レトロゲームとマンガとももクロと

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小説版ウィザードリィの感想 こんな世界に生まれたい!!

読みすぎて表紙がぼろぼろ

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retogenofu.hatenablog.com

 

 

昔から

良く言われている言葉で

こんな言葉があります

「こんな世界に生まれたい!!」です。

 

小説でいうと

歴史物の小説を読んで

「こんな世界に生まれたい!!」

中世ヨーロッパの騎士道精神の小説を読んで

「こんな世界に生まれたい!!」

最近のゲームでは

モンスターハンターに熱中して

「こんな世界に生まれたい!!」

「狩りだけをして生きていきたい!!」なんて思うのでした。

つまり

どんな時代でも

「こんな世界に生まれたい!!」という言葉は、

共通なのではないでしょうか。

そんな事を

強烈に思った小説が今回の

[ウィザードリィ·狂王の試練場 大出光貴]です。

 

 

私がこの本に出会ったきっかけは

ウィザードリィというゲームが

どんなゲームなのかも

[いまいち分からない状態]での出会いでした。

 

なにげなく

小説のタイトルを見て

ウィザードリィって、昔のファミコンのゲームだよなぁ···」

「値段も安いし、お試しで読んで見ようかな···」そんな、

全く期待せずに購入した出会いでしたね···。

 

 

この

小説版ウィザードリィのストーリーは

どんなパーティーにも属せない

強烈過ぎる

個性的な六人のキャラクター達が、

それぞれの魅力に引かれあい、

ウィザードリィという世界で

唯一無二の最強のパーティーに成っていく過程を描いた、

胸が熱くなるファンタジー小説です。

(映画でいうとロードオブザリング、ゲームでいうとドラゴンクエスト4みたいな展開でしょうか。上記の作品が好きなら是非お読み下さい。)

 

この

ウィザードリィを読んで思う事は

「こんな世界に生まれたい!!」でした。

力の無いものは

ダンジョンの浅い階で

健康的に生活費を稼いで一生を暮らす。

力の有るものは

ダンジョンの深い階で

巨万の富を求めて命懸けでさまよう。

「こんな世界に生まれたい!!」そんな感想でした。

(大人になって、実際に社会に飛び出してみると、まんまウィザードリィの様な世界だと分かって、現実の世界も面白いなと思いました♪)

 

この小説の面白い所は

自分があたかも地下のダンジョンを

冒険しているような感覚に教われる事ですね。

「このページをめくると、いったいどんな展開なのか!!」

「このページをめくると、どんなモンスターが出てくるのか!!」と、

ページをめくるのが

止まらなくなってしまうほどの没入感でした。

そして

一時間程度であっという間に読み終わってしまい、

「こんなに面白いウィザードリィのゲームがやりたい♪」と成ったのでした。

(比較的ライトな感覚で読めるので、時間が無い人にもおすすめです(^^))

 

おそらく

このウィザードリィの小説を読まなければ

今の私とは

全く違う人間に成っていたかもしれません。

それくらい

今でも大事にしている大好きな小説なのでした。

 

ロードオブザリング的でもあり

ドラゴンクエスト4的でもある

そんな胸が熱くなる小説でした(^O^)

 

 

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