読みすぎて表紙がぼろぼろ
昔から
良く言われている言葉で
こんな言葉があります
「こんな世界に生まれたい!!」です。
小説でいうと
歴史物の小説を読んで
「こんな世界に生まれたい!!」
中世ヨーロッパの騎士道精神の小説を読んで
「こんな世界に生まれたい!!」
最近のゲームでは
モンスターハンターに熱中して
「こんな世界に生まれたい!!」
「狩りだけをして生きていきたい!!」なんて思うのでした。
つまり
どんな時代でも
「こんな世界に生まれたい!!」という言葉は、
共通なのではないでしょうか。
そんな事を
強烈に思った小説が今回の
[ウィザードリィ·狂王の試練場 大出光貴]です。
私がこの本に出会ったきっかけは
ウィザードリィというゲームが
どんなゲームなのかも
[いまいち分からない状態]での出会いでした。
なにげなく
小説のタイトルを見て
「ウィザードリィって、昔のファミコンのゲームだよなぁ···」
「値段も安いし、お試しで読んで見ようかな···」そんな、
全く期待せずに購入した出会いでしたね···。
この
小説版ウィザードリィのストーリーは
どんなパーティーにも属せない
強烈過ぎる
個性的な六人のキャラクター達が、
それぞれの魅力に引かれあい、
ウィザードリィという世界で
唯一無二の最強のパーティーに成っていく過程を描いた、
胸が熱くなるファンタジー小説です。
(映画でいうとロードオブザリング、ゲームでいうとドラゴンクエスト4みたいな展開でしょうか。上記の作品が好きなら是非お読み下さい。)
この
ウィザードリィを読んで思う事は
「こんな世界に生まれたい!!」でした。
力の無いものは
ダンジョンの浅い階で
健康的に生活費を稼いで一生を暮らす。
力の有るものは
ダンジョンの深い階で
巨万の富を求めて命懸けでさまよう。
「こんな世界に生まれたい!!」そんな感想でした。
(大人になって、実際に社会に飛び出してみると、まんまウィザードリィの様な世界だと分かって、現実の世界も面白いなと思いました♪)
この小説の面白い所は
自分があたかも地下のダンジョンを
冒険しているような感覚に教われる事ですね。
「このページをめくると、いったいどんな展開なのか!!」
「このページをめくると、どんなモンスターが出てくるのか!!」と、
ページをめくるのが
止まらなくなってしまうほどの没入感でした。
そして
一時間程度であっという間に読み終わってしまい、
「こんなに面白いウィザードリィのゲームがやりたい♪」と成ったのでした。
(比較的ライトな感覚で読めるので、時間が無い人にもおすすめです(^^))
おそらく
このウィザードリィの小説を読まなければ
今の私とは
全く違う人間に成っていたかもしれません。
それくらい
今でも大事にしている大好きな小説なのでした。
ロードオブザリング的でもあり
ドラゴンクエスト4的でもある
そんな胸が熱くなる小説でした(^O^)
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