この時期になると思い出す甘い記憶
皆さんは
ハチミツの思い出ってありますでしょうか？
「ハチミツって単純に美味しいよね!!」とか
「ハチミツレモンのジュースってまだ売ってるの？」とか
「野球部のマネジャーといえばレモンのハチミツ漬けだよね?」とか
そんな真夏の爽やかなイメージでしょうか。
ちなみに
私のハチミツの思い出は
汚いぼろぼろの冷蔵庫から
ピカピカのハチミツが出てくる強烈な思い出しかありません····。
その昔私の友人が
「他の友達(女性)の家の引っ越しの掃除を手伝って」と言ってきました。
「手伝ってくれたら好きなマンガをあげるから」というお誘いでした。
その友達とは
一緒に遊んだことが数回ある位の仲で
家に行った事はありませんでした。
なんでも
その友達の家は
結構なゴミ屋敷だそうで、
業者に頼む程では無いけども
自分一人では絶対に掃除をできない位の汚なさなんだとか。
友人だけでは掃除が間に合わないから
是非手伝って欲しいという事でした。
「じゃあご飯も奢ってね」という密約で手伝うことにしました(^^)
早速
その友達の家に行って驚きましたね!!
床一面を覆い尽くす位の
洋服
バック
チラシ
ダイレクトメールの山々で、
「テレビのゴミ屋敷の世界がここには合った···」そんな印象でした。
なにが怖いって
ゴミを袋に入れる時の緊張感で、
あの時ほど
「お願いだから生き物系は勘弁して」という思いが強かった事はありません。
寒い季節が幸いしてか
(まさに今のこの時期)
奇跡的に生き物系は
出てくる事は無く
なんとか掃除を終える事が出来ました····。
しかし
最後の問題が起きました
半年ほど開けてない冷蔵庫がありまして、
この際だから
中身を捨てて綺麗にしようという事です。
この時は
本当に部屋から逃げ出したかったですね。
そして
冷蔵庫を開けてみると·····
意外と平気で!?
腐ってる系の食材は一切ありませんでした。
そこには
1年前のビールと
１年前のアルコール類が何本かと
２年前のほぼ満タン状態のハチミツのボトルだけでした。
なんでも
「ハチミツは体に良いから」という理由で買ったは良いけど
途中で飽きてしまい
そのまま２年間放置していたという訳ですね。
そこで分かったのが
[ハチミツには賞味期限が書いていない!!]という事です。
製造年月日はちゃんと記載されています。
しかし賞味期限は記載されていないんですよね···。
さすがに２年前のハチミツですから
「捨てようか···」という話にもなったのですが、
どうやらハチミツの匂いを嗅いでも
別に変な訳ではありません。
むしろ美味しそうな香りがただよっています。
ならって事で
ハチミツを一口舐めてビックリ
「とっても美味しい♪」
ハチミツの味がぎゅっと濃くなっている感じで、
みんなで「ハチミツって凄い」と盛り上がったのでした。
ハチミツというのは
抗菌作用がもの凄く優秀なそうで、
昔はミイラを作る時にハチミツを塗って、
防腐剤の代わりに利用していた位の抗菌力なんだとか。
なので真夏の暑い日でも
レモンのハチミツ漬けは腐らないという訳ですね(^^)
高級なハチミツは
常温でも3～4年は平気で持つそうで
冷蔵庫や冷凍庫に入れておくとさらに腐らないそうです···。
毎回ハチミツを見るたびに
あの時のぼろぼろの冷蔵庫から出てくる
黄金に輝くピカピカのハチミツを思い出します(^O^)
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