レトロゲームとマンガとももクロと

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ドンドラキュラの感想 神様が描いた数少ないギャグ漫画

キムタクでいうスマスマみたいな存在?

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最近は

キムタクさん主演のドラマを

毎週楽しみに見ていまして

本当にキムタクさんってすごいなと思いますね。

 

シリアスもいける

ラブストーリーもいける

サスペンスドラマも最高…そんな

キムタクマジックに今回も絶賛かかっています(*’▽’)

 

そんな時に思いました

「キムタクってコメディードラマに出演していたのだろうか?」と。

そこで思ったのが

スマスマだったんですよね。

スマスマのコントこそが

キムタク主演のコメディードラマだったのだと納得しましたね。

 

そんなイメージで

ふと思い出した

今回のドンドラキュラの話です。

 

 

ドンドラキュラというのは

現代社会に生きる

ドラキュラ伯爵の姿をコミカルに描くストーリーで、

今までの

手塚治虫作品に比べると

異色の漫画だったと思います。

 

なにせ

今までの手塚治虫作品は

人間の心のディープな部分を

これでもか!とえぐってくれる作品が多く、

どちらかというと

手塚治虫作品というのは、

コミカルとは無縁な作品が多かったと思います。

 

しかし

今回のドンドラキュラはどうでしょう!!

最初から最後まで

ほとんどがギャグマンガです。

(ちなみに景気が良いとフランケンシュタインが、景気が悪いとドラキュラが、流行るそうです。すさんだ世の中に、ドラキュラの様な伯爵が出てきて欲しいという願望が、具現化したのがドラキュラブームなんだそうです。)

 

 

ドンドラキュラを

読み始めて思っていたんです

「どうせ、途中でダークな雰囲気になるんだろうな…」

「絶対に最後はどんよりさせてくれるんだろうな…」なんて、

するとどうでしょうか、

最後までしっかり読んでも

全編を通して純粋なギャグ漫画でした。

 

そんな時に

改めて思ったのです。

「神様の純粋なギャグ漫画は初めて読んだかも…」と。

 

確かに

ブラックジャックにも

コミカルな話は多かったと思います。

 

しかし

全編がコミカルな漫画となると

このドンドラキュラが初めてだったのかもしれませんね。

「手塚治虫作品って難しそう」や

「手塚治虫作品って暗い作品が多そう」なんて人には、

ドンドラキュラが入門編としては最適なのではないでしょうか。

(ステテコパンツを履いて、大事な武器である自慢の牙も虫歯でボロボロ、そんな過去の栄光にすがるドラキュラ伯爵の姿こそが、現代版のドラキュラという訳ですね。)

 

 

キムタクでいうと

スマスマの様なイメージのギャップが面白い

ドンドラキュラはいかがでしょうか(^o^)