レトロゲームとマンガとももクロと

レトロゲームとマンガとももクロと

なぜテニスのボールを交換するのか? 直ぐにぼろぼろになるから

生まれて初めてテニスを最後まで見た

‘過去の記事の修正版です’

f:id:retogenofu:20150416173612j:plain

 

先日ずっと

テニスのATPツアーファイナルズを見てまして、

テニスのルールも、

ほぼ分からなかった状態だったのですが、

気づいたらあっというまの2時間でしたね。

(無事錦織選手も勝ちまして、その後はぐっすり眠れました。)

 

そんな中

特に気になったのが、

サーブの時のテニスボールの扱いでした。

ボールボーイ

(女の子も居ました)から

テニスボールを貰うのですが、

4つ位貰ったボールの内、

使うのは1個だけで

(それはポケットに入れる)

また替わりのボールを貰ってようやくそれでサーブを打っていました。

 

その時に思ったのでした、

「一体この行為は、なんなのだろう?」と。

もうとにかく

テニスボールを交換しまくりでしたからね。

4つ貰っては「後ろにポーン」

3つ貰っては「後ろにポーン」ですからね。

「ボールを交換するのになんの違いがあるのだろう?」と···。

 

そこで調べてみると、

ボールを交換する

ちゃんとした理由がありました。

 

なんでも

ボールの交換の理由は

「ボールの空気圧」にあるそうです。

テニスのサーブは

「テニスボールが高く弾む程」有利だそうで、

(反発力が強い程早いサーブを打てるそうです。)

 

試合で

互いに強くテニスボールを打ち合っていると、

自然と

テニスボールの中のガスが抜けてしまうそうです。

(ボールにはパンパンにガスが入っています。)

テニスボールの

ガスが抜けてしまうと、

ここ一番の大事なサーブの時に、

思った所に打てなくなるそうですね···。

 

そして

テニスボールの

ぽやぽやした毛も重要なそうで、

このボールの毛が

激しい打ち合いによって

すり減るってしまうため、

サーブの精度がかなり狂ってしまうそうです。

 

真剣勝負の世界ですからね、

「ちょっとでも早く、ちょっとでも正確に!!」といった感じです。

だからあんなにも、

ボールを慎重に選んでいたんです。

(新品のボールを1試合で50~80個使うそうです。)

 

今回の対戦で、

相手のフェレール選手が、

イライラで自分のラケットを折るシーンがありましたが、

「本当にこの試合勝ちたいんだなぁ」と思った熱いシーンでしたね。

(自分のラケットを折る事によって、会場の流れを変える為だそうです。)

 

松岡修造さんのいう、

「超スーパーゾーン」を一緒に体験できた、

そんな素晴らしい二時間でした(^O^)