、
[真っ暗闇の、泥の地獄に落ちて行く···]という終わりです。
え!めちゃくちゃ怖いですよね!!
「どこの、本当にあった怖い話ですか」っていう位の怖さです。
しかし友達のメールには
「あれって、怖い話だったけなぁ?」です。
それにはちゃんとした理由がありました···。
実はこの[パンを踏んだ娘]は全部で[2話構成]だったんです。
つまり最初の話は、まだ途中の段階だったんです。
後編の話で、主人公がちゃんと自分の罪を認めて綺麗に終わるので、
後編まで見ると、ちゃんとした意味のある[おとぎ話]で、
前編しか見ないと、後味の悪い[ホラー映画]と成ります。
(ひぐらしのなく頃にと逆ですね、ひぐらしは簡単に説明すると、最初は美味しいお弁当を食べるお話で、後編は針の入ったおはぎを食べるお話なので、前編だけ見るとほのぼの系、後編まで見るともう眠れない···です。)
NHKの人形劇を見ていた時は幼稚園児でしたから、
記憶がこんがらがって、後編の存在を勝手に消していたんでしょうね。
なので、毎回水溜まりを見ては
「絶対に地獄に通じてる」なんて思っていたんでしょうね。
ただ今見直しても、やっぱり怖かったですね。
[主人公の性格が悪い物語]なんて普通じゃあり得ないですからね。
そんな私のトラウマに成った[パンを踏んだ娘]はいかがですか(^O^)
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