レトロゲームとマンガとももクロと

レトロゲームとマンガとももクロと

こち亀のカタ屋の話で不条理なポイントシステムを学ぶ 完全版

今も昔もポイントはこつぜんと消えちゃいます

 

f:id:retogenofu:20150225154148g:plain

今でもジャンプで好評連載中のこち亀ですが、

なんと連載38年目だそうで、

コミックスも191巻まで発売しています。

 

わたしも全巻は持っていませんが、

120冊位は飛び飛びで集めて持っています。

映画の時は香取しんごさんが、実写で両さんを演じていましたね。

 

そんなこち亀で、

わたしが好きなシリーズは両さんの子どもの頃の話です。

昭和の古き良き時代のストーリーです。

そんな子どもの頃のシリーズの中でも、

特に好きな話がカタ屋の話です。

 

カタ屋と言うのは、

ヒーローやアニメキャラが掘ってある

色々なキャラクターの型や、

その型にはめる、

材料の粘土を売っている店で、

材料の粘土をその型に力を込めてはめると、

エイトマン

月光仮面のキレイな粘土が出来上がるそうです。

 

その子供には魅力的なカタ屋さんですが、

一年に一度位の割合で学校の近くに露店商として現れるんです。

 

そのカタ屋には面白いシステムがあります。

自分が作った力作の粘土に

ポイントをつけてポイント券と交換して貰えます。

「君のエイトマンは1000点だね」とか、

「おお!凄い、君の月光仮面は3000点」とか、

自分の粘土が立派な作品として評価されて行くんです

そして、

そのポイントでなにをするかというと、

貯めたポイントで

更に大きな型と交換してもらうと言うシステムです。

 

するとどうなるかと言うと、

子ども達は一番高いポイントで交換できる型にしか、

興味をしめさなくなるようで、

たくさんのポイントを貯めようとそのお店で、

粘土や絵の具をたくさん買って作品作りに頑張るそうです。

粘土がカラフルだとポイントが高めに付く傾向だったそうです。

 

そして一週間毎日そのお店に通いつめ

「明日でやっとポイントが貯まるぞ♪」

「遂に念願の、ポイントが最大の型と交換出来るんだぁ」

とお店に向かうと·····お店は綺麗さっぱり消えていたそうです!!

そして、

あぁ騙されたんだなぁと

大量の紙くずに成ったポイント券を握りしめて思うそうです。

 

普通はそんなので、騙されないでしょ!!

と思うかも知れませんが、

わたしは三度程経験が(-.-)

 

騙されたと言うより、

自分が悪いんですが、

スタンプカードで三回程、期限切れをやっちゃいました。

昔はポイントカードよりもスタンプカードが主流でしたからね。

 

大抵のポイントカードは買い物をするだけで、

ポイント使用期限を更新してくれます。

しかしスタンプカードという物は、

スタンプカード自体に使用期限がついていたんですよね。

 

だから、

その期間中にスタンプを貯めないといけないのが多かったので、

スタンプカードを失効してしまう人が周りにもたくさん居ました。

 

そして、

わたしも子どもの頃の両さんみたいに、

スタンプを満タン迄貯めようとして頑張っていたら、

気づいた時には三回ゲームオーバーしちゃったと(;_;)

 

その後で、

こち亀のカタ屋の話を読んで、

あぁこの話を前もって読んでいたら、

きっと失敗しなかったんだろうなと思ったのでした(^^)

 

ポイントカードの時代に変わり、

ポイントを失効する事も無くなりました。

きっと人はポイントを貯めたくなる性質なのかも知れませんね(^O^)

 

 

スターやコメント、ブックマークを付けて貰えると

やる気に繋がります、どうぞお気楽に(^^)